【観光資源】ラマ島 *旧ブログ

当地は4月5日の清明節から9日までイースターをはさみ5連休でした。
怠惰な生活を身上としておりますゆえ、どこに出かけるわけでもなく、家でゴロゴロしていましたが、さすがに5日目ともなると、「出かけよう」という気にな ります。もっとも、4日間が天気がよくなく、おまけに寒の戻りで結構冷えてましたし、そんな日に出かけたところで、気分も晴れやかになりませんし…。

香港、と言えば林立する高層ビル群を想起されると思いますが、実はそれはほんの一部で、その多くは手付かずの大自然が占めています。
200ほどある島々からなる香港。休日の楽しみ方のひとつとして離島へ行くというのがあります。
下の写真は我が家から見える離島のひとつ「ラマ島」。
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3本の煙突は火力発電所。そして大きな風車はエコに目覚めた香港で昨年から稼動している風力発電の風車。
連休最後の日、このラマ島へ行ってきました。

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小生が住まう香港島南部のベッドタウン香港仔(Aberdeen)から、船で約30分。今日は連休最終日にしてようやく晴れたので、デッキに出て潮風を浴びながら島へ。
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船は榕樹湾の埠頭に到着。さすがにすごい人出。
埠頭横、波静かな入り江沿いには海鮮レストランや欧米人が好みそうなバーが並んでいます。さらに奥に進むと、島の中心部。中心部といっても狭い路地に八百屋、肉屋、酒屋、海鮮レストラン、バー、土産物屋が混然と軒を連ねるミニ商店街。

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人の流れについて行き、30分ほど歩くと、ビーチに。
たくさんの行楽客がいましたが、さすがにまだ泳いでいる人はいません。それでも子供たちは波打ち際を走り回り、連休最後の日を存分に楽しんでいました。
小生も岩場で寝転がって、i-podに入れてきた「ビーチ用」の音楽を聞きながらしばし昼寝。。。
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トレッキングコースもきちんと整備されており、山歩きにも最適なラマ。山歩きに疲れたら、冷えたビールと海鮮。これがこの島の正しい過ごし方。どこまでも穏やかに時がうつろい、まるでどこか別の国に来たような錯覚に陥る、不思議な魅力を持った島です。
それに魅せられて、この島に住む外国人も多く、他の離島に比べて欧米人の人口密度が非常に高いのもラマの特徴でしょう。

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さて、島の新しい見どころとして、風力発電装置があります。
高さ70数メートルのこの「風車」、新しい島のシンボルとして、多くの見学者が訪れます。また、ここから見る香港仔海峡とその先の香港島の絶景は、そりゃもう素晴らしいの一言!

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↑野生のバナナです
昼過ぎから出かけて6時には帰宅。
わずかな時間ですが、一瞬、香港を脱出したような気分にさせてくれるラマ島。
何度行っても飽きない離島のひとつです。

こんな香港もアリ、ということで、ご紹介しました。


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