【こうせつと歌おう!】19th GREEN PARADISE*旧ブログ

最近、なんとかごまかしの利いていた「人類最強の痛み」である三叉神経痛がまたひどくなってきて…。
5月8日の朝も、トーストをかじるのも超激痛が顔面を襲い、涙目でなんと1時間以上かけてパン2枚を食べるという状況に。
「こんなことで、今日のこうせつのライブは楽しめないな」
と悲観的な気分に。すごく凹んでしまう。この病気の自殺率がきわめて高いというのもうなづける。それほど痛いのよ。

さて。第19回目となった「グリーンパラダイス」は、日比谷野外音楽堂に3000人の熱心なこうせつ信者が集う、「祝祭行事」。
チケットも早々に売り切れ、当日のわずかな立ち見券にも行列ができておりました。

16時半、こうせつがステージに現れた。
さあ、これがホンマ不思議。超常現象よ。この瞬間からこの日1日、さっきまで「人生終わりよ」と思っていた激痛がピタリと消えるのよ。
トーストさえかじれなかったのに、大声で「こうせつ!こうせつ!」と叫んでもまったく痛みがないんよ。

以前にも同じようなことがあった(『板尾こうせつと歌おう!』参照)。
ホンマ不思議やな、これは。

グリーンパラダイスのお楽しみに、毎回、様々なゲストが登場する、というのがあります。もちろん、事前には知らされていません。今回もブレッド&バターやら、石川ひとみやら…。
でも何といっても、加山雄三に尽きるでしょう。
ある意味、食われてしまった、と言ってもいいでしょう。仕方ないな、相手が若大将なら…。
そういえば去年は加藤和彦が、このステージにいたんやよね…。

で、こうせつご本人はというと、「今日はマニアックな曲を歌ってゆきたい」みたいに言うていて、なるほど「おおおお!」とうなりたくなる、僕ら世代には涙モノの『白馬村から』なんて名曲が登場。
ところが…。詳しくは言わないけど、「おいおい…」ってハプニングがありまして、おいちゃん、どこかで取り返してよな!

そんなこんなで終盤になり、さらにマニアックな曲を期待したのだけど。
終盤はちょっと前、欲求不満に満ちていたころの選曲になってしまい、「そういうパターンは、『宝くじ町の音楽会』みたいな、一見さんの多い『イベント』でやってくれや~」な感じに。

でもでも。
最後の最後。ラストのアンコールで歌ってくれた『心の虹』。
これはよかった。『白馬村から』のハプニングを取り返してくれるかのような1曲であります。

ホント、こんな曲名連ねても、ファンじゃない人或いは、昨日今日のファンの人には、何の思いも伝わらないんでしょうけど、30年以上、こうせつを追っかけている人間にとっては、いや、僕ら世代のこうせつファンにとっては、胸キュンな歌なのですよ。
終演後、ある人が言ってました。
「今日のような曲(『白馬村から』『翔びそこねていた君へ』『窓を開けてごらん』『心の虹』…)があったから、僕はぐれなかったんやと確信してますわぁ」
って。
激しく同意。こうせつに出会わなかった自分の人生を想像すると、なんとつまらない人生だったろうな、と思います。

で、結論としていつも言うように
こうせつがおればこそのこの人生
となるわけです。

そしてグリーンパラダイス翌日。
再び、三叉神経痛の激痛が始まりました。
何なんでしょうね?

今度は5月23日に薬師寺でこうせつのライブがあります。
なんと素晴らしいことでしょう。
薬師如来とこうせつのダブルのご加護を授かり、痛みから解放されんと願っております。
よろしゅうに…。


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