【上方芸能な日々 文楽】令和2年初春文楽公演
つつがなく代役の立ち初芝居 石川英利 第一部で錣太夫の襲名披露狂言を観て、第二部は「女忠臣蔵」と呼ばれる『加賀見山旧錦絵(かがみやま こきょうの にしきえ)』と、恐らく初めて観る『明烏六花曙(あけがらす ゆきの あけぼの…
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続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 令和元年11月公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 とがなくてしす名誉の仮名手本 柳四十三 「いろは四十七文字」を7文字ずつ区切り(最後は5文字)、それぞれ末尾に来る文字を並べる…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 夏休み文楽特別公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 五段目で運のいいのは猪(しし)ばかり 風雲急を告げる香港事情に関するネタが続き、こっち方面が疎かになっているが、ちゃんと観るべ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 文楽公演 人に似てかなしき猿を回しけり 西島麦南 西島麦南(1895~1981)は、熊本出身の俳人。高校野球でおなじみの済々黌卒業生である。武者小路実篤の「新しき村」にも参画…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成31年初春文楽公演 第一部<2> めでたさは、まづ、まゆ玉のしだれより 万太郎 ということで、あちこちで繭玉の揺れる文楽劇場は、正月の装い。ただ、正月も5日ともなれば、なんかもう普通の土曜日といった感…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成三十年夏休み特別公演 第二部 とにかく暑い今年の夏。我ながら、よく気が狂わないもんだと、自身の強さに感心するやら、「普通はならんよね」と冷めてみたりww。 ここ数年は、第一部の「親子劇場」から観ること…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成三十年四月公演 五代目吉田玉助襲名披露 華やかで、勇壮で、美しかった第一部。満員の客席も熱気ムンムンで、よい雰囲気が出来上がっていた。ああなると、舞台と客席、芸人と見物衆がスィングして、双方ともに気分…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成三十年初春公演 第二部 第1部は、通しで1回、幕見で追善・襲名狂言を2回見物したが、第2部は、運よく招待券をいただいたので、通しで2回見物できた。真面目に生きていると、時にいいことがあるというわけで(…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十九年十一月公演 第一部 あっという間に11月が過ぎ去り、早や師走。 「師が走る」と言われる通り、来年正月公演で六代目織太夫を襲名する咲甫くんが、ミナミで大々的なお練りを敢行し、多くのファンから祝福…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十九年夏休み特別公演 <第二部 名作劇場> 夏休み公演、第二部は『源平布引滝』。第一部は不満タラタラだったが、この演目なら、大した不満は噴出しないだろうから安心だ(笑)。 源平布引滝(げんぺいぬのび…
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