【上方芸能な日々 文楽】若太夫襲名の賑わい
豊竹呂太夫が祖父の名跡を継ぎ、第11代の豊竹若太夫を襲名する披露公演が始まった。初日の4月6日、文楽劇場前の桜はちょうど満開を迎え、襲名を祝福するかの如く咲き誇る。 若太夫という名跡について、ここであーだのこーだのと、そ…
続きを読む →豊竹呂太夫が祖父の名跡を継ぎ、第11代の豊竹若太夫を襲名する披露公演が始まった。初日の4月6日、文楽劇場前の桜はちょうど満開を迎え、襲名を祝福するかの如く咲き誇る。 若太夫という名跡について、ここであーだのこーだのと、そ…
続きを読む →「夏休み公演」第2部は、4月公演に引き続き、『妹背山婦女庭訓』の後半。今回は「井戸替」に始まり、「入鹿誅伐」まで一気に上演。「井戸替」はあんまりやってくれないし、「入鹿誅伐」に至っては、文楽劇場では初の上演だというから、…
続きを読む →<アイキャッチ画像:殺人的な酷暑が続いたが、ここのところは少しだけ落ち着いたか。呑気に写真撮っているが、すでに館内では…(顛末は本文をお読みくださいw) (筆者撮影)> 毎夏恒例の「文楽素浄瑠璃の会」。数えて25回だそう…
続きを読む →<こちらの見台は今公演とは関係ありません(笑)。悪しからず> 人形浄瑠璃文楽 第2回『人形浄瑠璃 文楽夢想 継承伝』 昨年、とてもいい舞台を見せてくれた「文楽夢想 継承伝」が今年も開催された。すでに正月公演時に昨年同様の…
続きを読む →<いつぞやの『小鍛冶』同様、今回の『紅葉狩』も『刀剣乱舞』とのコラボ。今回は国立劇場の歌舞伎も一丁噛んでいるが、両方観る奇特かつお金に余裕のある人は、まずいないと思う(笑)> 夏休み公演の第3部は「サマーレイトショー」。…
続きを読む →<アイキャッチ画像:芝居絵をきっちりと画面に収めるのは難しい。これは比較的うまくいった方。それでも両端は切れてしまった。そもそも前に人はいっぱい立っているので一瞬を逃せない(筆者撮影)> 今年は《鉄道開業150年》、《野…
続きを読む →<アイキャッチ画像:桜花咲き誇る文楽劇場前。年々、満開の時期が早まっているような気がしていたが、今年は丁度満開の頃に来れてよかった(4月3日、筆者撮影)> 今公演は久々に2回見物に行った。3部とも好演で2日目に行って「あ…
続きを読む →続いて第二部を見る。 間の時間が45分とか、もう外にメシを食いに行く気も起らん。来るときにファミマでパンを買って、元の文楽茶屋が休憩室として開放されているので、そこでささっと食ってるうちに「お待たせいたしました、第二部を…
続きを読む →錦秋公演第二部と三部は半通しで『ひらかな盛衰記』。なぜか第三部の頭に『団子売』が入る。こういうのはどうかなと思う。「うまいこと時間調整してからに…」と思ってしまう。まあ、いろいろご事情もあるでしょうけど。 人形浄瑠璃文楽…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年4月公演<第二部> 前稿でも記したように、公演中の4月15日、吉田簑助師匠より「今公演を以て引退する」旨の発表があり、列島に激震が走った。簑助師匠の人となり、藝については小生ごときが述べるまでもな…
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