【中国茶は身体によくない!】人口白書&三叉神経痛経過報告(イチイチ報告せんでもエエです)*旧ブログ

2007年も余すところわずかになりました。
この年末年始、皆様方はいかにお過ごしなんでしょうか?
当地香港は、12月25日がクリスマス休日、26日はボクシングデーで連休。31日は多くの会社が半日で、新年は1日だけが休日です。ただ、日系企業ではこの週は「開店休業」のところも多く(本社にあわせるとそうなってしまいます)、軽くあいさつ回りでウダウダ過ごすのが通常です。
小生は、1月6日に大阪フェスティバルホールで、「南こうせつニューイヤーコンサート」(おいちゃん、08年仕事始め)がありますので、ちょっくら帰国します。
01la1p200<2007年のニューイヤーカウントダウン>
先日、昼飯帰りに銅鑼湾(Causeway Bay)の時代広場(Times Square) を通りがかると、新年のカウントダウンの準備が行われていました。
毎年、ここでRTHK(香港電台=政府系ラジオ局)のカウントダウンが盛大に行われます。
もう、ずいぶん昔の話になりますが、この近所に住んでいた頃、行ったことがあります。当時はまだ「カウントダウン」というものが定着していなかったか らか、比較的すんなり人垣に加わることができたんですが、今では整理券の奪い合い。そもそも「カウントダウン」なるものが盛大に行われるようになったのは、97年7月1日の返還からではないかと思います。大体、24日の深夜にクリスマスのカウントダウン(何ゆえカウントダウンが必要なのか?)やって1週間後に新年のカウントダウン、それも旧正月に重きを置く香港で新暦正月のカウントダウンとは摩訶不思議な風潮です。
何百万人もの人が戸外でカウントダウンするわけですが、よほど家におれない複雑な事情でもあるのでしょうね…。
小生は、例年、時差の関係で1時間早い「ゆく年くる年」をしんみりとして観ています。
さて。
「女性の平均寿命85.5歳、出生率は過去25年低下、離婚は8.5倍に」
という報告がありました。
香港特別区政府が27日に発表した「香港人口白書1981—2006」によると、2006年の香港の人口は686万、年平均人口増加率は1.1%。過去25年間死亡率 は大きく改善され、高齢化が進んでいるとのこと。人口の中央値が81年は26.3歳でしたが、06年には39.6歳と上昇しています。
一方で出生率は過去25年間低下し続けており、81年には女性1000人に対して1933人の子供がいたのに、06年には女性1000人に対して984人と、約半分までに低下。
死亡率の低下に伴い、平均寿命が上昇。男性の平均寿命は72.3歳から79.4歳へ、女性は78.5歳から85.5歳へアップ。
また晩婚がすでに一般化しており、06年の男女の初婚年齢の中央値は28—31歳(81年:24—27歳)。 さらに離婚の数は81年の2060組に対し、06年には1万7424組と約8.5倍に増加。
この数字をネタに、お客と茶飲み話をしていたのですが、
 
客「なんで香港人がこんな長生きなんか、アタシには理解できまへん」
Leslie「ホンマですわ~。大体、朝から『出前一丁』ですからね、あれで長生きというのがね~」
客「まあ、医療レベルは高いといえば高いけどな」
L「よう言うでしょ、日本人が。『さすが香港! 中国茶の威力ですね!』って。あれ、にわかに信じがたい」
客「そうそう! この前デキモノの切除したけど、執刀のセンセが『何食べてもエエけど、お茶はアカンでぇ。お茶はきっついねん』って言うてはったよ」
L「ですよね! アタイも三叉神経痛で鍼に行ってるけど、やっぱりセンセが『お茶はきっついから、神経痛には禁忌でっせ。とにかく刺激が強いから』って」
客「ね~、ポーレイ茶なんてブラックコーヒーみたいに真っ黒けやもん、あんなん絶対身体に悪いと思うわ~」
L「あと、日本人が誤解してるのは『中国の小姐(しゃおぢぇ=要するにネーちゃん)はスタイルがよいのはお茶の効能や!』ってこと」
客「そんなん食生活が貧しいだけやん!」
確かに、飲茶なんかで嫌って言うほどポーレイ茶やら寿眉(サウメイ)だの飲みますが、ええ加減、口の中がいがらいですもん。ってことは、食道や胃も茶にやられてる可能性大ですよ。風邪なんかで医者に診て貰うと、中医も西洋医もまず100%「水を飲め、お茶はダメ! どうしてもお茶欲しいんなら薄い玄米茶にしなさい」と言います。
香港へ旅行に来て、痩せようと思って中国茶がぶ飲みしちゃダメですよ。逆に身体に悪いですから。これは身を以って証言しますよ。いま患ってる三叉神経痛の死にたいほどの痛みが走るときって、よ~~~く思い出すと、中国茶(会社に常備の「鉄観音」あるいは「ジャスミン」)飲んでるときの発生率が異常に高いですからね。
絶対、身体に悪いっすよ、中国茶(おそらく玉露などの濃い日本茶も)!
でもでも…。お茶がめっちゃ好きなんですよね~。
あ、人口白書についてはもう一つネタがありますので、それは明日にでも。。。
ところで、このところの最大の悩みである「三叉神経痛」。鍼治療でなかなかよい効果を得ていたんですが、金曜日(28 日)の鍼の帰り道にお客とばったり出会って、バカ話に馬鹿笑いしたら「バキ!」と20数時間ぶりの電撃痛が来てしまい、そっから仕事終えて帰宅するまでの 2時間に10数回電撃に襲われ、もう我慢できずに、近所のかかりつけ医が神経痛の治療もしているので、半べそかきながら(実際に涙流してました、あまりの 痛さに)駆け込みました。
本当なら、さっさとここへ来ればよかったんですが、西洋医が出す薬「テグレトール」という定番薬の副作用が気になって、なかなか足が向かなかったんです。ネットや家庭医学書で調べれば、簡単にわかるんですが、抗てんかん薬であるこの薬がなぜか三叉神経痛の鎮痛作用があるんです、難しい話はわかりませんけど。
ただし、副作用というか、相当な眠気を催したり、ふらつきやめまいを誘発し、運が悪いと肝機能にも多大な影響を及ぼすということで、仕事や呑みがピークになる12月上旬から中旬はこの薬の服用は絶対アカンな、と自分で判断していたんです。
そして、年内の仕事を98%ほど完了したこの日に、幸か不幸か、突如、電撃がひどくなったので、ついに「テグレトール」のお世話になったというわけです。
果たして服用から10分しないうちに、ほとんど「酩酊状態」。飲酒後の胸悪さのない酔っ払いとでもいいますか…。そのまま約10時間、泥のように熟睡。目覚めてもまだ酩酊状態、フワフワ雲の上を歩いているかのような気分。
ただし、電撃はもちろん、なにやら虫が歯茎の裏側を這っているかのような違和感もなくなり、こと、口腔カンケイは久々に爽快な気分に。でもですね、「酩酊」は夕方まで続くのですよ、そして「酩酊」が醒めかかったころから、電撃はないものの歯茎に違和感が出てき始めて…。
小生は「就寝前に1錠」との処方箋ですが、ネットで同病者の書き込みなんか見ていると、1日3錠でも効かない人もいるようで、そう思えば、小生なんかはず いぶん軽症なんだなと思いました。逆に、これ以上ひどい症状の人がたくさんいるってことに、恐怖心をおぼえずにはおれません。なんだかもう悲しい気分になってしまいます…。
ほんと、辛いですから、この痛みは。それと引き換えでの「酩酊状態」なら酩酊状態のほうが1億万倍イイです。ただ、この薬もだんだん効かなくなってくるん だそうで。そうなると、ガンマナイフとか開頭手術とか…。ガンマナイフならほとんど日帰りだけど、頭開ける手術は怖いな~。いずれにしろ薬と鍼灸で様子見 しましょう。やはり、鍼灸で効果を上げている人はかなりいるようですし。とりあえず、「テグレトール」の威力で、正月は痛みに襲われなくってすみそうですがね。
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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/30/2007 19:54:01
わたしも最近お茶はひかえめに、白湯を飲むようにしています。上海にいたころ現地人によくいわれたことを思い出したからです。でも彼らの白湯は色つきです。茶渋のついた茶碗に白湯を入れると色がでるんですね、これが。そんなことまで思い出しました。しかし三叉神経痛とは、ね、お大事に。たぶんストレスのせいでしょうか?そろそろ香港におさらばする時だよ、と誰かが告げているのかも知れません、ね。
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 12/31/2007 01:31:44
To マルコおいちゃんさん
>そろそろ香港におさらばする時だよ、と誰かが告げているのかも知れません、ね。
そんな気がします。
自分でも「もう、ええやろ」と思うこともありますからね。
来年は45歳。ある意味、区切りかも。。。


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