【上方芸能な日々 文楽】令和3年初春文楽公演<1>
<アイキャッチ画像:正月らしい繭玉越しに大型行燈の『碁太平記白石噺』の一幕が。この「おのぶちゃん」だが、かわいらしい風情して、どうしてなかなかの女子ですなw(筆者撮影)> 人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和…
続きを読む →<アイキャッチ画像:正月らしい繭玉越しに大型行燈の『碁太平記白石噺』の一幕が。この「おのぶちゃん」だが、かわいらしい風情して、どうしてなかなかの女子ですなw(筆者撮影)> 人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和2年錦秋文楽公演 <2> 久しぶりに見物できた文楽は「あーっだた、こーだった」ってのを、ほんの少しだけ。 第一部『源平布引滝』 「矢橋の段」 亘、錦吾 簾内なのに人形は出遣いというアンバランス。なんで…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和2年錦秋文楽公演 <1> 子狐の隠れ顔なる野菊かな 与謝野蕪村 子狐か大人の狐かはよう知らんけど、1日のフィナーレとなる演目『本朝廿四孝』では、「隠れ顔」どころか若い狐たちは舞台狭しと躍動し、最後は勘…
続きを読む →つつがなく代役の立ち初芝居 石川英利 第一部で錣太夫の襲名披露狂言を観て、第二部は「女忠臣蔵」と呼ばれる『加賀見山旧錦絵(かがみやま こきょうの にしきえ)』と、恐らく初めて観る『明烏六花曙(あけがらす ゆきの あけぼの…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場三十五周年記念 令和2年初春文楽公演 木偶にいま魂入りて初芝居 品川鈴子 「木偶(でく)」は木彫りの人形を言う。ここでの木偶は、言うまでもなく文楽の「首(かしら)」のこと。舞台で人形遣いが…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 令和元年11月公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 とがなくてしす名誉の仮名手本 柳四十三 「いろは四十七文字」を7文字ずつ区切り(最後は5文字)、それぞれ末尾に来る文字を並べる…
続きを読む →素浄瑠璃 国立文楽劇場開場35周年記念 第22回 文楽素浄瑠璃の会 この時期、恒例の「文楽素浄瑠璃の会」も回を重ねて22回目。若いころ、すなわち「聴いて頭に情景を浮かべる」面白さに気づいていなかったころは、全く興味の湧か…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 夏休み文楽特別公演 サマーレイトショー「国言詢音頭」 水狂言役者の髪の艶めいて 斎藤由美 夏芝居に付き物の「水狂言」。本水を使った涼感あふれる舞台で、ちょっと涼んで帰っても…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 夏休み文楽特別公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 五段目で運のいいのは猪(しし)ばかり 風雲急を告げる香港事情に関するネタが続き、こっち方面が疎かになっているが、ちゃんと観るべ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 文楽既成者研修発表会 文楽若手会 いにしへの しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな 『伊勢物語第三十二段』 しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に な…
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