【上方芸能な日々 文楽】令和6年4月公演第二部
<初日にはこのように満開だった劇場前の桜は、千秋楽にはすっかり散って若葉が芽吹いていた> さて、まずは襲名披露狂言『和田合戦女舞鶴』が上演される第二部から振り返っていこう。 従来であれば襲名披露は第一部で、ということだっ…
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続きを読む →<朝からとんでもない酷暑という日々が続いている「炎熱都市・大阪」。こんな日は、一日中涼める文楽劇場がおススメ!> 文楽の稿を上げるたびに「今年も早いもんで…」と書き出しているような気がする(笑)。で、実際に早いもんで「夏…
続きを読む →<「頬かむりの中に日本一の顔」と称賛されたのは、『心中天網島』で紙屋治兵衛を演じた初代中村鴈治郎。文楽では「源太」かしらの人形で> 夏休み公演の第二部は「名作劇場」として、丁度頃合いの良い時間に収まる作品がかかる。第一部…
続きを読む →<アイキャッチ画像:芝居絵をきっちりと画面に収めるのは難しい。これは比較的うまくいった方。それでも両端は切れてしまった。そもそも前に人はいっぱい立っているので一瞬を逃せない(筆者撮影)> 今年は《鉄道開業150年》、《野…
続きを読む →続いて第二部を見る。 間の時間が45分とか、もう外にメシを食いに行く気も起らん。来るときにファミマでパンを買って、元の文楽茶屋が休憩室として開放されているので、そこでささっと食ってるうちに「お待たせいたしました、第二部を…
続きを読む →というわけで、『ひらかな盛衰記』の四段目を第三部で見物するのだが、その前に『団子売』を見物せねばならない(笑)。別に観たくもないんだが…。「ほな、ロビーか隣のたこ焼き屋ででも時間つぶししなさい!」とお叱りを受けそうなんで…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 文楽夢想~継承伝~ 通常の「若手会」とは、一味も二味も違う若手主体の公演「文楽夢想~継承伝~」を観てきた。 何が違うかと言えば、まず公演にかかわる諸経費(出演料ではない)を、当世流行の「クラウドファンディ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年夏休み文楽特別公演 第三部 三部は夏芝居の定番中の定番、『夏祭浪花鑑』である。 いや~、今回は特別に良かった。なんせほら、この2年間、「夏祭」っていうのがことごとく中止になってるでしょ、その中であ…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年4月公演<第二部> 前稿でも記したように、公演中の4月15日、吉田簑助師匠より「今公演を以て引退する」旨の発表があり、列島に激震が走った。簑助師匠の人となり、藝については小生ごときが述べるまでもな…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和3年初春文楽公演 <2> 正月公演も開始早々に大阪府に「緊急事態宣言」。COVID-19のいわゆる「第三波」となり、もうこればかりはどうにならない。飲食店はじめ劇場なども午…
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