【こうせつと歌おう!】サマーピクニック ~さよなら、またね~

「余人に代え難い特殊な技能を要する委託業務」に忙殺されて、ブログを更新する時間さえ無い日々…。ま、その分、もらえるもんもらえるんやから、忙しくても文句は言うまい(笑)。

ってわけで、ちょっと前になってしまったが、ようやくこのネタをしたためることができた。

5年ぶりの「サマーピクニック」は、やっぱり秋に(笑)。

ってなもんで、福岡までちょこっとお出かけ。こちらさんで行くと、往復で新幹線片道よりかなりお安く行けたというこの事実! 今や、新幹線は「贅沢旅行」となったのか…?

実は、サマピ当日と翌日は、屋根付き大阪球場でホークスの今季最後の戦い。本来なら、なにをさておき馳せ参じるべきところだが、なにせサマピでしょ…。そこはもう、「ホークスさん、不義理の段、何卒ご容赦を」というところだ。そう言えば、2年前のサマピの聖地、熊本産山村でのライブの時も、屋根付き大阪球場で「南海復刻ユニ」での三連戦だった(笑)。

前回のサマピは大阪の万博記念公園で。あれはなんだか恒例の9月の大阪城ホールのLIVE『君と歩いた青春』をそのまんま持ってきただけ、って感じで終わってしまった。それだけ今回はある意味5年前の「リベンジ」、とは大袈裟かもしれないけど、そんな気持ち。

今回はこうせつのデビュー50年と70歳になったのを記念しての開催と言う。

そうか…。おいちゃんも70歳か…。通りで小生が56歳のはずだ(笑)。本格的にライブへ行き始めて、もう40年ほどになるかな。いや~、我ながらよく続けているなと感心する。何なんでしょうね、ここまで継続させる理由は?すでに「ニューアルバム」とやらを購入しなくなって長い。ファンとしては、失格かもしれない。いや、完全にアカンでしょ(笑)。

ま、こうして福岡まで飛行機飛ばして(俺が飛ばしたワケではないがw)参上するわけだから、そこに「何か」を求めているのだけは、確実だ。

「何か」と何か?と禅問答のようになってしまうが、こうせつのライブの度に記してきたが、なにせ50年も歌い続けてくれているこうせつ、いろんな時代に色んなファンが付いては離れを繰り返してきた中で、当然、世代ごとに求める「何か」は変わってくる。例えば小生なんぞはいわゆるサマピ世代で、昭和50年代の曲に非常に強い思い入れがある。この世代は、総じてそうだ。

今回、かつてサマピを10年間継続してきた九州の地での開催とあって、さらにはこうせつ自身の年齢を考えると、おそらく最後になるであろう「サマピ」に、サマピ世代が求める「何か」を歌ってくれるんじゃないかと、大いに期待していた…。

会場の海の中道公園へはJR香椎線終点の西戸崎が最寄駅となる。まずは、鹿児島本線博多から香椎へ向かう。

「門司港」行きってのが、なんか旅心を刺激する。それにしてもJR九州の車両をどれもこれも「電車に乗りたくなる」ような仕様で、ワクワク感がある。それにひきかえ、大阪圏のJR西日本は、どいつもこいつも同じような顔ばかりで、味もそっけもない…。水戸岡鋭治、恐るべしである。

こちらの「DENCHA」ことBEC819系蓄電車もまた、変わり種。香椎線は非電化路線だが、このBEC819系は電化区間はパンタを上げ交流電車として走行し、非電化区間はパンタを下げて「直流蓄電池駆動」にて走行する。ちなみに「DENCHA」は似非広東語ではなく(笑)、「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」の略称とのこと。久々に「キハ」に乗れると楽しみにしていたが、まさか「DENCHA」とは…(笑)。しかし香椎線西戸崎雁ノ巣と、ホークスファンになじみのある駅が(笑)

DENCHA、西戸崎に到着!乗客の目的地並びに年齢層は推して知るべし(笑) 

こうせつ、野外、ゲスト森山良子とくれば、土砂降りがお約束だが(笑)、9月も終わりだと言うのに、真夏の日差しが青空から降り注ぐ。が、しかし…。やっぱりね(笑)

この前で写真を撮りたかったんだが、なにせ人がいっぱいで、待っていても撮れそうにない。そうこうしている内に、指定ブロックは人で埋まってしまうから、まずは自分たちの「陣地取り」にブロックA2へ急がねば!

「カメラあかん!」ってモニターにデカデカと出てるやん!まだ開演まで2時間近くあるから、そこはなんとかご寛容に…。それにしてもいい天気!

この当日パンフをSNSに上げたら、「相変わらず、すごいメンバー揃ってますね!」ってコメントが来るが、そりゃまあ、すごいけど…。小生としては、ゲストはこの半数以下(正直なところ、正やんイルカだけでOK)でいいから、こうせつが歌う時間をもっともっと増やしてほしかった、ってのが偽らざるところだ。ま、そこはスポンサーやら4Kで収録するNHKやら、なんやらかんやらとありますわな…。

そしてLIVEはサマピならでは、『あの日の空よ』から始まった。

決して「がっかりだった」とは言わない。昔みたいに「朝までやるぞー!」なんて、こっちの体力がもたないからやめてくれ(笑)。とにかくこうせつが、こうして元気にステージに立ち、歌ってくれている。それで十分なのだ。これ以上の素晴らしいことがあるはずがない。一方で「けどなぁ、おいちゃんよぉ~、そこは『サマピ』なんやからぁ~…」ってのはあった。それこそ、そこに我々が求めている「何か」があるのだから…。

中学生の頃からライブに通い、LPも発売当日に買い、ついには香港にお招きして奉公先主催とは言え、自分でライブも開催し…。好きじゃないと、そんなことしないよな…。

でも…。一つだけでも「何か」を見たかった。聴きたかった。

サマピ」は最後になってしまうのかもしれないが、その分、行ける限りライブへ行き、そこで「何か」を見つけられたらいいな…。

だからお願い。

おいちゃん!
歌って、あの頃の歌を!

せっかくのサマピのブログを鉄ネタで埋めるのは、ご勘弁願いたいのだ!

追1:長渕、結構かわいらしいとこあるやん(笑)。
追2:ももクロ、全然、サプライズでもシークレットでもないし(笑)。
追3:海援隊の3人も年取ったなぁ…。歌もおしゃべりも絶好調でした(笑)。
追4:マリーン、大学生の頃、よく聴いていた(笑)。
追5:激しい雨が降る寸前、さすがサマピ世代、皆さん雨支度が素早い(笑)。

(令和元年928日 福岡・海の中道海浜公園 野外劇場)



 


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