【毒書の時間】『義経千本桜』 いしい しんじ (訳)
<吉野の象徴、金峰山寺蔵王堂。クライマックスの舞台「河連法眼館」はすごそこに… (平成28年9月4日 筆者撮影> いしいしんじを書籍で読むのは多分初めて。ウェブでは、国立文楽劇場の「文楽かんげき日誌」で何度か読んだことが…
続きを読む →<吉野の象徴、金峰山寺蔵王堂。クライマックスの舞台「河連法眼館」はすごそこに… (平成28年9月4日 筆者撮影> いしいしんじを書籍で読むのは多分初めて。ウェブでは、国立文楽劇場の「文楽かんげき日誌」で何度か読んだことが…
続きを読む →<初日にはこのように満開だった劇場前の桜は、千秋楽にはすっかり散って若葉が芽吹いていた> さて、まずは襲名披露狂言『和田合戦女舞鶴』が上演される第二部から振り返っていこう。 従来であれば襲名披露は第一部で、ということだっ…
続きを読む →豊竹呂太夫が祖父の名跡を継ぎ、第11代の豊竹若太夫を襲名する披露公演が始まった。初日の4月6日、文楽劇場前の桜はちょうど満開を迎え、襲名を祝福するかの如く咲き誇る。 若太夫という名跡について、ここであーだのこーだのと、そ…
続きを読む →訃報 豊竹咲太夫、逝去 重厚感のある語りで文楽太夫のトップとして活躍した人間国宝で、文化功労者の豊竹咲太夫(とよたけ・さきたゆう、本名・生田陽三=いくた・ようぞう)さんが31日、肺炎のため死去した。79歳。…… <引用:…
続きを読む →<文楽劇場前の冬枯れの桜。次の4月公演では満開となっているだろう。四季はめぐる、そしてめぐるごとに年をとってゆく…(笑)> 喝采と屠蘇に顔赤らむ初芝居 Leslieyoshi 駄作で幕開けです(笑)。失礼いたしました(笑…
続きを読む →このところ歌舞伎とはとんとご無沙汰で、辛うじて年に1回だけこの「上方歌舞伎会」に顔を出しているだけである。なんとか縁をつないでいるという感じで、これじゃあかんとは重々承知なんだが、なんせ歌舞伎は木戸銭がお高い(笑)。安い…
続きを読む →はい、やってまいました。2年連続の遅刻です…。 去年は開演時刻を間違え、今年はあろうことか寝坊してしまい…。もうねぇ、完全にたるんでますわ。こんな自分が情けない、ほんまに…。まあ悔やんでいても仕方ない。開演20分前の12…
続きを読む →夏休み公演第3部は例によって<サマーレイトショー>。18時30分開演では、全然「レイト」じゃないんですけど(笑)。何度も言ってるが、この時間帯、なかなか労働者には難しい時間帯。できれば19時開演くらいにはならないものか。…
続きを読む →「夏休み公演」第2部は、4月公演に引き続き、『妹背山婦女庭訓』の後半。今回は「井戸替」に始まり、「入鹿誅伐」まで一気に上演。「井戸替」はあんまりやってくれないし、「入鹿誅伐」に至っては、文楽劇場では初の上演だというから、…
続きを読む →<朝からとんでもない酷暑という日々が続いている「炎熱都市・大阪」。こんな日は、一日中涼める文楽劇場がおススメ!> 文楽の稿を上げるたびに「今年も早いもんで…」と書き出しているような気がする(笑)。で、実際に早いもんで「夏…
続きを読む →