【上方芸能な日々 文楽】平成28年新春公演 巻二
人形浄瑠璃文楽 平成二十八年初春公演 第二部 国性爺合戦 嶋さんの引退公演がクローズアップされた新春公演だが、第2部も見逃せない演目だった。 『国性爺合戦』は、文楽、歌舞伎ともに人気演目の一つだが、やはりこれは「虎狩り…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十八年初春公演 第二部 国性爺合戦 嶋さんの引退公演がクローズアップされた新春公演だが、第2部も見逃せない演目だった。 『国性爺合戦』は、文楽、歌舞伎ともに人気演目の一つだが、やはりこれは「虎狩り…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十八年初春公演 第一部 嶋さんの引退公演(正式には2月の東京が正真正銘の最後)となった今年の新春の文楽。 寂しい公演ではあるが、一方ではいつものように正月らしさが漂う文楽劇場である。 小生は、これ…
続きを読む →明けましておめでとうございます。 新年のあいさつが十日戎の日になってしまいましたが(笑)、大阪人はこのお祭りが終わるまでは正月気分でおりますから、お許しを。 さて、毎年のことながら、新年一発目のブログは文楽の初春公演から…
続きを読む →浪曲 平成二十七年 浪曲名人会 なぜか師走は浪曲という心持になる。それは多分、1年を通じて浪曲がテレビの電波に乗るのが、この時期くらいだからかもしれない。NHKが年末に浪曲番組を放映するのだが、地上波で浪曲を聴こう(見よ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十七年度 錦秋公演 11月23日、国立文楽劇場では無事に千秋楽を迎え、これで今年の大阪での文楽本公演は予定をすべて終えた。来年は年明け3日から嶋大夫の引退公演となる正月の舞台が始まる。 11月13日…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十七年 錦秋公演 玉藻前曦袂 文楽、秋の本公演の呼び物は何と言っても、唐、天竺に及ぶ壮大なスケールで展開する本作品の「日本編」に絞った「半通し公演」は、大阪では初めてとなる『玉藻前曦袂(たまものまえ…
続きを読む →久々の文楽劇場である。 と言っても、8月の歌舞伎以来だから二カ月ちょいの間。文楽そのものはおよそ三カ月ぶり。だからかな、非常に久々な気がする。 その間、嶋大夫が突如引退を表明するという衝撃が走った。人間国宝に認定されたば…
続きを読む →歌舞伎 第二十五回 上方歌舞伎会 日ごろは脇役として歌舞伎の舞台を支える役者たちが、上方歌舞伎の伝統継承のために、普段は役が回ってこないであろう主役や大役に挑む「上方歌舞伎会」も、今回で25回を数える。最初…
続きを読む →素浄瑠璃 第17回 蝠聚会 毎日お暑うございます。 8月3日に千穐楽を迎えた文楽劇場の夏休み公演。結局、千穐楽も『生写朝顔話』を通しで観てきた。2回目で気づいたことや「なんで~?」と思ったことなど多々あれど、大体は1回目…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成二十七年夏休み特別公演 第三部<名作劇場> 『生写朝顔話』前半は、後半に期待を持たせて、終演。そうこうしている内に、18時から後半が始まる。入れ替え時間、わずか30分。これはけっこう慌ただしい。 第三…
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