【Go! Go! HAWKS 2022-3】vsバファローズ25回戦

アイキャッチ画像:関西鷹狂会が掲げる「争覇期する時までまで行けよ男達」の横断幕。この日「ホンマに争覇期することできるんかえ?」といささか不安になってきた…(筆者撮影)>


◤ ホークス VS バファローズ 25回戦 

泣いても笑っても、今季の対バファローズ最終戦である。1戦目、2戦目連敗で迎えた第3戦。最悪でも引き分けで終わっておきたいのだが…。

この年になると、3連戦全部行くのはきつい。2戦目は自宅観戦していたのだが、頼みの千賀が1イングだけヘンテコな投球内容で、いつも簡単に先制される。結局これが決勝点。我が軍は情けないことに1戦目に続いて完封負けを喫したのである。それにしても千賀は、かならず「魔が差した」ようなイニングを一つ作ってチームの士気を下げてしまう。小生は以前から千賀がエースと呼ばれるのを腹立たしく思っている。エースなら、こういう大事な局面であんなイニングを作ってはいけないのだ。これでは「メジャー行きに気もそぞろ」と言われても仕方ない。しかしメジャー球団各位、この男の何がええんですか?

気を取り直し、夕刻からは電車も止まるというのに、屋根付き大阪球場へと。

JR天王寺駅には「最終電車」の案内。3時間以内で終わってほしいところ。もっとも、小生は地下鉄~近鉄のルートでも帰れるんだが、近鉄もさっさと運転切り上げやし…。サクッと勝ってササっと終わろう!頼むわな

一昨日より若干外野寄り。その分かな、ネットに邪魔されるストレスも少し緩和されたような、変わらないような…。

試合前の三塁側。割とみんなリラックスしてるな…。連敗したからと言ってカリカリしてないのがいい。と、試合前はよかったんだが、終わってみれば、あちゃちゃ~である。

第25回戦(H/10勝15敗0分)

勝:本田(2勝3敗2S) 負:レイ(5勝6敗0S) 本塁打:【B】吉田正19号2ラン(1回・東浜)
観衆:24,889人

我が方先発は東浜。ライオンズ相手にノーヒットノーランやったのが去年のことのように思えてしまうほど、思ったように勝ち星を伸ばせていない。印象としてはオリ戦はあまり得意カードではないわな。

結局、3回のマウンドで1死も取れずに降板。今季最速ちゃうか?初回の吉田正尚の2点本塁打はきつかった。いきなりあんなことされると、こっちの気分が萎えてしまう…。この3連戦、結局は吉田にやられっぱなしだった。

敵方の先発は田嶋。いつもよくやられる苦手投手(笑)。3回にも2点追加されて早くも諦めムード全開でいたんだが、この苦手の田嶋から敵失、内野ゴロ、適時打で1点差に追い上げ。押せ押せだったがリチャード右飛に倒れる。ファームでは記録的な本塁打数のリチャード、今度こそ!という昇格だったが、今回も鳴かず飛ばずに終わった。

まあメンタルの持ちようなんだろうけど、二軍で無双でも一軍で結果出してこそやからね、この世界は
守備中も心なしか元気がないような…

東浜降板後、我が軍投手陣はめっちゃ踏ん張ってた。森、泉、甲斐野、津森、嘉弥真、松本、藤井と小刻みにつないで追加点を許さない。「こりゃヤバイ!」ってピンチはなかったもんな。

そうやって投手が踏ん張れば打線が応えないわけがない!

6回表、田嶋を引きずり降ろして無死満塁。代打中村晃の右前適時打で同点。さらに若月捕逸で逆転!「ガンガン行け!」と盛り上がったが、なかなかここからの追加点が取れない今季のホークス。ここでもう1点でも取れてたら…。

「やられっぱなしなんで、なんとか!」と同点打を打った晃。やっぱ、頼りになるな、こういう場面で

モイネロにつなぐべく、8回裏を三者連続三振に打ち取った藤井。契約更改で1億くらいに上げたってちょうだい!それくらいの活躍。もはや、勝利を確信したんだが…。一寸先は闇…。

勝利は目前まで来ていた。が、よく言われるけど「先頭打者の四球は点になる」、そのまんまの展開となった悪夢の9回裏だった。土壇場で吉田に同点打打たれ延長戦に突入。しかしもう、吉田にやられっぱなし。この日は4打点よ。柳田を抑えた敵軍、吉田にええように打たれる我が軍、勝負あったやな。

柳田一人に負わせるのはあまりにも気の毒というものだが…

10回裏、2イングを想定したのかレイを投入したけど、自分で犠打処理の失策でピンチ作って「あ~あ、見てられまへんなぁ」という事態。満塁策からなんとか二死まで漕ぎ着けたけど、最後は宗に適時打許してさようなら~…。ま、レイの自滅ですな。

結局この3連戦、マジックは減らずゲーム差なしに迫られる。残り10試合のマジック9なんぞ、無しに等しい。オリは残り6試合。多分5勝1敗くらいでいくだろう。計算苦手なんでようわからんけど、断然オリ優位に転じた3連戦。この試合後、オリファンに「逆転優勝、おめでとう!」とメールしたほど(笑)。奴は「いやいやいや、そんなん無理無理」って返事してきたけど、満更ではないだろう。ほくそ笑んでるのが目に見える。

まあ、3連敗したのはしっかり反省してもらうとして、最終盤の11連戦は明日がラスト。ここで勝てば11連戦を7勝4敗で終われる。3つ勝ち越し作れたのは大きいけど、4敗が全部オリ戦というのがあかんがな。今季の優勝を逃したと確信できるような3連敗だったのは間違いない。

今季、大阪での最後の試合ということで、全員でご挨拶。コロナ以前なら相当罵声が飛びまくっていただろう。とにかく今季は大阪ではまったくええことなかったなぁ…。

これにて今季の小生の観戦も終了。クライマックスシリーズを大阪で戦うことになるだろうか?それとも…。

(令和4年敬老の日 屋根付き大阪球場)


【読む野球決定版! 】よみがえる1970年代のプロ野球 Part.8 [1971年編] (週刊ベースボール別冊 秋風号) (Amazon.com)

←このシリーズ、面白し!やはり、一番野球場へ行くのが楽しかった小学生時代、すなわち1970年代が読んで楽しい。この1971年は、「南海・杉浦忠の引退試合」、「江夏豊が球宴9連続奪三振」などが印象深い。時に、小生2年生(笑)。


コメントを残す