はい、終わってみれば(まだ終わってないけどww)、ぶっちぎりの優勝でした! 大阪を本拠としていた南海時代の、昭和39年(1964)~41年(1966)以来のリーグ三連覇を、大阪で決めてくれました!
まさかこの人生で、ホークス生誕の地である大阪で、それもわずか3年のうちに、小久保監督君の胴上げを2回も見届けることができるとは、なんと幸せなことでございましょうか! ましてや今回は、孫正義オーナーの胴上げまで見せてもらえるとは!
何十年も大阪での優勝を待ち続け、やっと夢が叶った一昨年はそりゃもう「感無量、胸いっぱい」の心地だったけど、今回は試合展開からして「ま、優勝する日の試合はこんな感じや」と、かなり余裕かまして、観戦していましたな(笑)。

「優勝マジック2」で迎えた試合。「ライオンズが負けて我が軍が勝てば優勝」という、なんとも微妙な状況である。「大体この辺りで優勝決まるやろ」という綿密(でもないが)な計算の結果、このオリ三連戦の三戦目、それを逃すと仙台での三連戦、さもなくば、福岡でのライオンズとの連戦ということになるのだが、ここに来て、ライオンズも息切れしたか、「そこまではずれ込まんやろ」という感じがしてきた。どなたさんも、あれこれ計算したり逆算したりして、「ココ!」と目星を付けたのが、この9月17日ということなのか、三塁側~左翼のチケット売れ行きは上々で、こんな「すみっコぐらし」な席しか入手できなかったが、まあそれでも胴上げを目撃できるなら良しとしよう。相変わらずネットが邪魔で仕方ないのだが(笑)。
この画像データを見たら、18時58分とある。仕事が18時過ぎに終えて、大急ぎで「屋根付き大阪球場」へ来て着席するまで、凡そ45分かかった次第。試合は紅林にソロ本塁打が出て、1点を追う展開。まあ、我が方先発投手の松本晴にしたら上々出来の投球ではあるわな(笑)。「目前で胴上げは真っ平御免!」とばかりに、ホークスが比較的苦手とする曽谷を当ててきた。その目論見は間違ってなかったようで、ええように翻弄されてますな。嫌な奴(笑)。
23回戦(H13勝10敗)
勝利:松本晴 (11勝3敗0S) 敗戦:曽谷 (5勝8敗0S)
観衆:30,485人
6回の一気集中が圧巻。まあ、曽谷にアクシデント(彼に何が起きたかはわからんけど)もあったとは言え、先頭、柳田の中前安打に始まり、栗原死球(一瞬、ヒヤッとした)、柳町の中前適時打であっという間に同点。ここで相手投手は富山に交代。ホンマ、曽谷に何が起きたのか…。川瀬犠打、牧原右越適時三塁打で3対1と逆転に成功。打者海野の際に富山が暴投で4対1に! あれよの内の逆転劇に、いやが上にも「胴上げムード」で盛り上がる、三塁側~レフトスタンドの皆さん方。その裏、晴から代わった鈴木豪太が、相手方4番太田から始まるクリーンアップをあっさり三者凡退に退ける好投。いやまあ、彼はよいね、凄くよいね、非常によいね!

優勝マジック対象チーム、2位ライオンズが負けたことで、マジックは「1」に。あとはこの3点リードを保つだけ。7回はヘルナンデス、8回はオスナが締める。
9回表には、博志と権田から3点を奪い、「ダメ押しのダメ押し」。9回裏、大量リードながら、優勝のマウンドには切り札、杉山を投入。アウトを重ねるごとに、ウワァ~~っという声援が高まる三塁側そしてレフトのホークスファン。走者を一人背負いながらも、最後は内藤を三直に仕留め、ゲームセット! ホークス、見事な9連勝でリーグ三連覇達成の瞬間を迎えたのである。
よくあるのが、ベンチとグラウンドの仕切りを飛び越えて、マウンドへ駆け寄るナイン、という光景だが、ホークスの優勝でそういうシーンは、このところ見かけない。いつもの勝ち試合と何ら変わりない。まあ、違いと言えば、ベンチ入り選手はもちろん、この日はベンチ入りしていない選手やブルペン待機のリリーフ陣、さらにはデーゲームの二軍戦に出場していた、今季一軍出場したことのある選手、そしてデータ班やBPら裏方さんたちも、マウンドへ向かう、そんなところが普段とは違うと言えば、違う点かな。水をぶっかけ合ったりもしないしね、このチームは普段から。そういうところは、実に「大人」ですよ。

そして、胴上げ。いや~、何度見てもよいね、この瞬間は。あの「まあ、たまにはBクラスでもよかろう」な日々は何だったのか、ってくらいのぶっちぎり優勝。不思議なもんですな、ホンマに。

小久保監督君は、たしか7回、宙に舞ったと記憶するが、多分、日本シリーズで勝って、現役時代の背番号にちなんで、9回に増えるんやと思うで、知らんけど。

この瞬間を見届けようと、屋根付き大阪球場へやって来たのは、我々ファンだけではない。日本一忙しいであろう財界人、孫正義オーナーも観戦に訪れており、選手会長の栗原にいざなわれて、歓喜の輪に加わる。

ちょっとわかりにくいけど、オーナーの胴上げも始まった。もちろん、その後のビールかけにも参加して、三連覇を喜んではった。ってのは、帰宅後、DAZNで確認した(笑)。

「小久保教祖のご講話です、全員注目!」てな感じで、優勝監督インタビューが始まった。大阪との縁、長いホークスの歴史にもちょっと触れてくれて、なんか嬉しかったなぁ…。そういうの、上手いこと言うようになったねぇ、彼も(笑)。

南海電車の和歌山市駅の近所で育った小久保君、インタビューの冒頭、こない言うてたね。
「つくづく関西には縁があるなと。大阪を本拠地とし、福岡に移転してからなしえてない(三連覇の)目標を達成できて感無量」
とね。もう、キャンプイン以来、そこを目標にやってきたわけやからね。こっちとしては、その歴史も背負ってくれてることに、心から「ありがとう」って言いたい。
シーズン当初は、先発陣がそろわずに苦戦が続き、勝って勝って、負けて負けて負けて、勝って、負けて負けて…で、一向に勝ち越し数も増えずで、「今年こそ、もうBクラスでもええねんで、たまにはそれもよろしい。怒れへんで」と周囲にも冗談半分で言うてたんだが、まだピンピンしてはるのに「王貞治レガシーデー」なんてイベントあって、そこからV字回復して、得意の交流戦で勝ち越し10作って、後はもう「安心と信頼の」ホークスに(笑)。

大きかったのは、前田悠伍の12連勝無敗やね。一人で貯金12はもはや「大エース」やわ。大津、松本晴も2桁勝利で悠伍に続く活躍。ワンポイントリリーフで大車輪の活躍をした、ドラ3、鈴木豪太の存在も光った。打つ方では、栗原の本塁打量産と100打点超え。近藤の安定感は相手にとっての恐怖感。柳田も怪我無くシーズンを終えられそうだし、庄子が遊撃に定着…などなど、開幕当初は「不安」でしかなかった点を、若い力が埋め、中堅、ベテランが触発を受けたかのように、力を発揮したという感じかな。これじゃ、相手はたまったもんではないわな。優勝へ向けての9連勝なんて、凄まじかったもんな。応援してる方はただただ気持ちよかったけど(笑)。

スタッフやハリーホーク、ハニーホークも並んで、優勝記念撮影。この正面からの写真が、各社発行の優勝記念ムックにでかでかと掲載されるわけですな。しっかし、ハリーもハニーも何回くらいから優勝を確信して「被り物」を装着したんやろか、なんて夢の無いハナシを考えてしまう63歳、ファン歴58年のおじぃでやんす(笑)。
クライマックスシリーズの相手は、どっちになるかな…。ライオンズの息切れ具合を見るに、ファイターズが9割くらいの確率で来そうではあるけど、勝負事はわからんよ、最後まで…。
ほな、最後に歓喜のビールかけを。各局がアップしてるけど、テレQが一番「愛」を感じるねん。そんなわけでテレQから愛の映像をどうぞ!
(9月17日 屋根付き大阪球場夜間)
惜しいことに…。愛する男、中村晃が今シーズンで引退することになりました。4年連続一塁手ゴールデン・グラブ賞受賞、通算1500本安打を達成するなど、輝かしい実績を誇るヒットメーカー、中村晃による初の自著。本にこめられた、「自分の言葉」と向き合い続けた2年半のすべて。ホークスファンはもちろん、そうでない人にも、ぜひ読んでほしい。
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在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。

