【Go! Go! HAWKS 2014-5】vsタイガース6回戦(ウエスタン・リーグ)

Go! Go! HAWKS 2014
ホークスvs タイガース6回戦<ウエスタンリーグ>

投手の分業が確立している昨今、完封はおろか完投を目の前でナマで見ることすら、年間通じてそうそうあることではない。とくに二軍の場合は、育成、調整ということがまずありきだから、色々な投手が出てくるんだろう、と思っていたら大間違いですぜ、そこの奥さん! これは大変貴重な試合を見ることができた。

我が軍先発の飯田優也が、なんと160球を投げ抜いて見事完封勝利を飾ったのである。完封もさることながら、160球は驚きだ。きょうび、一軍の先発ローテの投手でも、一応は100~130が目安だろう。そんな時代に160球の「粘投」なのか「苦投」なのかはわからんが、とにかく一人の投手がこれだけの球数を投げるという出来事を見ることができたんだから、ここはひとつ、自分史に書き加えておこうではないか!(かなり大袈裟かww)

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世の中はゴールデンウィーク真っ最中。そんな日に、よほど行くところがないのか、はたまた家族と一緒におれない複雑な事情を抱えているのか、3200人ほどのトラキチ、タカキチが集う甲子園。到着時には、入場券売り場は長蛇の列で、笑っちゃった。

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???????????????????????????????この日は三塁側ベンチ脇のお席に陣取る。で、自軍攻撃中、ずっと75番が視界に。「大道く~ん、もうちょっとどっちかにずれてくれへんか?」(笑)

我が軍の先発は、上述の通り、飯田。いいところを見せて、早く背番号を3ケタから2ケタにしてもらいたいところだろうが、層の厚いホークス投手陣、二軍にもすごいメンツが揃っており、そこはいかんともしがたい。一方の敵軍は、最近、やや精彩を欠く左腕、榎田。一軍ローテの一角におるべき榎田と互角に投げ合わずとも食らいついてゆく投球を見せてくれよな、飯田くん! なんて思ってたら、あれあれ、終わってみたら完封勝利、「おお、榎田に投げ勝ったか!君!」みたいなね。

第6回戦(H・3勝3敗0分)score勝:飯田(4勝0敗0S) 負:榎田(0勝2敗0S)
本塁打*塚田 5号ソロ(2回)
観衆*3,206人

投球内容は、榎田の方がはるかによかった。「ほ~、さすがな所に投げてきよる!」って感じで。飯田はとにかく初回から球数が多かった、いや、あまりにも多すぎた。一緒に観戦していた全員の一致する意見として「この調子だと、4回には100球超えるな」。それほどだった。そんなに投げさせて、そこそこ塁上を賑わせながらも、一向に点が取れない阪神打線も、これはこれで問題。 我が軍打線も、かなり湿っていた。終わってみれば敵軍を下回る5安打。運が良かったとしか言いようがない。でも、勝ちは勝ち。

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そう言えば昨年夏、富田林でのバファローズ二軍戦でも飯田の投球を見た。あのときは大型ルーキー・松葉との投げ合いで、まあまあの投球を見せてはいたけど、いまひとつ粘りきれなかった。そのときの評価は下記の如し。

先発は育成枠の飯田優也。「おお、やるな~」と思わせる投球も随所に見られましたが、5回に味方の失策も絡んだとは言え、一挙4失点で逆転を許したのはいただけません。期待の育成選手だけに、早く登録支配下選手になってくれるのを楽しみしておきましょう。
(平成25年7月14日、富田林バファローズスタジアムで)

あの日と比べると、まあ進歩はしたけど、いくら160球粘りの完封勝利と言っても、この日のような内容では、まだ背番号2ケタはねぇ…。もうひと頑張り!まだいける、まだまだやれる、もっとやれる!

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試合終了後に各セクションで集まって「反省会」があるのも、二軍戦ならではの光景。「望遠レンズ女子」たちは、このときに、お目当ての選手を激写しまくるってわけですな

しかしまあ、ヒゲの山内孝徳に大道典良、さらには山川周一と、なんと「南海色」濃いコーチ陣でありましょう!

(平成26年5月3日 阪神甲子園球場昼間試合)


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