【台湾紀行】それほどたいしたものではありません*旧ブログ

24日~26日まで、台北へ出張しておりました。

「出張」とは言え、香港より居心地のよい台湾ですから、なんだか行く前からウキウキします。

客先へ行くのも、わざと一駅前で降りて、裏町をブラブラしながら「出張」を堪能します。

楽しいね、そして落ち着くね、台湾は。

馬英九が次期総統に当選して、さて、どんなもんだろうと、会う人ごとに話を聞きました(もっぱら日本人ですが)。おしなべて、「民進党よりは、はるかによいだろう」という見解。

「とにかくね、景気が悪くて…。やっぱり 民進党=陳水扁には政権を握るだけの力量はないってこと ですよ」
「そりゃあなた、馬と謝が並べば、男前なのは馬だから、当選するのは当たり前 でしょう! メディアの使い方も相当うまいな」
「選挙まで、うっとおしい天候が続いてたけど、馬が当選して、パッと晴れて、明日に希望が持てるような気がしました!
馬は日本人が心配するような、”親中派”でも”統一派”でもないっす。両岸経済交流は活発になるでしょうけど、それはいいことでしょ、直行便も飛ぶわけだし

経済が停滞したのは陳水扁のせいだ! ということのようです。

4年後、さらに景気が悪くなっていたり、政治的な雲行きが怪しくなっていたりすると、
「馬が悪い!」ってつるし上げ、か。
まあ、どこの国でもそういうことですね。

そういう自由で民主的な台湾。

なにかと話題の「聖火」だが、ルートをめぐって、台湾側が中国案を「台湾を中国の一部として扱うものとして、拒否」したため、ここには来ません。
来なくてよかったんだろうな。。。

DSC00017
道幅広い、街路樹多い、静か! 忠孝東路
DSC00019
モノレールと地下鉄の乗換駅「忠孝復興」近辺は太平洋そごうを中心に栄える

DSC00020「大中至正」は「自由広場」に変えられ、中正紀念堂は「台湾民主紀念館」に。ここの名物だった儀仗隊の交代儀式はなくなり、へんてこな「民主活動」の大型パネル展が教育部により開催され、蒋介石も肩身の狭い思いをしている模様。
国民党政権復活で、どうなるのでしょうか?

DSC00028

DSC00023
こういうことするから、陳さん、嫌われるんよ。

DSC00027されど、青天白日は健在なり。

————————————————————————
COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 04/27/2008 08:19:16
そうなんです、台湾へ行くとほっとします。しかも最近は、「捷運」開通のためか交通量が減り排気ガスもそんなにひどくなく、待ち歩きも楽になりましたよね。いいなあ、行きたいなあ・・・
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 04/27/2008 20:46:22
To 丸幸亭老人さん
日本人男子の心のよりどころ「林森北路」もそこそこにぎわっておりました(笑)。
まずなによりも、看板が香港のように「俺が!私が!」みたいに空間を占拠せず、控えめなところにも好感を持てます。



 


コメントを残す