【返還10周年】思い出話(11)*旧ブログ

【1997年3月14日】
英国が中英共同連絡小委員会を通じて「返還後も香港で中英共同声明が実行されているか監督する」と発表したことに対し、李鵬首相は「内政干渉は非現実的」と非難
◇中英共同連絡小委員会で返還式典に台湾政府代表を招待することで同意。台湾政府は「返還は喜ばしいが、中共へ返還されるべきではなく、台湾は政府高官を派遣しない」
◇予算案や不動産高騰について、立法評議会で各政党が政庁を猛烈批判。老人福祉の不十分さを追求された曽蔭権(ドナルド・ツァン)財政長官(現・行政長 官)は「飢えや寒さに苦しむ老人が居るなら、そのリストを持って来い!」と反論するもすぐさま「失言」として謝罪。あげくは、「守銭奴」と罵られ、憤慨し て泣き出す始末…。

【3月15日】
◇返還後の暫定議会となる「臨時立法会」議事運営草案完成。返還時に法律の空白を避ける為、7月1日に臨時立法会を’開き、特区政府が提出した法案を審議せずにまとめて採決し、午前0時に遡って通過または確認することに

【3月16日】
◇返還後の新華社の役割について、張浚生副社長が「外交事務は外交部に移管しても中国系企業の監督や香港のマスコミの中国取材受付など作業があり、大幅な人員削減はありえない」
◇4月に開通予定のビクトリアハーバー西海底トンネルで、返還祝賀委員会主催のチャリティーハイキング。4万人が歩いてトンネルをくぐる
◇「造馬(八百長競馬)」でICAC(廉清公署=汚職取締署)が騎手、調教師ら18人逮捕


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