【Bs大坂夏の陣三連戦】オリックスvs福岡ソフトバンク*旧ブログ

本題に行く前に!
ホークス6連勝!それも首位・埼玉西武に連勝で1.5差にまで詰め寄った!
「鷹の祭典」で真っ赤に染まるヤフドは壮観!

そして20日の試合。
工藤公康が登板!
47歳。実働29年の偉業。
えらいよ、工藤は。俺と同い年…。

さあ、本題。
オリックスバファローズが夏の企画として開催する

「Bs大坂夏の陣」

こちらも京セラドームを真っ赤に染めて、博多の鷹を射ち落とそうという企み。

しかしそこは大阪。
ホークスにとっては「準地元」みたいなもので、スタンドの半分いや、6割近くをホークスファンが埋め、応援の声も勢いも、ホークスファンが優勢。
「どっちがホーム?」
ってな感じ。

この3連戦がホークスの大阪での今シーズン最後の試合となってしまうので、
小生も3連戦とも観戦。

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戦況を見守る先発の大隣

3連戦最初のゲームは7月16日(金)ナイターで。
ホークス先発の大隣は、本来なら和田、杉内とともに先発の3本柱になるべき存在ながら、開幕からほとんどいいとこなし。
7月6日の甲子園での阪神戦を最後に「無期限」での二軍行きに。
この日が再起第1戦となるわけで、期待半分、不安半分。
死四球で自滅しマウンド上でただおろおろするばかりだった今年の大隣だが、
この日は堂々としたマウンドさばきで、6回0/3を投げてようやく今季2勝目。

入団当初から大隣を次期エースと見込んでいる小生にとっても、うれしい2勝目。
大隣への期待が大きいので、この日はめっちゃええ席で、随時、大隣の表情や腕の振りをチェックしてましたよ。

1回こそ堅さがあったけど、2回から腕の振りがよく、表情も冴えていて3回くらいには
「今日はもしかしたら完投も?」
というくらいに。
打線もオーティズ、松田、田上のホームランが効率よく出て大隣を支援。
いい感じで勝利できた「夏の陣」初戦。

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ヒロイン中の大隣。背中が頼もしく見えたぞ!
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この日ホームランのマッチこと松田の「プリケツ」(笑)

翌17日(土)、夏の陣第2戦もナイターで。
Twitter仲間から外野での観戦を誘われ、数ある観戦グループの一つに合流させてもらった。
香港に15年いるうちに、野球の観戦スタイルは著しく変化し、外野席は声出し応援の場になっていた。
各選手には応援曲があり、試合開始から終了まで、攻撃中は立ちっぱなしで打席の選手に「声出し応援」をする。
前身の南海ホークスでは、早くからこのスタイルが取り入れられており、当時から現在も「関西鷹狂(たかきち)会」や1957年創設の「応援会」が主体となって、応援リードをとる。
前日のように選手にひたすら注目し、ときに叱咤激励を直接飛ばすのも「応援」なら、外野席でファンが一体となって「声出し」するのもまた「応援」。小生的には、前者の方がいいかな?

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ホークス打線は好調。試合前の打撃練習、小久保、多村、オーティズなど右強打者の飛球が次々とレフトスタンドへ!

さあこの日は、エース和田がハーラートップの12勝目をあげて快勝。
2回表の2アウトからの怒涛の5点がすべてだった。
「夏の陣」では「将軍」を名乗る岡田監督も「話になれへんやん」と苦笑いするしかない。

そして迎えた第3戦。この日はデーゲーム。
観衆3万2070人でほぼ満員。わが軍先発は陽。そして敵軍は近藤。
この近藤に我が方はまったくいいところがない。
もし負けたら小生の「記録」も途絶えてしまう…。
その「記録」とは!

実は実は、1997年に大阪近鉄バファローズが大阪ドームを本拠地にして以来、ここで見る「バファローズvsホークス」、ホークスは1回も負けていないのである。要するに、97年以降、小生はここ京セラドームでホークスの負け試合を見たことがないのである。

これってすごくない?

また、現在のオリックスバファローズを大阪近鉄の後継球団とみなすなら、昭和43年の南海初観戦となった対近鉄戦に始まる対バファローズ戦観戦成績も、勝率8割を超えているという次第!

なんとか苦手近藤を攻略してくれ!
祈る思いでこの日も前日に続き、外野席グループに合流して必死の応援。

さあ、果たして祈りは通じたのか、初回いきなり近藤から先取点!
一時逆転を許すも、陽の好投に近藤をもっとも苦手としていたキャプテン小久保が奮起、6回に勝ち越しの適時打!
勝ちを確信した3塁側~レフトを埋め尽くしたホークスファンは、それぞれがハイタッチし合い、大騒ぎに!
7回にはマッチのホームランでダメ押し。
あとはSBM48(甲藤、攝津、ファルケンボーグ、馬原)でがっちり抑えて、終わってみれば快勝!
「大坂夏の陣」は難波に城をかまえていたころからのファンの後押しという「地の利」も生かした、博多の鷹軍が3連勝。

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試合前にはレフトスタンド全員でラジオ体操も(笑)

3連勝の勝因を振り返れば、いずれも先発投手の力投に尽きるでしょう。
「和田と杉内でしか勝てない」
と言われ、実際、そんな繰り返しだったホークス。
それでもAクラスにいたのだから、大隣の再起とローテの穴を埋めた陽の活躍でかちとった3連勝は大きな価値があります。

この3連勝の勢いで福岡に戻ったホークスは、「弱いライオンズ」の象徴ともいえる「太平洋クラブ」時代の復刻ユニフォームで「鷹の祭典」に臨んだ首位の埼玉西武に連勝、首位に肉薄する非常にいいムードでオールスター戦を迎えることになったわけです。

こうして小生の「京セラドーム無敗神話」は2010年も達成し、2011年へと引き継がれてゆくのです!

う~ん、今年はどこかのタイミングで福岡へも行きたいな~。
なんかええ感じになってきたで、ホークスは!


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