【香港!HONG KONG!7】*旧ブログ

まだ終わらんのか!香港ネタ!というお叱りの言葉はいまだありませんが。
もうすぐ終わりますからね~、もうちょっとの辛抱ですからね~。


12月3日(月)
小雨、湿気凄い

もうお天気は最悪ですな。以前にも言いましたが、この時期にこの天候はアカンやろと…。

ホテルをチェックアウトし、荷物をとりあえず「晩まで預かっといて~」と、ホテルを出まして、ランチを昨日とは別のお友達と共に。

銅鑼灣(Causeway Bay)で人気の銀座のナントカっていうトンカツ屋にて。ランチは格安設定ですが、夜はメニュー見ると「銀座レベル」のお値段でした。

雨は一向にやみそうにありません。困りましたね、まったく。
晴れていれば、新界の方へ行き、「田舎の香港」などを満喫したいと考えていたんですが、やる気なくしました(笑)。
とりあえずはトラムに乗って西へ。

???????????????????????????????西營盤(Sai Ying Pun)という、乾物屋が軒を連ねるエリアで下車。トラムはどこまで乗ってもHK$2.3(約20円)で、西營盤に来たのは、上の写真の酒屋が健在かどうか確認したかったから。

まさに昔の香港の建物。再開発が大好きで、古い建物や街並みをこれまでにいくつも破壊してきた香港のこと、いつ取り壊しの憂き目に遭ってもおかしくないのだけど、今日のところは健在で、まず一安心。

はあ、ただそれだけのことです(笑)。

今度はバスに乗ります。
香港島の西から南側の山あり坂あり急カーブありで悪名高いPok Fu Lam Roadを経由して香港仔(Aberdeen)へ。
悪名高いとはいえ、南側の幹線道路ですし、道中は南シナ海の絶景が広がり、高級住宅街も広がります。

2023386

2023387この道路の向うに、
こんな風景が広がります!
*上の2点は、2009年春の撮影です

おやつの頃合いだったので、香港仔でパンが一番うまいと評判の茶餐廰で「下午茶」といたします。香港スタイルのメロンパンにバターを挟んだものを、軽く「チン」して、フォークでグイグイ押して、バターを生地に染ませながらたべるのが旨い「菠羅油(ぽ~ろ~やう)」。そしてお好きな飲み物で250円ほど。

ここのパン、マジ旨いです!大阪に進出してもらいたいのですが、無理ですわな、なにせ家内制手工業ですから…。

またもやバスで、さらに南地区の先の方へ。

道は狭くなり、二階建てバスのすれ違いは迫力満点。2階席の最前列に座れば、下手な絶叫マシーンよりも心臓に悪いです。が、景色はさらによくなります。同じ香港島なのに超高層ビルがひしめく北側とはまったく別世界です。

ビーチも点在していますので、アタシは土日はしょっちゅう泳ぎに来ていました。バスなんか海パンの上に短パンはいて、上半身は裸で乗っても平気です。そんな人ばっかりです(笑)。このお気軽さが、アタシを南側に10年以上も住まわせた大きな理由でしょう。

???????????????????????????????たどり着いたのは、赤柱(Stanley)。
欧米人好みの土産物店の多い海辺の村です。
わりとお気に入りの場所なので、昔からよく来ていました。

一介の観光客だった時代にも、スケジュールからはずさなかった場所です。

別に買い物をするわけでもなく、商店街の裏側の海岸を歩いたり、欧米人好みのバーなどで食事や軽く飲んだりってのを昼間から楽しめる、からっと乾いた雰囲気が好きでしたが、この日みたいな雨降りはダメですね…。

商店街の裏側は、昔の堤防の跡が残ります。ここから右側がかつては海でしたが、今ではこじゃれた遊歩道になっちゃいました。ま、それもエエんですけどね。

晴れてればねぇ。こんな景色見ながらパスタ食ったり、ビール飲んだりとしゃれこむわけですョ。それが赤柱の正しい過ごし方かと存じますな。

???????????????????????????????おしゃれな建物が多いので、結婚の記念写真を撮るカップルも多いですね。またもや写真をいじってみました。

そしてまたしても香港仔に。

昨夜見た、ビクトリアハーバーの夜景にも負けない、この「生活の灯」による夜景を見たくって…。
1996年7月、銅鑼灣からこっち側に引っ越して、初めて勤務先から帰宅する夜、バスの2階からこの夜景を見て、めっちゃ感動しましたよ。ホンマ、きれいです。

「ガンダムビル(笑)」だってこの通り!
この香港仔の夜景を見て、今回の「香港里帰りツアー」で唯一、胸がキュンとしましたねぇ。「俺もこの光の一つやったわけねぇ…」と思うと、なんか泣けるじゃないですか~! ねぇ…。

そんな香港仔におさらばして、銅鑼湾に戻りますと、クリスマス一色です。
かつての勤務先が入居していた時代広場(Times Square)はレゴのクリスマス。

そして時代広場の目と鼻の先をトラムが走ります。

なんだかんでよく歩いたので、腹もよく減り晩御飯に。
あれこれ迷いましたが、結局は例の「上海一品香菜館」で上海メシ屋式定食「客飯」に落ち着きます。

「客飯」のメニューは20種類以上ありますが、一番好きなのがこれ「蝦仁炒蛋」。何のことない、むきエビと卵の炒め物ですが、これがもう、ご飯にめっちゃ合うんですよね~。こんな旨いものはないですね。これをこの店で食えるのは、今度いつのことかなぁ…。

ホテルで荷物をピックアップして、空港へ。

離陸時間は翌4日(火)の1時15分。チェックインは初めて利用する第2ターミナル。2007年のオープンで、現在はおよそ20のエアラインがここを利用しています。

夜遅いせいもあってか、かなり閑散としていましたねぇ。通関もここで済ませて、空港内移動のニュートラムみたいなんで、第一ターミナル側の搭乗ゲート付近まで移動します。

帰りのPeachもほぼ満席。

やはりビジネスユースの人はあまりいないように見えます。

帰りの座席もピッチの広い席をあらかじめ指定していましたから、楽チンです。今度は列の中ほどだったので、ガラス越しにスッチーさんとお見合い状態ということもありません(笑)。真夜中のフライトですから、静かですので眠れますし、帰りは風に乗って若干スピードも上がるから、大阪へはあっという間に到着したって感じでしたね。

またPeachが安いプロモーションやって、その上で日程の都合がつけば利用してもいいかと思います。でも、香港あたりが限界ですかね。倍の時間かけてシンガポールとか言われると、やっぱり高い値段でも従来のエアライン使いますね、少なくとも小生は。

というわけで、長々と「香港里帰りツアー」の旅日記にお付き合いいただき、ありがとうございました!

今回会えなかった人たちにも次は会えるように…。
行けなかった場所に行けるように…。
そして何よりも、また「里帰り」できるように…。

再見!香港!

——————————————————————————————
COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 19:25:51
蝦仁炒蛋~!これは上海でもよく食しましたね~、いったいどこの料理でせうか?当時の大陸ではタマゴは病人と幼児に食べさせ普通の大人は我慢する高級食材でした。一個5角でした、これはとんでもない高値でしたよ。その後、大分たってから再訪した上海でふと気になって確認してみたらやはり5角でした、。平均給料が80元から300元に上がっていた物価状況からすると、タマゴのデフレ度がわかります。しかし当時のわたしにとっては和平飯店などのれっきとした高級店で注文する高級料理だったのであります・・・・と、遠くを見る眼・・・・
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 12/19/2012 21:28:31
To 丸山光三さん
「蝦仁炒蛋」もどの店でもメニューにありますが、私はこの店が香港でトップクラスの旨さだと思っています。街場の普通の茶餐廰なんかのは、余計なもの(玉ねぎやらきくらげやら…)が入っていて、下品この上ない(笑)。さらに丼飯になって「滑蛋蝦仁飯」となって供されると、げんなりします。和平飯店の蝦仁炒蛋かぁ…。さぞや旨いんでしょうね…。
—–
COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 21:48:12
「蝦仁炒蛋」、たまに息子に作ってやりますが、支那メシ嫌いの彼もこれは好んで食します♪
和平飯店では実は「牛肉串」というケバップを小型にしたような、そして四川風の味付けのものが一番の好みでした・・・・と、遠くを見る眼・・・・


コメントを残す