【上方芸能な日々 文楽】令和3年錦秋公演第一部
人形浄瑠璃文楽 令和3年錦秋公演 第一部 疫禍で迎える二度目の秋が来た。今公演も、感染拡大状況を横目で見ながらの三部構成となった。一部が『蘆屋道満大内鑑』。二部と三部で『ひらかな盛衰記』の半通し。三段目と四段目が上演され…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年錦秋公演 第一部 疫禍で迎える二度目の秋が来た。今公演も、感染拡大状況を横目で見ながらの三部構成となった。一部が『蘆屋道満大内鑑』。二部と三部で『ひらかな盛衰記』の半通し。三段目と四段目が上演され…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年4月公演<第二部> 前稿でも記したように、公演中の4月15日、吉田簑助師匠より「今公演を以て引退する」旨の発表があり、列島に激震が走った。簑助師匠の人となり、藝については小生ごときが述べるまでもな…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和3年初春文楽公演 <3> では、ウダウダ抜かさず、さっさと初春公演第二部のあれこれ思うところを記しておこう。 碁太平記白石噺 ごたいへいきしらいしばなし 『浅草雷門の段』 …
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和2年錦秋文楽公演 <2> 久しぶりに見物できた文楽は「あーっだた、こーだった」ってのを、ほんの少しだけ。 第一部『源平布引滝』 「矢橋の段」 亘、錦吾 簾内なのに人形は出遣いというアンバランス。なんで…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 令和元年11月公演 「心中天網島」 天網恢恢疎にして漏らさず =天網恢恢、疏而不失。 『老子‐七三』 =天網恢恢、疏而不漏。 『魏書‐景穆一二王伝・任城王』 古来よりシナ語で…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 夏休み文楽特別公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 五段目で運のいいのは猪(しし)ばかり 風雲急を告げる香港事情に関するネタが続き、こっち方面が疎かになっているが、ちゃんと観るべ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 第35回文楽鑑賞教室 香港の問題が思いのほか深刻度を増しているため、このところ拙ブログも久々に香港ネタ連投となった。検索ワードも「反送中」「逃亡犯条例」「香港デモ」などがすらりと並んでおり、それらを検索し…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 4月文楽公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 天皇陛下にあらせられては、上皇陛下の譲位に伴い、この度、御即位なされた。同時に、元号が平成から令和に改元され、新しい時代が始まった。…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成31年初春文楽公演 第一部<2> めでたさは、まづ、まゆ玉のしだれより 万太郎 ということで、あちこちで繭玉の揺れる文楽劇場は、正月の装い。ただ、正月も5日ともなれば、なんかもう普通の土曜日といった感…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成三十年十一月公演 <第一部> 何事にも「平成最後の…」という枕詞が付く今日この頃。今上陛下の譲位まで半年ほどとなり、次の年号が気になったりもする。 文楽も、その平成が終わりに近づくにつれ、舞台を華やか…
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