人形浄瑠璃文楽 平成三十年夏休み特別公演　第三部 第二部に続いて、三部の「サマーレイトショー」を観る。毎年記しているが、「レイトショー」と言っても18時15分開演だから、労働者でこの時間に席についていられる人は、ほぼいな…

人形浄瑠璃文楽 平成三十年四月公演　五代目吉田玉助襲名披露 玉助襲名で、華やかに初日を迎えた文楽4月公演。客席には嶋さんの姿も。 襲名披露狂言には『本朝廿四孝』、第二部には初めて「通し」で観る『彦山権現誓助剣』。狂言建て…

人形浄瑠璃文楽 平成三十年初春公演 八代目竹本綱太夫 五十回忌追善 豊竹咲甫太夫改め 六代目竹本織太夫 襲名披露 六代目織太夫襲名で、新春の文楽劇場は大いににぎわい、何より。織太夫という名跡復活への期待と、何よりも師匠・…

人形浄瑠璃文楽 平成二十九年十一月公演 第二部 11月公演の第二部に関して色々と。 前稿で記したように、今公演では近松二作が上演された。1本目は第一部の『鑓の権三重帷子』。そして第二部では『心中宵庚申』。前回記したように…

人形浄瑠璃文楽 平成二十九年夏休み特別公演 ＜第三部　サマーレートショー＞ 「しっかし、夏休み公演て『夏祭浪花鑑』と『伊勢音頭恋寝刃』しかないんかいっ！」って憎まれ口もちょいちょい叩くわけだが、やっぱり『夏祭浪花鑑』の「…

人形浄瑠璃文楽 第34回文楽鑑賞教室 この季節恒例の「鑑賞教室」に行ってきた。平日はさぞかし行儀の悪い高校生が満員で、「鑑賞」もできたもんじゃないだろう、なんて、自らの高校生時分の行状を思い出して同じように考えていたが、…

人形浄瑠璃文楽 豊竹英太夫改め六代豊竹呂太夫襲名披露 六代豊竹呂太夫の襲名披露となった文楽4月公演も、大入り袋の出る大盛況のうちに千秋楽を迎えた。初日は、文楽劇場前の桜が雨に濡れながらも、満開に咲き誇っていたが、終盤には…

こういうものは、まず初日を観るに限る。まあ、小生なりの理由がいろいろあるわけだが、何と言っても、「口上」は初日に観てこそなんぼのもんというのがある。そんなわけで、大阪の4月公演初日を昼、夜通しで見物してきた。いつもながら…