【返還10周年】思い出話(32) *旧ブログ

【1997年5月6日】
◇中共・江沢民総書記が「法による香港統治は我が国の法治体制実現の重要な部分であり、全国人民は香港基本法をまじめに学習しなければならない」と演説
◇行政会議が「公安条例」「結社条例」の改正について再修正。主な内容は
1)警務処長の酌量によりデモ申請が実施の48時間以内になってもかまわない
2)警務処長から「反対通知書」を受け取らない限りデモは実施できる
3)「国家の安全」の定義を「中国の政治的独立や領土を侵すこと」と定義する
4)「外国からの資金援助禁止」を「外国の政治組織からの資金殤援助禁止」に限定
など
◇西村眞吾衆議院議員(新進党=当時)が尖閣諸島魚釣島を視察したことに対し、反日組織「保釣行動委員会」が在香港日本国総領事館前で旭日旗を焼くなどの抗議行動
◇西区海底トンネル、18日に予定の第2回目の無料デーを中止

【5月7日】
◇銭其琛外相と会談した返還後の初代行政長官・董建華(C.H.トン)氏が北京から帰港。部長制(大臣制)の導入を否定、政庁との不和も否定

【5月8日】
中国公安部、大陸本土から香港への移住審査を明確化するため「点数制」の導入を発表
天安門事件の責任追及を続ける「香港市民支援愛国民主運動連合会=支連会」が今年の「六四集会=追悼集会」でビクトリア公園に中国の人権と自由の実現を象徴する「国殤の柱」を展示し、今後も永久に展示できる場所を提供してくれるよう、市民に呼びかけ

*尖閣は香港で最大の反日ネタ。96年秋の全港あげての尖閣・反日行動は凄まじくもあり、浅はかでもあり。この愚かなる反日騒ぎについては近いうちに「返還思い出番外編」とでもして振り返りますか。
*本来、移住者と言うのは受け入れ側が「移住してくるにふさわしいかどうか」を審査するものだが、ここら辺ではそういう常識は通じず、送り出すほうが一方的に決めてしまうんだから、困ったもんだ。
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COMMENT:
AUTHOR: へ
DATE: 05/14/2007 20:36:47
尖閣諸島の問題って、かなり前から騒がれていたんですね。
その割には、政治的には何の進展もない様に思いますけど…日本がボーットしてる間に、中国が長いストローで日本側のジュースをチューチューと飲み初めて…日本政府は、この10年間何をしていたのしょうか。
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 05/15/2007 01:49:27
To ホラッチさん
>尖閣諸島の問題って、かなり前から騒がれていたんですね。
>その割には、政治的には何の進展もない様に思いますけど…日本がボーットしてる間に、中国が長いストローで日本側のジュースをチューチューと飲み初めて…日本政府は、この10年間何をしていたのしょうか。
いやいや。
そもそもは1970年だとか。沖縄返還が決まるのと相前後してワーワーと言い始めたようです。そのころ、豊富な海底資源があると分かるやいなや。こういうのは速攻です、奴らは。


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