1年ぶりの甲子園は昨年と同じく、関西球界のファシズムらしく、黒いユニフォームに身を包んだ阪神とのセ・パ交流戦。
今日も縦縞のニッカボッカに身を包んだ人達でいっぱいなんだろうなぁ、悪の殿堂は…。
例によって、わずかなスペースに1000人にも満たない席数しか用意してくれない甲子園の「ビジター応援席」。この空間なればこそ、各自、応援にも一層力が入るし、負けた時のショックもまたひときわなものである。
で、一言でこの日のホークスを評すれば、
しょーもない試合しやがって！
であります。
しょーもなさをちょいと振り返りましょうかね。
勝＞岩田：2勝5敗 敗＞ホールトン：6勝2敗 S＞藤川：1勝0敗10セーブ
本塁打＞オーティズ2号②
びっしり満員。チケット完売の甲子園。夜風が肌寒いくらい。
1回表のホークス。先頭・川﨑がヒットで出塁するも本多バントミス。ランナー入れ替わる形で本多が残り、内川の四球などで2死1、3塁に5番多村が右前適時打でまずは先制。
「まずは先取点、幸先いいスタート、これで11連勝間違いナシや！」
なんて思ってたら…。
すでに6勝の先発ホールトンだけど、なんかボールが上ずってませんか？
1回裏、敵方も先頭のマートンがヒットで出塁。そして2番平野がきっちり送りバント。結果的に新井の適時打で同点で抑えることができたけど、なんかこの1回裏表の攻防で、先頭打者出塁、2番打者がバント決めるか決めないかが、勝敗の行方を暗示してたような気もする。まあ、勝負事って大方そんなもんですわな。
ホールトンは一向に調子が上がらず、2回裏には無死満塁で投手岩田の適時打で勝ち越され、あ～あってところ。
5回を投げて5失点と、いいところなしのホールトンでした。
我が方も岩田にここという所で打たせてもらえず、ようやく7回にこの日が怪我からの再起第一戦となった代打オーティズの2点本塁打で追い上げ姿勢を見せたが、ここまで。
岩田もよかったけど、我が方としては、川﨑の2失策、小久保、松田の無安打が響いたな。特に川﨑の2失策は「ええ加減にせえよ、おい！」ってところだ。
スコアだけ見ると、接戦という気がしないでもないけど、実際はオーティズの復活弾以外に何にもない、しょーもない試合でしたな。
かくして、交流戦無敗で10連勝してきた我が軍は、一番負けたくない相手・阪神にやられてしまった…。
岩田のヒーローインタビューが始まる前に席を立って甲子園を後にしたのは言うまでもありません。
どうもホークスは甲子園と相性が良くないな…。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
