【務めぞ重き大阪市】東住吉区地域懇親会*旧ブログ

もう昨今の大阪市、こんな事件珍しくもなんともなくなってしまったんだけど…。
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12月19日(日)の午後、東住吉区区役所内の区民ホールに平松邦夫大阪市長が来て、「東住吉区地域懇親会」が開かれると言うので、行ってきました。
約300名の参加者があり、ホールはびっしり超満員。
そもそも、この区役所もホールも移転や建て替えの話が持ち上がってずいぶん時間が経過している。区役所がでけたのは、東住吉区が平野区と分区した昭和49年だから、30年以上となり、当然耐震構造ではなく、またホールも設備が不十分で、近辺の小中学校の講堂の方がよっぽど使い勝手がよいという次第で、どうにかならんかとの声が上がっていた。

この日の懇親会でもそのことが話題になり、平松市長はまず、区民ホールを区内の長居公園内に新設するべく、早期着手する旨、300人を超す区民の前で公約されたので、遠くない将来、何らかの計画が発表されるものと期待しましょう。
さて、冒頭のニュース。平松市長は「毎日、頭を下げない日がないほど、市職員の不祥事が続いて申し訳ない」というようなことを言ってたけど、その翌日にまた、こういう不祥事が明るみに出てしまう…。
「いらない人にはどんどん辞めてもらう」と、懇親会でも公言していたので、ほんとにいらない人にはどんどん辞めてもらうように厳しく対処してもらいたいもんだ。

交通局ついでに言うと、「東住吉区懇親会」なのに、なぜか「地下鉄天王寺駅に駅長が二人いるのは無駄だ」と指摘する人がいて、ちょっとざわめきが。
二人いる理由としては「天王寺駅は谷町線と御堂筋線のそれぞれの天王寺駅に駅長がいる」「天王寺駅長は御堂筋線の天王寺~中モズ、谷町線の天王寺~八尾南の各駅の駅長も兼務する」ということなのだが、それでも質問者は納得しないので、あらためて交通局から回答があるとのこと。
小生にとってはどうでもいいことだったんだけど、質問者の発言が非常に高圧的というか詰問調だったので、印象深いわけです。区役所の窓口で文句垂れてるような感じ。正論を言っても結構、周囲を不愉快にさせてしまう、、、そんな感じ。

もちろん、橋下府知事との関係に迫る質問もありましたよ。市長は「思ってることをズバズバおっしゃるところはすごいなあと思いますが、3年間、何をやってこられたのかな…と思うと」。
万雷の拍手喝采を浴びてたけど、え?これは市長を応援する集いなのか?と苦笑してしまう。
知事に対する発言は、もはや新聞やテレビで出しつくしているためか、おおお!というようなものはありませんでしたね。

東住吉区長や南田辺地区の地域振興会会長ほかを交えたパネルディスカッションは、予定を30分ほど超過。
会場を見回すと、やはり高齢者が目につく。
これは東住吉区の特徴かも。それこそ大阪市編入以前の農村時代から何代もこの地に根付いている家庭が多く、人口の流出入がそれほどなく、よって高齢化が他区に比べて早いと思う。
我が家のような貧困層でさえ、お寺には約400年前からの過去帳がきちんと残されているという具合だから、ほんと「土着性」が高い。

それは一方でよいこともあって、町会組織率が高く、犯罪抑止力に一定の効果を発揮している。正直、「隣組」の付き合いはうざいんですが、その「うざい」付き合いも裏を返せば「地域コミュニケーション力」というわけで、人が離れない理由なのかもわかりません。
この日も話が出ていましたが、「行政の下請けではない地域コミュニケーション」、と言う点では、古い街だからこそ実現しやすいのかもしれません。

市長に疑問を直接ぶつけ、それに市長が答える、という場に初めて参加したわけですが、まあ、たまにはいいかも。
さりとて、前回の市長選挙で小生はこの人に投じたわけではないので、さほどの思い入れもないんですが、これまでの市長に比べれば、やってることはよく見えてる、透明度が高いというか…。
もしかしたら、これは橋下知事の攻撃?がそうさせているのかもわかりませんね。そういう意味では、意外と名コンビなのかもわかりませんよ(笑)。

あ、タイトルの「務めぞ重き大阪市」『大阪市歌』の3番の歌詞から拝借しました。


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