【毒書の時間】『木挽町のあだ討ち』 永井紗耶子
<江戸時代には芝居小屋が立ち並び、「木挽町へ行く」と言えば「芝居見物に出かける」ことを意味するほどにぎわった木挽町。現在は木挽町という町は無いが、通りの通称名にその名を残し、歌舞伎座が往時の名残として鎮座する。 (pho…
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続きを読む →毎年、夏場には少なくとも1冊は野球関連の本を読むことにしてたが、今年はゼロに終わった。まあ、本よりも、実際のホークスの試合を追っかけて、ある時はテレビの前に正座し、ある時は球場に出かけることが多かったためかと思う。強い!…
続きを読む →<元・奈良少年刑務所の正面。かつてあった遊園地「奈良ドリームランド」と間違えて訪れる人も少なくなかったというのもわかる佇まい phtoAC> 2年前の春…。自宅最寄り駅のポスターに(最寄り駅は近鉄電車なんで、基本的に自社…
続きを読む →<北海道苫前町三渓の山中に「三毛別羆事件復元地」がある。巨大で凶暴な「日本最凶の肉食獣」、それが羆(ヒグマ)である (photo AC)> 熊が人を襲う被害が昨今増えているが、食い殺されるという事態にまでは及んでいない。…
続きを読む →<吉野の象徴、金峰山寺蔵王堂。クライマックスの舞台「河連法眼館」はすごそこに… (平成28年9月4日 筆者撮影> いしいしんじを書籍で読むのは多分初めて。ウェブでは、国立文楽劇場の「文楽かんげき日誌」で何度か読んだことが…
続きを読む →<大阪・関西万博のイメージを検索したら、こんな画像に行き当たった。まあ、これに気色の悪いイメージキャラ、メタンガス爆発なんぞがあれば、さらにええ感じになる(笑) (Photo AC)> いやまあしかし、気運の盛り上がらな…
続きを読む →続けて黒岩重吾です。例の、「昔読んだ黒岩本を押し入れの奥底や、倉庫のガラクタ山積みの中から引っ張り出す」作業で、出てきた一冊。古い本ですわ、ホンマに。この作業で気付いたんだが、角川文庫がやけに「昭和54年●●版」が多い。…
続きを読む →去年から言ってるけど、「昔読んだ黒岩本を押し入れの奥底や、倉庫のガラクタ山積みの中から引っ張り出す」という作業も、少しづつ進んではいるが、暑くなってきたので小休止。と、思ってたら、新たに中公文庫が『法王の牙 病院サスペン…
続きを読む →<広東語独特の響きの会話に小生が最初に出会った映画がこちら『半斤八兩(邦:Mr.Boo!ミスター・ブー)』。李小龍(ブルース・リー)の作品群には無かった広東語での会話の応酬、その響きに、すっかり魅了されたわけだが、これが…
続きを読む →<「香港」と聞けば、高層ビルがひしめく光景しか目に浮かばない人も少なくないと思うが、実は自然と隣り合わせの都市でもある。中心街から船で30分も行けば、抜けるような青空に出会えるのだ (2002年10月14日 南丫島/La…
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