【台湾紀行】その2*旧ブログ

高雄~台北、駆け足の旅その2回目。

11月9日(金)北回帰線、高鐡

高雄市内から高速道路を2時間ほど走って、嘉義郊外の「北回帰線」へ。

MINOLTA DIGITAL CAMERA北緯23度27分4秒に立つ碑。ここに北回帰線が通っていて、こっから南が熱帯、北が亜熱帯となります。心なしか、前日の高雄市内よりも涼しく感じました。おそらく曇っていたからでしょうがね。
この碑以外にも、碑があったり、道路にアーチがかかっていたりで、一体どれがホンモノの北回帰線か、いまひとつはっきりしないまま、いよいよ台湾高鉄=新幹線の嘉義駅へ。

MINOLTA DIGITAL CAMERAこちらが高鉄の嘉義駅。ガラス張りのいかにも現代風の駅舎。世界中どこでもこのタイプの駅が多くて、旅の情緒をなくしているように思います。

???????????????????????????????ス~っと進入して来た高鉄の車両。オレンジは台鉄の優等列車のシンボルカラー。在来特急の自強号もこの色目が基調となっています。ボンネットの赤いシミはまさか台湾名物「檳榔(びんろう)」の食べかすではないでしょう。多分、鳥がぶつかったんでしょうね。車両自体は日本とほぼ同じ。車内も上り進行方向に向かって左3列、右2列。

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料金高めの指定席だったからかもわかりませんが、この8号車には我々一団15名以外の乗客はいませんでした。そんな状況ですが、運行本数も順調に増えており、1月5日開業当初は片道19本だったのが、11月からは片道113本に増発。利用者数も着実に増えているとのことです。ちなみに高雄から台北まで所要時間は最速で1時間36分。それまで5時間かかっていたわけですから、まさに画期的。

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夕食後、士林夜市へ。個人旅行で台湾へ来る時も必ず行く場所です。香港のテンプルストリートや女人街をしのぐ活気。こういう場所は時間をかけて何往復もしたいのですが、今回は団体行動なんで、それはまた次回のお楽しみに…。

MINOLTA DIGITAL CAMERA飲食関係は「士林観光夜市」として、建物内に集められています。これは「香腸=台湾式ソーセージ」の屋台。かつて貧乏旅行で来たとき、滞在中ここでの買い食いで晩飯を済ませたりもしました。そういう旅行もまた、楽しいものです。

このほか、夜の台北はプログラムもりだくさん。

林森北路で、まんま日本のスナックでオネーちゃんをからかいながら飲んで唄うもよし、双城街あたりの何気に東南アジアしているパブやバーで、ローカルな飲み方をするもよし。二昔前なら「理髪店」ですかね。わずかに残ってはいますが…。

え? アタクシ? ま、そこは…。とにかく、生まれ故郷の大阪の夜と同じくらい台北の夜は、ホッと一息つけるんです。水が合うと言うか。10年以上住んでいるのに、香港でそれを感じたことがありません。その辺の背景などは次回エントリーででもお話ししましょうかね。

ってことで、次回に続く。
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COMMENT:
AUTHOR: –
DATE: 11/12/2007 07:17:31
「士林観光夜市」は、建物の部分も、外の部分も面白くて大好きです!
ものすごく賑わってますが、ホッとできると言う気持ち、私も同じ感覚を覚えています♪
続き、楽しみにしています!
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 11/12/2007 13:41:01
To ★塗姆★さん
人がたくさんいる、それもリラックスした表情で、っていうのがマーケットのよいところでしょうか。同じように人が沢山居ても、デモ行進などはみんなしかめっ面してるから疲れますよね。
士林だけでなく、台湾はあちこちにこういう夜市があって、いいですよね~。
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AUTHOR: 丸山光三
DATE: 11/12/2007 17:08:09
わたしも香港はよそよそしくて嫌いです。でももう20年近くご無沙汰です。そしてシナ化以降は、もうあまり行きたいとは思いません。それにくらべて台湾に親しみやすさは格別です。何故でしょうか?一度長く住んでその秘密を探ってみたいと思いますが・・・
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 11/13/2007 23:23:12
To マルコおいちゃんさん
>一度長く住んでその秘密を探ってみたいと思いますが・・・
やはりそう思われますか。できればそうしたいんですよ。
在住の友人の話を聞いたり、彼がのびのびと仕事をしてるのを見て、さらにその思いは強まりました。



 


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