【上方芸能な日々 落語】霜月その3 & 【憂鬱な週末】

もうイヤイヤです…。憂鬱な週末です…。


<憂鬱その1>

あのぉ~、どなたか教えていただけませんか?

「i Tunes」がまったく作動しないんですよ~。

アップルのサポートページやネットで色々検索してあれこれと打開策を講じたのですが、何度やっても作動させようとすると、下記のようなのがポコっと出てきてダメダメです。

どうも「Quick Time」に問題があるというのは何気に分かってきたのですが、今度は「QT」のアンインストールができません。「インストーラーでエラーが起きました」と言って消え去ってくれません。

QTを作動させようとするとこいつが…

QT

QTをアンインストールしようとしてもこいつが出てきてアンインストールさせてくれまへん!

「i Tunes」自体は別にあってもなくてもいいんですが、「i Pod」に音楽を入れるにはやはり必要でして…。


出張などで持ち歩いているもう1台のPCと曲を保存している外付けHDで難なく代用はできるのですが、やっぱりメーンのPCがきちんと作動してもらわんことには、ほかの作業(って大したことじゃないんですが)にも少なからず影響出てきますのでね…。


<憂鬱その2>

しばらく軽微な状態だった三叉神経痛が再び激化。

あくび、食事中、くしゃみ、鼻くそほじくったとき…。右の鼻梁に超キョーレツな電撃痛が

原因は大体分かっているのですが、こいつを治療すると新たに他の部分に影響を及ぼす可能性が大きいので、なんともしがたく。

とりあえずは週明けに鍼灸で痛みを緩和させるしかないのですが…。憂鬱ですよ、この神経痛は。飯を食らうのが怖くなるわけですから。やっぱり11月の出張とインフルエンザの繰り返しが影響しましたかね? 休ませろよ、会社 楽させろ&仕事覚えろよ、人民(=部員)ども これが最良の治療法だと思います
もちろん、明日は日曜日ですから寝れるだけねますよ

 

そんな憂鬱な週末は、楽しいことを思い出したり考えたりして、気を紛らわせましょう~、ってことで、その過激な11月のオアシスとも言うべき上方芸能めぐりを思い出し…。

 


【上方芸能な日々 その3】「千朝落語を聴く会」 11月24日(土)太融寺本坊

桂米朝一門の千朝師匠の会。梅田の繁華街にある古刹・太融寺。大学生時代、この前からスキーバスが出発しましたので、思い出の場所でもあります。その太融寺の新装成った本坊のホールにおよそ130人、開演前から雰囲気がよく、千朝師のファンは耳の肥えた人が多いんやな~、って思いながら会場をきょろきょろ見回したり。何気にお着物姿のご夫人も多く「客筋」がよろしいようで。

 

<ネタ帳>

 

『いらち俥』 桂佐ん吉(吉朝門下)

かなりの若手です。すごくテンポがよく、人力車がF1に思えるかのようなスピード感がウケてました。若手とは言え、さすが吉朝門下。将来期待の逸材の一人ではないでしょうか。

 

『八五郎坊主』 桂千朝

お 待ちかね千朝師。なんと言いますか、このお師匠はんのリズム・波長がたいへん心地よいのです。かもし出す品のよさが会場に充満しています。お着物姿のご夫人が惹かれるのもムリはないでしょう。そんな品のよい千朝師ですが、坊主になる八五郎の間抜け具合とヤタケタさを存分に演じて、「千朝の八五郎」を創出し てはるのはさすがであります。

 

『おごろもち盗人』 月亭八天(八方門下)

小生の落語の師匠であります。海外に住んでいることもあり、ずいぶん長い間寄席とか演芸場から足が遠のいていたのですが、このお兄さんの落語への姿勢に大いに刺激されまして、再び「ナマ」の高座通いが始まったのです。「おごろもち」とは、古い古い大阪弁で「もぐら」のことです。

 

『三枚起請』 桂千朝

喜六、清八の上方落語でおなじみの憎めないお二方に加え、源兵衛を加えた3 人の男が小輝なる娼妓と「起請」を交わしていたこと、要するに3人とも騙されていた、という騒ぎ。騙した小輝は相当にアクの強い女なんでしょうが、アクの 強さがリミットを超えないところがこのお師匠はんらしいところ。こういうのは稽古の量もさることながら、人間観察力とやっぱり「ニン」なのでしょうな。

 

とてもよい感じの落語会でした。
本当ならば「師匠」である八天のお兄さんにご挨拶せねばならんところでしたが、独演会を目前に控えたお方に、風邪をうつしてしもたらアカンので、この日も早々に帰宅。ムリせず翌日に備えましょう…。

 
…って、そこまでして落語聴きたいか? うん、聴きたいもん。


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