【上方芸能な日々 文楽】令和3年初春文楽公演 <3>
人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和3年初春文楽公演 <3> では、ウダウダ抜かさず、さっさと初春公演第二部のあれこれ思うところを記しておこう。 碁太平記白石噺 ごたいへいきしらいしばなし 『浅草雷門の段』 …
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続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和2年錦秋文楽公演 <2> 久しぶりに見物できた文楽は「あーっだた、こーだった」ってのを、ほんの少しだけ。 第一部『源平布引滝』 「矢橋の段」 亘、錦吾 簾内なのに人形は出遣いというアンバランス。なんで…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場三十五周年記念 令和2年初春文楽公演 木偶にいま魂入りて初芝居 品川鈴子 「木偶(でく)」は木彫りの人形を言う。ここでの木偶は、言うまでもなく文楽の「首(かしら)」のこと。舞台で人形遣いが…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 令和元年11月公演 「心中天網島」 天網恢恢疎にして漏らさず =天網恢恢、疏而不失。 『老子‐七三』 =天網恢恢、疏而不漏。 『魏書‐景穆一二王伝・任城王』 古来よりシナ語で…
続きを読む →素浄瑠璃 国立文楽劇場開場35周年記念 第22回 文楽素浄瑠璃の会 この時期、恒例の「文楽素浄瑠璃の会」も回を重ねて22回目。若いころ、すなわち「聴いて頭に情景を浮かべる」面白さに気づいていなかったころは、全く興味の湧か…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 夏休み文楽特別公演 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」 五段目で運のいいのは猪(しし)ばかり 風雲急を告げる香港事情に関するネタが続き、こっち方面が疎かになっているが、ちゃんと観るべ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 文楽公演 人に似てかなしき猿を回しけり 西島麦南 西島麦南(1895~1981)は、熊本出身の俳人。高校野球でおなじみの済々黌卒業生である。武者小路実篤の「新しき村」にも参画…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成31年初春文楽公演 第一部<幕見>、第二部 禿(かむろ)から 目にもろもろの 罪を見て 誹風柳多留 禿と書いて、ハゲと読みたくなるのはわかるが、文楽や歌舞伎で、これを「ハゲ」と読むのは、小生、今まで…
続きを読む →素浄瑠璃 第21回 文楽素浄瑠璃の会 毎回楽しみにしている「素浄瑠璃の会」。今年は、咲さんと仁左衛門丈の対談コーナーがあるので、何が何でも万難を排して駆けつけたい、というもんだ。演目も、『和田合戦女舞鶴』と『曲輪文/章』…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 平成三十年四月公演 五代目吉田玉助襲名披露 玉助襲名で、華やかに初日を迎えた文楽4月公演。客席には嶋さんの姿も。 襲名披露狂言には『本朝廿四孝』、第二部には初めて「通し」で観る『彦山権現誓助剣』。狂言建て…
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