【小室哲哉@香港】取材(?)メモが出てきました*旧ブログ

捜してましたらポコッと出てきました。
前エントリで紹介した数年前の、吉本興業とROJAM(小室香港会社)のタイアップ記者会見。別にアタクシは記者でもなんでもないんですが、こういうところに呼ばれやすい体質でして…。
そのときの会見のメモ書きと資料が出てきましたので、ここに公開。

メモと言っても、英語、広東語、日本語での会見の日本語発言の部分を日本語資料の行間に殴り書きしたようなものですので、適当にてにをはを付け加えましたこと、ご了解を。
記憶って曖昧ですね。「7,8年前の」と言ってましたが、2002年9月5日でした。


出席者
ROJAM 森哲夫CEO、山田有人CFO
吉本 大崎洋取締役、清水幸次取締役

「ROJAM International Holdings Limited」
1998年1月創設
アジアNo.1の音楽プロバイダー目指す、2000年10月イオンクレジットサービスグループ、ソフトバンクファイナンス、NTTコミュニケーションズ、電通、メディアファクトリー、エイベックスグループの6社を戦略投資家に。
音楽プロダクション、上海でDISCO経営。現地での人材発掘、歌、ダンス指導

今回の提携
吉本子会社「R&C」の株8割を6750万香港ドル(約10億1250万円)でROJAMに譲渡、代金は、ROJAMが4億5000万株の新株を1株HK0.15で発行する株式交換。
これにより吉本興業はROJAMの発行済株式の約29%保持で第2位株主に。

「R&C」
2001年5月設立、吉本の音楽ビジネス展開のため
ポップミュージックレコーディング、音楽原版のライセンシング

音楽ビジネスに関する宣伝、販促、流通で圧倒的に強いR&C買収でROJAMは既存のプロダクションビジネス以外に、企画、制作、流通まで含めた全工程手中に
吉本興業がROJAMの戦略的パートナーになる利益
・ノウハウ、販促基盤確立、流通網を利用できる→計り知れない相乗効果とビジネスチャンス

コメント
ROJAM・森CEO
・R&C買収は画期的
・吉本興業の知名度とブランドを大いに活用できるだろう
・企業知名度UP
・多くのプロデュース契約を獲得し、高レベルの安定した収入に
・吉本制作の番組でROJAMの活動やアーティスト紹介により、広告宣伝費削減できる

吉本・大崎役員
・ROJAMの中国展開に大いに期待
・香港の映画会社と進行中の映画制作計画が具体化すれば、ROJAMの人材を大いに活用したい


ざっとこんな感じでした。
もっといろんな突っ込んだ話が出たのでしょうけど、なにぶん、アタクシの取材能力、と言うより広東語力&英語力ではこれが精一杯です。

吉本にすりゃ、いまはまったく関係ありませんというところなんでしょうが、大崎さんまで来て会見したわけですから、結局、ROJAMとの香港・中国事業の「その後」はどういう顛末だったのか、ここで改めてコメントがあってもいいかな~と思うのは小生だけでしょうかね?


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