【こうせつと歌おう!】21st GREEN PARADISE*旧ブログ

21回目となった恒例の、「こうせつ信者春の御大祭」(笑)とでも言うべきか「GREEN PARADISE」が、ちょっと肌寒かった東京・日比谷公園の野外音楽堂で開催されましたので、いつものように行って参じました!
21回目です、と。
こうせつも言ってましたが、「最初に20歳だった奴は、今もう40歳を超えてるんだよ」と。そう言われてみると、本当に21年の歳月の重みを感じますね。
ヤングがキャーキャーと黄色い歓声を上げる飛ぶ鳥を落とす勢いのロックグループでなく、デビューから40数年経過し、老境の域に達した一人のフォークシンガーが、日本の音楽シーンの「聖地」のひとつ、野音で毎年こうしてライブを開催しているというだけで、ファンはうれしいのですよ。

と、うれしがりながらも、欲の深いものでして、

「なんだよ~、今年のセットリストは!」

とか、

「ゲスト多すぎで、こうせつの歌う時間が少なすぎる!」

とか、挙句は

「もう来年は来ないからな!ブーーー!」

とか、

いろいろ苦言を呈するわけでして。
まあ、そんなことを肴にして、年に1回くらいしか顔を合わさない「仲間たち」とライブ帰りに新橋あたりでイッパイやるのが、またこの「グリパラ」のよいとろでもあります。
さて今回は、大物がゲストで登場しました。
なんと!小林旭が!
いや~、存在感ありましたね。
もちろん、こうせつ世代=団塊世代にとってはあこがれの銀幕スターなんですが、僕も小林旭は好きでして、なぜか中学生のころ夏休みの午前中に日活アクションものがテレビで毎日のように放映されていて、「ひょえ~、かっこええ~!」と釘付けになっていたものです…。
ああいう人は歌い終わると、風のようにステージを去ってゆくのですね…(笑)。

ゲストで言えば、

おい!渡辺真知子!

あんたが

『カモメが飛んだ日~千葉ロッテマリーンズ応援バージョン』

だかなんだか歌ってるまさにのとき、QVCマリンで我がホークスはマリーンズにサヨナラ負けしたんだ!

どうしてくれんだ!!おい!!

(と、打ち上げの時に、横にいらっしゃったけど言えませんでしたww。「あ、ど~もぉ~、アハハハ」って感じで(笑))
こうせつは最初に「マニアックな歌を」と言いながらも、新旧バランスよく歌ってました(笑)。
アタシ的には『さよならの街』、『ひとり寝のかぐや姫』、『時は流れて風が吹く』がよかったですね。
とくに『時は流れて~』は、こみ上げるものがありました!
まあ、この辺、各人各様の思いがありますからね、3500人近くもいると…。
でもそこは「春の御大祭」ですから、3曲くらいは「これがこうせつなんだよ!!!」なんてのを歌っていただけると、涙がちょちょぎ出たりしちゃうのが、我々世代のファンです。

じゃ、「これがこうせつなんだよ!」ってどんな歌だ?と言われるとねぇ、これまた世代間やいつからファンになったかで、いろいろと意見が分かれるわけで…。ねぇ。難しいわなぁ、チョイスが…。
ああ、そうそう、これも書いておかなきゃと、一旦、アップしたあとに思い出した。
去年、仙台市立八軒中学の合唱部員がステージに上がって、もう、その姿を見ると同時に、僕も含め観客のおじさんおばさんは涙目になっちゃったわけだけど、今回、そのお礼にと、校長先生と部の代表の双子ちゃんが来場してステージから皆さんへ御挨拶してくれた。
やっぱり涙目になってしまった…。
なほ、八軒中学のコーラス部の活動については、各自で調べてくれたまへ。

こんなあんなで、今年もグリパラ行けてよかった。それに尽きます。
2003年に持病が発覚して「生命予後は思わしくない難病」とわかったとき、「あと何回こうせつのライブ行けるかな…」と心細く思ったものでしたが、それから丸9年。今年も生きててよかった。来年も行けますように…。


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