上方落語協会が年に1回、ファン感謝デーとして開催している「彦八まつり」の2日目に行ってきました。
第22回上方はなし
彦八まつりもう22回なんですね…(と、遠い目…)。
ええ天気や…。と思いきや、
一天にわかにかき曇り、あっという間に土砂降りに、という今日この頃であります
会場の生國魂神社(いくくにたまじんじゃ=通称・いくたまさん 天王寺区)は、上方落語の祖とされる米沢彦八が江戸中期に境内で「辻咄」を行った場所というわけで、上方落語ゆかりの場であります。
その境内において、9月の第1土曜、日曜の2日間、落語会はもちろんのこと、一門や噺家による屋台、屋外イベントなどが賑々しく開催され、毎年、多数の来場者でにぎわっております。
感触として、今年は、お天気がちょっと不順(いきなり雷雨になったりするのョ)だったせいか、なんとなく例年に比べ、すいていた感じがしないでもありませんが、それでもただでさえ賑やかな噺家さんが、サービス精神旺盛にファンと接する機会とあって、落語ファンのみならず、家族連れやカップル、サイン帳や色紙を持って、噺家さんを追う子供たちなどで大賑わいでした。
小生はと言えば、もはやサイン帳を持って噺家さんを追っかけまわすのもアレですし、各ブースをチラチラのぞきながら、見知った噺家さんがおればSay helloする感じで、途中、ばったり出会ったホークスの応援仲間さんと境内をブラブラしてました。
旧官幣大社という格式あるお宮さんの境内で、噺家さんらが発する「陽」の気をいっぱいもらって、まあ、それでOKかな、ってところです。
噺家大相撲大会は爆笑の連続
貧相な力士からアマレス出身の猛者まで揃ってました
なぜか、ウチの近所の昆布屋さんがスポンサード(笑)
この日は夕刻から「本人のいない 桂文枝襲名口上」もあったわけですが、そこまで時間をつぶす術もなく(笑)、2時間ほどで引き揚げたという次第。
*本人のいない、ってのは、遠方で公演があったため、口上に文枝師が間に合うかどうか微妙なので、間に合わなかったら、本人抜きでやりましょうという、シャレであります。おもろいな、こういうのん。
地車囃子にあわせて龍踊り
左のお嬢ちゃんは桂坊枝師の娘さん
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。