【文学部】大阪のインテリジェンス*旧ブログ

浄土真宗がよりどころとする『仏説無量壽経』に記された「當相敬愛」を建学の礎とし、明治21年に相愛女学校として創設された相愛大学。
その人文学部によるシンポジウム「大阪のインテリジェンス」に行ってきた。

時々は大学のセンセ方のお話を聞いて、色々と刺激を受けるのもよかろうという、目論見の一方、対談相手として、浪曲の春野恵子師と講談の旭堂南海先生が登場するというのも、参加のきっかけでもある。そこはまあ、演芸マニアでもあるからで…。
内容は下記の次第である。

1880507

3つのプログラムによるオムニバス形式のシンポジウム。どれも興味深い話で、ちょっと停滞気味だったかもしれない自分自身の「インテリジェンス」を刺激された(ということにしておこう)。
全体的にもう少し、話が聞きたかったところだが、「あともうちょっと」というのがこういうのはちょうどいい。
しかし。
相愛大学が男女共学になっていることは、このシンポジウムの最後に直林准教授から、「手伝ってくれた学生諸君です」と紹介され、男子たちが壇上に並ぶまでまったく知らなかった…。って言うか、思いもよらなかった。
大阪の人なら大体そうやと思うが、相愛と聞けば女子高でしょ、大学も本来が相愛女子大でしょ…。

大学はどちらも大変ですな…。
え?シンポジウムの内容ですか?
探せば、色々レポートをブログにアップしてる人がいるかもしれませんが、小生はそういうのん、好きじゃないですね。
この手のシンポジウムやら講演会ってのは、その会場で「ふんふん、なるほど」と思って、せいぜい配布物の端っこにメモって、帰り道にそのチラシなりを、どこかに忘れてくる、そういう感じのものだと思う。
で、いつぞやにそのときのパネラーに紙面や何かの会場で「再会」し、「あ、そういえばあのとき相愛でもこの話してはったな」と思い出せれば、もうけもんだろう。

そういう「もうけもん」みたいなのを、いくつも積み重ねていきたいね、大人の愉しみとして。


コメントを残す