【睇戲】『バナナパラダイス』(台題=香蕉天堂)
今回の「台湾巨匠傑作選」で一番の話題作を観た。ずいぶんと昔の映画(1989年)だが、日本での劇場公開は初めてのこと。昨今、台湾を好意的にとらえる人(それはほとんどブーム化している闇雲な反中の裏返し)が急激に増えているが、…
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続きを読む →今回の「台湾巨匠傑作選2020」、まさに「待望の~」というのが『バナナパラダイス』の上映と、”ほぼ”引退の蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の「初期三部作」の上映だろう。もちろん4作とも観るのだが(笑)、この日…
続きを読む →「台湾巨匠傑作選2020」、二作目に選んだのは、ずーーーーっと観る機会を逃していた『星空』。いや~、やっと出会えましたね! 星空 台題=星空 「睇戲」と書いて「たいへい」。広東語で、映画を見ること。 台題『星空』 英題『…
続きを読む →昨年、決してロードショーで公開されないような、それでいて非常に質の高い台湾映画の数々に触れることができた上、「こんな俳優がいたのか!」など多くの発見もあって大満足だった「台湾巨匠傑作選」が、今年もシネ・ヌーヴォで開催。と…
続きを読む →昨年の「大阪アジアン映画祭」でプレミア上映され、鼻水垂らしながら号泣したこの映画。今年の4月にシネマート心斎橋での上映も始まったが、ほどなく「緊急事態宣言」が発動されてしまう。「宣言解除後、引き続いての上映はないかも…」…
続きを読む →第15回大阪アジアン映画祭 今年の大阪アジアン映画祭も、小生はこの作品がラストとなる。 ABCホールから急ぎ、梅田ブルク7へ向かう。実質30分弱で移動せねば上映開始に間に合わない。一瞬タクシー乗ろうかと思ったが、オーソド…
続きを読む →第15回大阪アジアン映画祭 今年の「大阪アジアン映画祭」もこの日が最終日。前日、3本観て頭の中が少々お疲れだが、朝からABCホールへ向かう。 こんなに短期集中的に映画をまとめて観ることなんて、この10日間だけ。贅沢な日々…
続きを読む →第15回大阪アジアン映画祭 この日の2本目は、台湾からの出来立てホヤホヤの作品。台湾での6月公開に先立ち、「世界初上映」の場は大阪アジアン映画祭となった『君の心に刻んだ名前』。この映画も、早くから話題を呼んでおり、「大阪…
続きを読む →第15回大阪アジアン映画祭 平日のデータイムに、観たい作品がずらっと並んでいて、この時に観ておけば、わざわざ土日に一気見する労苦を負う必要もないし、ずーっと課題にしている「インディ作品」や、中華圏以外の国々の作品を観る機…
続きを読む →台湾巨匠傑作選からの「台北発メトロシリーズ=台北愛情捷運系列」も、この作品で見納め。いや~、色々と思うところ多々ありだったが、「暫定版」ばかりで、ちゃんと残せていない。この三連休にとでも思ったが、今度は文楽秋公演が始まる…
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