【上方芸能な日々 文楽】令和6年4月公演第二部
<初日にはこのように満開だった劇場前の桜は、千秋楽にはすっかり散って若葉が芽吹いていた> さて、まずは襲名披露狂言『和田合戦女舞鶴』が上演される第二部から振り返っていこう。 従来であれば襲名披露は第一部で、ということだっ…
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続きを読む →「夏休み公演」第2部は、4月公演に引き続き、『妹背山婦女庭訓』の後半。今回は「井戸替」に始まり、「入鹿誅伐」まで一気に上演。「井戸替」はあんまりやってくれないし、「入鹿誅伐」に至っては、文楽劇場では初の上演だというから、…
続きを読む →「もうええかな?」と思いつつも、やっぱり来てしまう鑑賞教室。今更、教室で教えてもらうことなど、全くないのだが、そこはまあねぇ(笑)。お値段が安いのと、中堅若手中心の座組になるので、「ほー、こんなんできますか!」みたいな発…
続きを読む →<こちらの見台は今公演とは関係ありません(笑)。悪しからず> 人形浄瑠璃文楽 第2回『人形浄瑠璃 文楽夢想 継承伝』 昨年、とてもいい舞台を見せてくれた「文楽夢想 継承伝」が今年も開催された。すでに正月公演時に昨年同様の…
続きを読む →<「頬かむりの中に日本一の顔」と称賛されたのは、『心中天網島』で紙屋治兵衛を演じた初代中村鴈治郎。文楽では「源太」かしらの人形で> 夏休み公演の第二部は「名作劇場」として、丁度頃合いの良い時間に収まる作品がかかる。第一部…
続きを読む →<暑さ厳しい日々が続いてイヤになるけど、この青空と桜木の青葉に心癒され、いざ、文楽へ!> ホンマ、うだるような暑さでございます。こういう日は、冷房完備の文楽劇場で一日過ごすに限ります(笑)。ということで、夏休み公演を見物…
続きを読む →毎年楽しみな「若手会」。普段は左遣いや足遣い、さらには「ツメ人形」でのその他大勢として、黒い頭巾の下の顔を見ることがほとんどない人形遣いが、大きな役を与えられ、「並び物」で先輩たちについて行くのが精いっぱいの太夫や三味線…
続きを読む →「もう今年はええか」と思いつつも、毎年行ってる文楽鑑賞教室(笑)。ということで、今年はちょっと趣を変えて、と言うかこの日しか行けそうになかったので、外国人向けの「Discover Bunraku」をチョイス。さぞや外国人…
続きを読む →<アイキャッチ画像:桜花咲き誇る文楽劇場前。年々、満開の時期が早まっているような気がしていたが、今年は丁度満開の頃に来れてよかった(4月3日、筆者撮影)> 今公演は久々に2回見物に行った。3部とも好演で2日目に行って「あ…
続きを読む →さて今回からは、初春公演のあれやこれやをうだうだと連ねていくこととする。 とにかく三部制になってからは、どうも気合が乗らないというか、集中力を欠くというか…。そろそろ二部制に戻してもいいんじゃないかと思うが、感染状況を見…
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