【Go! Go! HAWKS 2016-15】vsバファローズ21、22回戦

Go! Go! HAWKS 2016
ホークスvs バファローズ21、22回戦

本来なら、1試合ずつ戦評を上げるところだが、そのあまりにも哀れな試合内容と、何より、小生自身が2試合とも途中からしか観ていないので、ほとんど何も記することがない。「ほな、やめとき」と言われても仕方ないが、そこはそれ、観戦した試合はたとえ二軍戦であっても毎回欠かさずにやってきたことであるし、この連戦をもって今季は大阪での試合が最後になるというわけで、一応やっとく(笑)。

ホンマに、チームの成績と比例するかの如く、後半戦はこの球場で「鷹の祭典」の主催試合を含め、まったく勝てなくなってしまった。サービス業としては、最悪の商売をやっている…。

第21回戦(H・12勝9敗)2016-09-14勝:海田(1勝2敗0S) セーブ:平野(3勝4敗27S) 負:和田(14勝5敗0S)
本塁打:H・内川16号、Bs・吉田正6号

観衆:23,521

前半戦、バファローズファンは「もう今季、ホークスに勝つのはあきらめよう」などと嘆いていたのだが、今となっては我らが「もう今季、オリに勝つのはあきらめよう」と嘆いてしまいたいような星勘定である。

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珍しく内野席から観戦。和田のノーヒットノーラン達成を見たいし、外野まで行くのも面倒だからそうしたわけだが、逆に見たくもない試合展開に。一寸先は闇というもんよ。それにしても毎度のことながら、一塁側はガラガラや(笑)
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ちなみに、いつも座するあたりを眺めてみると…。まあ、よくもこんなせせこましくて背もたれもなく、いかにも暑苦しそうな場所で見てるな~と、我がことながら感心してしまう。中高年が行く席ちゃうで、ホンマに(笑) 「ここ」と示したところがいつものお席。座席に背もたれ無いから通路の壁にもたれ、時に居眠りしてたり(笑)

そんな中で「希望の星」は、大エース様復帰、和田毅である。この試合までにハーラートップの14勝。相性抜群の大阪ドームでさらっと15勝目を挙げて、最多勝をほぼ手中にという目論見は、小生が着席したと同時に無残にも砕け散ってしまった。いや、まだその時点で同点。味方打線が次の攻撃であっさり勝ち越してくれるだろう…、となっておれば、今頃、ファイターズと抜きつ抜かれつの首位争いなんてしていない、とっくの昔に優勝決まっていたはず。

勝ち越したのは敵軍で、和田を引き継いだ森福がT-岡田に痛恨の適時打を打たれ、1死も取れずに降板。続くスアレスも西野に適時打され、火に油注ぐ始末。疲労困憊の森福は「ま、次がんばりましょ!」というところだが、スアレスってのはどうにも信用ならん。シーズン当初からやつが出てくると、もう不安で不安で仕方ない。誰よ、「12球団一層の厚いブルペン陣」と言ってた解説者は。いまや「12球団一、信用のおけないブルペン陣」である。

帰りの環状線の中で、オリファンの会話が漏れ聞こえる。
「いや~、今日はもう、今シーズンで一番気持ちええ試合ですわぁ!」。
そりゃそうよ。俺がそっちのファンならそう思うよ。超苦手の和田に黒星つけて、期待の新鋭・吉田が同点2ラン、T封じで出てきた森福からTが適時打で勝ち越し。言うことないわな~。

ま、こんな展開では、「優勝」なんておこがましくて口に出せないだろう。好きなようにしはったらよろしい。

(平成28年9月8日 大阪夜間)




そして迎えた今季大阪での最終試合…。
この日もまた「余人に代えがたい特殊な技能を要する委託業務」が長引き、試合中盤からの観戦となってしまった。まあ仕方ないね、こればかりは。

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で、今季最終戦はいつものお席にて(笑)

第22回戦(H・12勝10敗)2016-09-15勝:佐藤達(1勝4敗0S) セーブ:平野(3勝4敗28S) 負:森福(1勝1敗0S)
本塁打:Bs・中島5号、吉田正7号
観衆:27,428

前日は和田がテンポよく投げていたこともあり、この球場での試合としては比較的早い展開だったが、この日も、東浜が初回にあれよのうちに中島の本塁打で3点先取されて以降は、持ち直して一応リズムは作っていた模様。敵軍は金子千尋なので、走者背負っても動じることなく、こちらも2回に2点献上した以外は、さすがな投球術で我が軍を翻弄する。

となると、よく言われる「次の1点」である。その次の1点は、7回表、今宮の適時打で我が方にもたらされた。とりあえず同点。さあ、こっからがブルペン陣の腕の見せ所…。ところがどっこい。ね、こうなるんよね、7月以降は…。

しかし吉田ってのは、よく打つな~。ええ選手。かつて野村監督に「お前はホームランいらん。塁に出るだけでええ。そしたら俺がホームランで返す」と言われていたころの門田博光に似てる。

気が付いてみれば、対戦成績も12勝10敗に。次の福岡での3連戦の結果次第ではシーズン負け越しもありえるという危うさ。結局、このオリ戦で負けが込んでしまったことが、直接後半戦の不振につながってしまった。まあ、そこは勝負は時の運。言うても仕方ないハナシではあるけどね。何と言うても、しばらくこの球場で勝ち試合見ていないというこの悲劇、である。

翌日付の『西日本スポーツ』一面は大見出しで「気合を見せろホークス」とあったが、試合後、我々が叫んだのは「気合を入れろホークス」だったはず。なんでこういう情報操作するかな? ま、どっちにしろ、心優しい福岡のファンには許しがたいコールだったとは思うけど、これくらい言って丁度いいでしょう、この状態のチームには。それでもなお、首位だの優勝だので一喜一憂できるポジションに立っているんだから、どんだけ前半勝ちまくってんというところだが、なんかもう「遠い昔」のような気がしてならない。つい数か月前の話なのにねぇ…。

「ホンマに優勝するんかいな?」
というのが、一般的な感想だと思うけど、いたって能天気で超楽観主義者の小生は「ま、それでもなんとかなるでしょう」と見ている。さあ、果たして…。

というわけで、今季の観戦はすべて終了。あまり戦績はよくなかったな。
4月26日・京セラドーム vsバファローズ ○ 9-3
4月27日・京セラドーム vsバファローズ ○ 5-2
6月17日・甲子園 vsタイガーズ ● 2-3x
6月18日・甲子園 vsタイガース ○ 1-0
6月19日・甲子園 vsタイガース ○ 8-4
7月5日・京セラドーム vsバファローズ ● 0-3
7月6日・京セラドーム vsバファローズ ○ 5-2
7月7日・京セラドーム vsバファローズ ○ 4-0
8月9日・京セラドーム vsバファローズ ● 0-4
8月10日・京セラドーム vsバファローズ ● 2-3
8月11日・京セラドーム vsバファローズ ● 3-4
8月18日・京セラドーム vsライオンズ ● 3-6
9月8日・京セラドーム vsバファローズ ● 2-4
9月9日・京セラドーム vsバファローズ ● 3-4
全14戦・6勝8敗
やっぱり8月以降のオリ戦がねぇ…。
6勝8敗、すなわち相撲で言えば「千秋楽を待たずして14日目までに負け越し」。恥ずかしいったりゃありゃしない(笑)。

日本シリーズはMazdaの砂かぶり席でホークスを応援したいな~。
多分、そうなってると思うけど(笑)。

(平成28年9月9日 大阪夜間)


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