【毒書の時間】『放浪・雪の夜 織田作之助傑作集』 織田作之助
<これまで多くの俳優が『夫婦善哉』で柳吉と蝶子を演じてきたが、森繁久彌、淡島千景のコンビに勝るものはないと思う。また舞台では、石浜恒夫が脚色した文楽も、格別の味わいがある> 何度読んでも飽きない作品というのは小生の場合、…
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続きを読む →浪花の名女優 浪花千栄子 今回の企画、浪花千栄子をフューチャーしたものだが、それによって、花菱アチャコの代表作2本と森繁久彌の代表作2本を観ることができたのは、なんとも結構なことである。アチャコの代表作2本はすでに観終わ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 4月文楽公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 城渡し青菜に塩の一家中 柳百三十六 これを読んでいる諸兄諸嬢には、今更説明するまでもないことだが、「仮名手本」は、かな書きという意味…
続きを読む →御朱印男子 生國魂神社 大阪市内有数のラブホ街と言えば、「生玉」。 「あいつら、あれから生玉行きやがったんやで、知らんけど」を標準語に翻訳すると「あのカップルは、あれからラブホテルへ行ったに違いないですね」となる(笑)。…
続きを読む →今年も大晦日となりました。そして恒例の「今年読んだ本」。さらには今回が年内最後の投稿。今年も長ったらしい駄文におつきあいいただき、感謝いたします。 先日、大型書店の入り口付近で、小学校に行ってるか幼稚園児かくらいの女の子…
続きを読む →「文楽技芸員を養成する【文楽研修】の一端をご紹介します」ってことなので、「そりゃまたとない機会やんかいさっ!」と、速攻で応募したら、見事に当選したので行って来た。 あまり世間には知られていないことだと思うが、日本芸術文化…
続きを読む →落語 第二十四回 上方はなし 米沢彦八没後300年記念 彦八まつり 上方落語協会が年に一度、9月の第1土曜日と日曜日に、生國魂神社(いくたまさん)で開催する、ファン感謝イベント「彦八まつり」が今年も開催されたので行って来…
続きを読む →さて今年も押し迫りました。「異常気象」と叫ばれながらも、一応、正月前には寒くなりました。まあ、極端な気候ですね。暑すぎたり寒すぎたり…。こういう年が増えて行くそうです。寒いのは暑いのよりはマシなんですがね、アタシとしては…
続きを読む →「生誕100年記念 織田作之助と大大阪」 織田作之助が好きだ。「大大阪」と呼ばれ、名実ともに日本一の大都会であった時代の大阪が好きだ。そしてオダサクや大大阪をもっと知りたい。というわけで、大阪歴史博物館で10月18日まで…
続きを読む →年末恒例になってしまっております、「今年読んだ本」。 そういえば、昨年のこのテーマでのアップに「来年は最低35冊読むぞ~!」なんて大それた宣言してしまったのですが、誰も覚えてないだろうからスルーすればよいものを、妙なとこ…
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