【Go! Go! HAWKS 2014-21】日本シリーズ2回戦 vsタイガース

Go! Go! HAWKS 2014
ホークスvs タイガース 日本シリーズ第2戦

寝つきが悪いと、目覚めも悪い。でもボクは行く、甲子園へ。ファシズムに立ち向かうために!

寝ぼけ眼で下記の文言をツイッターに打ち込んだところ、ビックリするほど多くのリ・ツイートやお気に入り指定をされて、「ああ、やっぱりタイガース以外のファンの思いは同じなのね」と、ちょっと安心した次第(笑)。それはこいつだ。

阪神との闘いは、阪神球団&ファンとの闘い以上に、あらゆる在阪報道機関とその扇動報道に盲目状態で踊らされる哀れなる民衆との闘いである。さながら、文化大革命時代の隣国のようなものである。

原文では「さながら」の部分が「甚だ」だったが、それはちょいとおかしいので改めた次第。
タイガースファン以外のファンなら、概ね共感いただけるんじゃないかと。だから小生は「阪神タイガース」を球団もファンも球場もメディアもひっくるめて、「関西社会のファシズム」と呼ぶのである。いや、昔からの「まっとうな」ファンの方も随分いらっしゃるんだが、そういう方々の姿がまったく見えてこないほどに、「文革」状態なのである。

閑話休題(それはさておき)。
日本シリーズ第2戦である。前日言ったように、先発は武田翔太。一方、敵軍の先発は「ノウミサン」。我が軍が苦手とするタイプである。というか、苦手なタイプ多すぎますな、我が軍は(笑)。

改装後のツタがだいぶ伸びてきた甲子園の外壁。そんなんはどうでもよく、ホークスの勝ちを信じながら「ビジター応援席」目指し、18号口から入場。階段がとにかくしんどい(笑)。

暑かったこの日。なんだか上空を厚い雲が覆っている。でも天気予報で雨なんて聞いてないから当然、雨具は持参してない。大丈夫やろ…。甘かった…。

前日、クリーンナップの打撃の差が勝負を決めたみたいなことを書いたけど、やっぱり今日もそうだった。今日は昨日とは逆に、我が軍の3番、4番が打点を上げて、1勝1敗のタイに持ち込み福岡へ舞台を移すこととなった。

2014年日本シリーズ第2戦(ホークス1勝1敗)score勝:武田(1勝0敗0S) 負:能見(0勝1敗0S) セーブ:サファテ(0勝0敗1S)
本塁打:李大浩 1号ソロ(4回) 観衆:45,259人

初回の先制点は鮮やかだった。先頭柳田が安打で出塁、2番に戻った今宮が手堅く送って、内川が詰まりながらも左前へ運んでギー生還し、あっさり先制。さあ、もう1点いっとこか! と気勢上がる「ビジター応援席」だが、そこは「ノウミサン」の能見たるところか、はたまた、李大浩の李大浩たるところか、これまた鮮やかな併殺で好機が一気に消滅。いやはや、ナマ観戦、テレビ観戦と今季100試合以上見て来て、こんな光景何回見せられてきたか…。「今日も4番ブレーキで勝てないのか?」なんていや~な予感がしないでもない…。う~ん。

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先制点につながる柳田の安打 by “西日本スポーツ”
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内川の先制タイムリー by “西日本スポーツ”

その嫌な予感を吹き飛ばしたのは、嫌な予感の張本人。李大浩その人自身の一振りだった。めったに初球を振らない李大浩、珍しく初球に狙いを定めてガツーンと球を飛ばした先は、左翼席中段付近。厳密には内野スタンドと外野スタンドの切れ目の部分。甲子園のあそこは完璧な本塁打コース。さすがに老眼乱視で球の行方がまったくわからない小生でも、こっちに向かって飛んでくるのがはっきりわかった(笑)。これは貴重な追加点。初回以降、ノウミサンが本領発揮の投球内容に戻っていただけに、大きな1点。なんと言っても、4番打者が本塁打放てば、ベンチもファンも気分がよろしい。マウンドで力投する武田も心強く感じるはず。

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左翼席へ一直線!李大浩の一振り。ボタン、はじけ飛びそうですな(笑) by “西日本スポーツ”
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福岡から応援に飛んできた三羽のトリたち

さてその武田。敵軍ファンやセントラルしか見ないような解説者には、おっそろしい魔球でも投げているかのように見えたらしいが、調子は良かったとは言え、まあ、普通の部類だったと思う。特筆すべきは1つしか四球出さなかったのがよかったかな。わりと「四球病」みたいなことが多いから。6回裏二死までパーフェクトピッチ。西岡に適時二塁打されて1点失うけど、初めての日本シリーズのマウンドで、これだけの投球できれば、100点満点プラス100点。帰宅後、録画を見たら、案の定、ニッコリしながら投げてた。武田はこれでいい。小難しい顔して投げるのは似合わない。

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ファンの声援に応える武田。たいへんよくできました! by “西日本スポーツ”

8回・五十嵐、9回・サファテ、どちらも走者を抱えての投球だったけど、なんとか逃げ切って、1勝1敗のタイに。

試合終了と同時に雷雨になった甲子園。応援団による「二次会」は途中退席して、雨宿り兼ねて喫煙室でご休憩と相成る。「いやいや、雨降るなんて聞いてへんし!」と、煙草の灰を飛ばしながら誰彼なしにボヤキまくる小生。思えば、着席時に何気に目に入った雲はこの激しい雷雨の前兆だったわけね…。

そんな次第で、福岡に舞台を移して3試合。一気にここで決めてしまってほしい気もするけど、もう1試合くらいは、甲子園で見ておきたい気もする。当然、そこで我が軍が4つ目の勝ち星をあげるわけだけど…。27日に木枯らし1号が吹いた大阪。この日とは、まるで天気が違うやろな、寒いやろな…。ってわけで、福岡ドームで決めてまえ!≪どっちやねん!と。

とにかく、当たり前のようにリーグ優勝したチームがシリーズ制覇せな、「日本シリーズ」なんて呼べたもんやないからな! そこはよろしくひとつ!

(平成26年10月26日 阪神甲子園球場夜間)


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