【睇戲】オーサカ Asia スター★アワード&トーク

DSCN1740-1

第13回大阪アジアン映画祭
オーサカ Asia スター★アワード&トーク

午前中、杜汶澤(チャップマン・トー)監督、主演の『空手道』を観て、この時期にしか行かない、浄正橋交差点の美味いコーヒー屋「MONDIAL KAFFEE 328 GOLD RUSH」でコーヒー&読書タイムを過ごし、それでもまだ時間があるので、福島駅近くの某安メシ屋で食べたくないけど昼飯を食し、まだそれでも時間があるので、梅田へ出て紀伊國屋で本を物色したりして、ようやく頃合いになったので、シネ・リーブルへ。

日本を含むアジア映画界に多大な貢献をし、今後のさらなる活躍も期待されるスター性ある映画人を1名選出し、授与される「オーサカ Asia スター★アワード」の授与式と受賞者トークが開催された。今回は、我らが杜クン、杜汶澤(チャップマン・トー)が受賞した。

DSCN1753-1
左手でクリスタル盾を高く掲げる杜クンだったが…。

受賞コメントで、「香港映画界にって自分の存在」がどーしたこーしたと、何やら禅問答のようなことを言っていたけど、結局のところは「これからも香港人のための映画をバシバシ作っていきまっせ~」ってところか。「香港人にとって、大阪と言えば『心斎橋でショッピング』だが、私は買い物ではなく、賞をいただきに来ました!」と言うのが嬉しい。

この後、プロモーションの映像が映し出されるのだが、その間は杜クンも客席に。で、なななんと!杜クンは小生の右隣に!反対側のお方は、すかさずツーショットの自撮りをされていたが、生憎、カメラ歴が長いにも関わらず、小生は自撮りがめっちゃくちゃ下手くそな上、スマホもOFFにして鞄の底にあったため、残念ながら記念のツーショットはできずじまい。それでも「恭喜!恭喜!」と固く握手は交わすことができた。もちろん杜クンも「多謝!多謝!」と御返礼。

いやまあしかし。これはご縁ですぞ。1995年ごろ、TVB(無綫電視)の1割にも満たない視聴率しかなかったATV(亞洲電視)のドラマのチョイ役だった杜クンの存在が、なぜか気になっていた。そのうちに彼は人気俳優となり、監督業もこなすようになっていた。あれから20数年後のこの日、そんな杜クンとこうして隣り合わせに座って、本当に心から今回の受賞を「恭喜!恭喜!」と喜び、祝ったのだから、ホンマ、長生きするもんですな(笑)。そして、一度は香港に住んでおくもんですな(笑)。

こんな具合に、杜クンのファンは日本にもたくさんいるわけだが、それを知ったのは、実はこの日のことだったと言う。午前の『空手道』上映後のサイン会で長蛇の列ができていたのだが、その時に初めて「日本にファンがいるんだ!」と知ったとのこと。ほー、そんなもんなのかな…。

DSCN1760-1

トークのお時間。思い出すままに、徒然なるままに。
司会の宇田川幸洋氏が、「チャップマンさん」と呼ぶのに対し、「日本語の『お父さん』の『トーさん』で」と笑わせてくれる。ま、小生は「杜クン」と勝手に呼んでいるけどね(笑)。盟友である彭浩翔(パン・ホーチョン)監督との関係については、その出会いは杜クンがテレビ局でエキストラだった1990年代にさかのぼると言うから、丁度、小生が香港で昼間は丁稚奉公、夜はテレビっ子やってた時代のことだ。彭浩翔も当時はATVで助手をやっていたから、時代が合う。彭浩翔は下っ端時代から「将来は絶対に映画監督になる」と語っていたと言う。そして杜クンには、「君の芝居が好きだから、映画監督になったら主演に抜擢する」と言っていたそうな。そんなわけで「『いい芝居だ』と言ってくれたから、いい友達になれた」と言う。「でも、彼のことはあまりよく思ってなかった」とのオチも忘れずに(笑)。まあ、そうは言っても、その出会いがあったからこそ、今の杜クンがあるというのも事実であるし、彭浩翔しかりだ。もちろん、彼ら自身も決してそれは忘れてはいないだろうよ。

宇田川氏が「香港映画界も締め付けが厳しくなったようですが」と問うたのに対し、「そこは、各国、各地域で『あれはダメ、これはイイ』という基準も違うから」と言っていたのが印象深い。大陸と香港のマーケット規模のハナシもしていたかな…。そのへんを踏まえた上で「自分はこれからも『香港人のための映画』を作ってゆく」という発言に至ったのかなと、勝手に解釈しているが、そういうところだろう、恐らくは。

「悲劇と喜劇は同時に起こり得る」なんて言っていた杜クンだが、まさかクリスタル盾が…。大阪に同行していたヨメはんの田蕊妮(クリスタル・ティン)がかわいそうなんで、それについてはここではあえて触れないでおく。何があったか、もし興味があれば、ネットで探していただければ。

どうか杜クンには、これからも「香港人のための映画」をどんどん撮り続け、出演を続けてほしいと、切に願う!
あ、老婆心ながら、もうちょっとダイエットした方がいいかと思うけどねぇ…、どうかな?(笑)

(平成30年3月17日 シネ・リーブル梅田)


コメントを残す