【返還10周年】思い出話(30) *旧ブログ

【1997年4月29日】
◇返還後に初代行政長官に就任する董建華(C.H.トン)氏が「返還後の香港にもデモの自由はあり、天安門事件のようなことはありえない」「7月1日に民主派がデモをしても一向に構わないし、李銘柱(マーチン・リー)=民主党党首(当時)が民主化の英雄になろうとしてもそうは行くかい」と発言

【4月30日】
◇特区長官事務室が公安条例と結社条例の修正に関する「諮問文書」に対する意見書の受付を終了。4000通以上集まったうちの約3000通は電子メールで一人一通の意見書を集めた民主党が最終日に提出したもの
◇西九龍埋立地と香港側西環エリアを結ぶ「西区海底トンネル」開通

【5月1日】
◇反日団体「保釣行動委員会」が尖閣諸島への上陸を目指し、5月18日に台湾を出発すると発表

【5月2日】
◇行政会議が返還後1年間の暫定議会「臨時立法会」に「国旗国章条例」「区旗・区章条例」の草案提出。国旗や国章、区旗、区章を焼いたり破損、汚損、踏みつけるなど侮辱行為を行った場合、5万ドル以下の罰金に処するなど発表
◇返還時に1500人のベトナム人ボートピープルと1000人の難民の香港残留が明らかに。立法評議会の保安委員会は英国政府に全員を英国が引き取るよう要求
たまごっちの新バージョン発売。4000個が1時間で完売

ごっち騒動の頂点となった5月2日。学校休んで行列に並んだ児童・生徒が街中にあふれかえっていました。
いまだにあの玩具の魅力がわかりません…。

そうそう、まだこのころはボートピープルがいました。辺鄙な場所に収容所があり、外とは隔絶されていました…
—————————————————————————————–
COMMENT:
AUTHOR: へ
DATE: 05/12/2007 23:35:00
たまごっちとかボートピープルとか、懐かしいなあ…そういえば、僕もたまごっち持っていました。
ー香港でデモはOKー
如何にも、社会主義的な匂いがします。民主主義を良く理解していない、中国本土のお偉いさんが、民主主義てものは、こんなもんじゃろという感じで、宣ったというか仰った。
面白いというか不思議というか…これが10年前の出来事ですから…
今の中国の状況を見ると、経済が発展し民主主義の国の様に感じますが、やはりこの国は社会主義の国なんだと改めて思いました。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 05/13/2007 00:51:42
To ホラッチさん
>面白いというか不思議というか…これが10年前の出来事ですから…
そして今もデモは自由に…。
>今の中国の状況を見ると、経済が発展し民主主義の国の様に感じますが、やはりこの国は社会主義の国なんだと改めて思いました。
およそ「民主」には程遠い状況。が、しかし「社会主義、共産主義」でもない。結局「中共」が支配する独裁国家なのかも


コメントを残す