Go! Go! HAWKS 2015 OSAKA CLASSIC 2015
ホークスvs バファローズ8回戦
シーズンのうちで、何度もあるわけではない逆転劇で延長戦を制した「OSAKA CLASSIC」第1戦。さあ、今日も勢いに乗ってバシバシと勝っていきましょう! とは、甘いよな、多分。敵軍もプロ。連日あんな負け方はしますまい。オフに世紀の大補強を敢行し、戦力は12球団トップクラス。が、しかし…。その戦力がうまく動いてなかったり、ポテンシャルな戦力がごそっと欠けてしまったりして、蓋を開ければ「世紀の大誤算」の連続。さあ今日は、どんな展開になるかね?
いつものお座席、レフト外野下段席は、この日と翌日はどういう風の吹き回しか、指定席になってしまい料金もUP。昨年後半からバファローズ人気もうなぎ昇り。実験的にではあるが、「外野の一部を指定席にして売ってみまひょか」、というところだろう。そこで白羽の矢がっ立ったのが、通常時でも動員力のある南海戦。時はちょうどゴールデンウィーク。「ほなら、ここらでいっぺん!」というところなんだろうが、外野民にはとんだとばっちりである。天国まで続くのかというような長い階段を駆け上らねばならぬ。まあ、駆け上りは若い衆に任せて、小生はヒマラヤ登山隊シェルパのように皆の衆の荷物をえっちらおっちら担いで上ったのだが、これは駆け上るよりも体力が必要なことがわかった。まあ、どっちもどっちやけど(笑)。
もう金輪際、こういう妙な売り方やめてな。大阪ドームらしくないし。いずれは、全席指定という時代が来るのだろうけど…。
前日、数字上は「試合を作った」が、実態は観客と後ろで守る野手のみんなをダレダレのどん底に突き落とすような投球内容だった先発中田。「もうあんな試合は見たくないわ~」とは、南海ファンならずとも思うところ。大エース様・攝津様の登板。安心して応援しよう、と思いたいんだが、このところ、大エース様の調子はさっぱりである。相手はディクソン。金子千尋が抜けている今、エース格の存在。そう簡単に打てる投手ではないだけに、結構不安…。
第8回戦(ホークス5勝3敗0分)勝:ディクソン(3勝3敗0S) セーブ:平野佳(0勝0敗3S) 負:攝津(2勝4敗0S)
本塁打:T-岡田1号、李大浩6号
観衆:34,683人
やっぱり大エース攝津様はな~んかおかしい。初回、4回、7回は三者凡退に抑える、さすがな投球だったが、結局4失点で敗戦。点の取られ方がまずい。2回、3回はいずれも三連打を浴びて、あっさり失点している。2回のT-岡田、カラバイヨの二者連続二塁打は、見ていて悲しくなった。そして8回には、ダメ押しの一発をT-岡田にかまされる。ここ、その表の攻撃でなんとか1点返して、9回の逆転に一縷の望みが出て来ていただけに、余計な被弾だった。
それでも一応は完投した。いや、完投させたのか? 8回完投、9安打、四死球1。これだけ見れば、悲観するような数字ではないが、点の取られ方が…。ここまでですでに4敗。復活の日を待ちたい。でもまあ、負けたけど、完投したことで救援陣を休ませることができたのは、そこはエースの仕事したかな…。
攻撃の方は…。やっぱりディクソンは手ごわい。安打が続かない、攝津が連打でいとも簡単に失点していたのとは正反対。惜しむらくは、6回。先頭牧原が二塁打で無死二塁。1死から高田が中前打。ここで走者牧原一気に本塁へ突入するも、憤死。これは痛かった。柳田、内川、李大浩と強力なクリーンナップが控えていただけに、無理に本塁突入はどうだったのか?ここでせめて1点欲しかった。
また再度の好機だった8回。1死から代打吉村が左翼線二塁打、T-岡田悪送球の間に3塁に。牧原の犠飛で1点。今宮は二塁ベースに当たった打球が中前へ抜け、2死1塁。高田も左前安打で一、二塁。ようやくディクソンを引きずり下ろすも、替った塚原が気迫の投球で柳田を二ゴロに打ち取り、万事休す。
9回には前日に続き、李大浩が本塁打を放ったが、この日の反撃はそれまで。さすがに平野もいくら負傷明けとは言え、2日続けて追いつかれるなんてヘボはしない。
ってことで、また明日、勝てばよい。
勝っても負けても、南海ホークスとの日々、大事に過ごしたい…。
明日は勝つぞ、ホークス!
(平成27年5月2日 大阪昼間試合)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。