【農暦新年ご挨拶 2024】

<アメリカへ移住したことで、毎年、黄大仙へ一番乗りして線香を手向けるという年明け一発目のおなじみの光景も見られなくなったが、今年は出た!御年93歳の老人タレント黃夏蕙(ラナ・ウォン)が新春を彩る(笑)。(集誌社)>


恭喜發財
HAPPY LUNAR NEW YEAR

兎年は終わった。これで小生も完全に厄が明けたことになる。よかった、よかった。

ってことで、2月9日は大除夕。YouTubeを通じて中国CCTVの恒例の春晩こと『春節聯歡晚會』を観る。見れば視聴者数12万を超えていて笑う。年明け迫る20分前くらいからの「これでもか!」の盛り上げが毎度のことながら強引。ま、この強引さがええんやけど(笑)。年明けの瞬間からステージが一気に「福!」って感じになるも楽しい。この番組も4Kで放映されるのね。えらい時代ですわ(笑)。

さて、我が街、香港。年明けを飾るのは、冒頭の写真のお方である(笑)。もうこの瞬間だけのための芸能生活、って感じなんだが(笑)。移住先の米国から、今年は一時帰港して黄大仙廟へ参拝に訪れた。毎回「コスプレ」が話題になるが、今年は辰年にちなみ、金庸の武俠小説『神鵰俠侶(邦:神鵰剣俠)』のヒロイン「小龍女」のコスプレで黄大仙廟へ参拝に来た。メディアの取材に「来年も必ずお参りに来る!」と約束。まあ、お元気そうで何よりである。

一般の参拝客もコスプレする人多いよね、このごろは(笑) ©集誌社

ご承知の通り、大晦日から元旦にかけて、日本で言うところの「二年参り」の参拝者がどっと押し寄せて、黄大仙廟は常に線香の煙が充満する。大晦日の夜、午後11時ごろから、参拝者たちは完全なる「フライング」で「新年最初」の焼香を手向け始める。まさに「生き急ぐ香港人」の本領発揮である。

信心深い香港の皆さん ©集誌社

正式に(笑)農暦新年初一、すなわち元旦を迎えることを告げる鐘が鳴り響き、さらに参拝者は殺到。新年の祈りを込めて線香をぶっ刺す。なんだかんだ言ってもここの人たちは誠に信心深い。と言う小生も、在住中は車公廟への初詣は欠かさなかった。昨年、正月からちょっと遅れたが、数年ぶりに車公廟を参拝できた。「永久居民」が失効するかしないかギリギリのタイミングで、香港が一気にコロナ規制を解除してくれたおかげで、参拝が叶うわ、永久居民は失効しないで済むわと、車公様さまである。ありがたや、ありがたや…。そっか、もう1年前か…。早いねぇ…。

ちょっと!「かざぐるま」は車公廟とちゃうの? ©集誌社

いわゆる「コロナ明け」最初の規制のない農暦新年を迎えた香港。いつもの正月風景が戻って何よりのこと。その香港、今年も何かと強気な行政長官、香港基本法第23条の立法化実現に向けて、辣腕を振るうことでありましょう。23条のあれこれは、今年中に触れる日が来ると思うので、今日のところは敢えて何も言わないけど、まあホント、強気ですな、この人は。

ってことで、その李家超(ジョン・リー)行政長官からの新年メッセージをどうぞ!↓↓↓

身體健康!龍躍千里!
預祝各位龍年大吉!

新しい年も、拙ブログをよろしくお願いいたします!


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