【Go! Go! HAWKS 2014-6】vsバファローズ6回戦(OSAKA CLASSIC第一戦)

Go! Go! HAWKS 2014 OSAKA CLASSIC第一戦)
ホークスvs バファローズ6回戦

今年も開催された「OSAKA CLASSIC」。往年の「南海vs近鉄」が京セラドーム大阪が再現される三連戦。奇しくも今年は「首位攻防戦」。と言っても、この時期の「首位攻防戦」なんてのは、それほど意味が無い。いや、意味はあるんだろうけど、これが優勝を決定づけるというものでなく、ただ単に、この時点で、2位のチームが首位に躍り出る可能性がある三連戦というだけのことである。でもまあ、三連戦前に1.5差で首位に立つ我が軍としては、首位のままでパ・セ交流戦に入りたいところではあるわな。アタシは大してこだわりはしてないけど。

一戦目は昨年同様、内野指定の良いお席で観戦。よう見える。試合を堪能でける。

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開門前、「早よ開けろや!いつまで待たせんねん、おい!」ってな不機嫌な表情で、なおかつ、ジーンズ以外は帽子、服、靴下、靴まで緑で統一し、植え込みに同化して入場待ちしていた小生を目ざとく見つけたのが、バファローズ球団の某氏。数日前、MBSテレビの『ごぶごぶ』にもチラリ出演されていたので、知ってる人も多いでしょう。

「あ!見つけた!」

って、アタシは植え込みに潜むバッタかなんかですか? 同年代で、古き良きパ・リーグを愛する某氏は、以前から交流があるので、この気軽さ。そして「OSAKA CLASSIC」開催は、この人の尽力による部分も非常に大。ナイスな「パ・リーガー」の一人。

「ブログに載せるから、南海ファンの写真欲しいねん、撮ってもええやろ?」

まあ、断る理由はないので、「えーで、えーで~~」で、パチリとね。

同時にバファローズのモバイルTV「Bs TV」からも「映像もいいですか?」と。なんか追い詰められたバッタのごとく…。

昨年も、某氏のブログに堂々と顔出ししてしまった小生。今年はこれに加えて、モバイル限定とは言え、映像にもなってしまうという…。どこまでもバファローズの球団運営に協力的なホークスファン。

で、入場してみると、丁度我が軍の打撃練習中。「な~~~んだよ~~! 南海復刻ユニちゃうやん、練習でもちゃんと着てよ~~」

DSC01608この時点では、余裕の表情の秋山くんだが、世の中、エエことばかりは続きませんな(笑)

「復刻ユニ」に身を包んだ我が軍選手諸君が現れたのは、守備練習時から。以前にも申したように、今回の復刻モデルは、小生にとっては最も思い出深く、最も愛着のあるモデル。昭和48年、南海としては最後の優勝となったシーズンに着用していたものだけに、これは絶対に忘れられないし、このユニフォームとこの時代こそが、小生にとっての「南海ホークス」そのもの。

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長谷川が! 柳田が! マッチが! まさか50歳を過ぎて、すでに消滅してしまってから25年以上が経つ南海ホークスの、さらに41年前に優勝した時のユニフォームを着た「ホークス」の選手に出会えるとは夢にも思ってなかった。試合どうこうよりも、この瞬間を見ることができただけで、もう今回の「OSAKA CLASSIC」の全てを満喫したと言っても過言ではない。それほど嬉しい、このユニの復刻。やっぱりユニフォームは「simple is best」。これが強いチームのスタイルだと思うね。

IMG_1218.jpgblogこのユニフォームの時代から、南海打線を相手に力投していた、オリオンズの村田兆治が取材でグラウンドに姿を見せていた。これまた懐かしい。

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先発メンバー発表も、「OSAKA CLASSIC」バージョンで!

さて試合。

第6回戦(H・3勝3敗0分)score
勝:金子千尋(3勝3敗0S) セーブ:平野佳(1勝0敗14S) 負:山田(0勝1敗0S)
本塁打* 内川 9号ソロ(4回)
観衆*21,982人

先発は今季初先発の山田。前日に岩嵜がやはり今季初先発で、ランナーをほぼ毎回背負いながらも粘りの投球と細川の好リードで初勝利を飾っているだけに負けられないところ。そんな気負いはなかったと思うが、四球連発で球数を要し、数字だけみると「3失点はよく投げたなんじゃないか?」と思われるかもしれないが、こりゃもう、見ているファンをイライラさせる典型的な投球で、信頼を得るには程遠い内容。後をつないだ柳瀬もピリッとせず、終わってみたら内川の特大本塁打による1点のみ。4点を入れた敵軍を上回る9安打なのに、本塁打1点どまりとは、いかに金子千尋に翻弄されていたかの証し。

その金子は「60点くらいの出来」だったらしいが、確かに、9安打されていたことから見ても、それほど調子はよくなかったはず。そこはさすがで「ココ」というところでは、きちんと三振や内野ゴロを打たせることができている。山田には非情な判定かもしれないけど、金子が60点なら、山田はせいぜいマイナス30点くらいだろう。顔洗って出直してこい! ってところだ。

その一方で、8回からマウンドに上がった、期待の大型新人投手・森唯斗が本領を発揮。打者4人に対し、被安打1、奪三振3の快投。その体格とこのユニフォーム…。そう、あの時代の球界を代表する火消し役、佐藤道郎を思い出した。そんな安定度抜群の投球。山田とは反対に、首脳陣、ファンの評価を大きくアップさせるマウンドだった。なんちゅーても、マウンド度胸が据わっていたね。山田はオロオロしてたけど。

それにしても適時打が出ない試合だった。特に8回、無死一・二塁での李大浩の併殺は、一気に追い上げ、逆転へという絶好のチャンスだっただけに痛かった。後に引きずらないでね…。

(平成26年5月16日 大阪夜間)


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