【上方芸能な日々 文楽】令和3年錦秋公演第一部
人形浄瑠璃文楽 令和3年錦秋公演 第一部 疫禍で迎える二度目の秋が来た。今公演も、感染拡大状況を横目で見ながらの三部構成となった。一部が『蘆屋道満大内鑑』。二部と三部で『ひらかな盛衰記』の半通し。三段目と四段目が上演され…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年錦秋公演 第一部 疫禍で迎える二度目の秋が来た。今公演も、感染拡大状況を横目で見ながらの三部構成となった。一部が『蘆屋道満大内鑑』。二部と三部で『ひらかな盛衰記』の半通し。三段目と四段目が上演され…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 文楽夢想~継承伝~ 通常の「若手会」とは、一味も二味も違う若手主体の公演「文楽夢想~継承伝~」を観てきた。 何が違うかと言えば、まず公演にかかわる諸経費(出演料ではない)を、当世流行の「クラウドファンディ…
続きを読む →昨年は公演中止となった夏休み公演。今年は無事に公演されるが、日々、COVID-19の陽性確認数が増加しており、さて、千秋楽まで完走できるのやらどうやら…。まあ、週末には東京五輪も開幕する中、よもや公演中に中止とはならない…
続きを読む →2年ぶりの開催となった「文楽若手会」。去年はもちろんCOVID-19の感染拡大を受けての中止。今年も、元々は大阪では6月19、20日の土日公演の予定だったが、緊急事態宣言再延長にともない、大阪府が土日のイベントの無観客、…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和3年4月公演<第二部> 前稿でも記したように、公演中の4月15日、吉田簑助師匠より「今公演を以て引退する」旨の発表があり、列島に激震が走った。簑助師匠の人となり、藝については小生ごときが述べるまでもな…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和3年初春文楽公演 <4> COVID-19の感染拡大で休演が続いていた文楽劇場での本公演が再開されて、2度目の公演。今回もまた三部構成である。これ、いつまで続けるんでしょう…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 鶴澤清治文化功労者顕彰記念 令和3年初春文楽公演 <2> 正月公演も開始早々に大阪府に「緊急事態宣言」。COVID-19のいわゆる「第三波」となり、もうこればかりはどうにならない。飲食店はじめ劇場なども午…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 令和2年錦秋文楽公演 <2> 久しぶりに見物できた文楽は「あーっだた、こーだった」ってのを、ほんの少しだけ。 第一部『源平布引滝』 「矢橋の段」 亘、錦吾 簾内なのに人形は出遣いというアンバランス。なんで…
続きを読む →つつがなく代役の立ち初芝居 石川英利 第一部で錣太夫の襲名披露狂言を観て、第二部は「女忠臣蔵」と呼ばれる『加賀見山旧錦絵(かがみやま こきょうの にしきえ)』と、恐らく初めて観る『明烏六花曙(あけがらす ゆきの あけぼの…
続きを読む →人形浄瑠璃文楽 国立文楽劇場開場35周年記念 令和元年11月公演 「心中天網島」 天網恢恢疎にして漏らさず =天網恢恢、疏而不失。 『老子‐七三』 =天網恢恢、疏而不漏。 『魏書‐景穆一二王伝・任城王』 古来よりシナ語で…
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