週末に東京に行きて、南こうせつのライブ参戦したのは、前回にご紹介したとおり。
ライブが楽しかったからか、こうせつの声が聴けて顔が見られたからか、はたまた、ホテルの寝具がよかったから…。とにかく久々にきっちり8時間、一度も目が覚めることなく熟睡できました。
というのも、昨年10月に、実家に居を戻してから、まったく熟睡できてません。父親と二人で生活してるのに、なぜですかね?すごく神経質になってしまっている…。
香港生活を含め、17年間一人で自分のペースを確立していたから、いくら親子といえども、いろんな場面で神経質になっているんでしょうね。時には聞きたくもないお小言なんかもあるわけですしww。帰宅したその晩から、また不眠です(笑)。
それはさておき。
ライブの翌日、話のネタにと開業間近の東京スカイツリーを見物してきましたョ! 典型的なおのぼりさんですよね~~(笑)
こんなものを作っちゃうわけですよ、人間は。たいしたもんだと思いますよ、マジで
当初は「どうしよーかなー」と思ってたんですが、宿が人形町で、それなら浅草線で浅草から東武に乗り換えるか、あるいはそのまま押上まで行けばよいというわけで、行くことに決めました、朝飯食べながら。
まあ、業平橋駅は押上駅と「二個一」の存在だということで「代表」で写っていただきました
遥か昔は「鉄おた」だったボク、地下鉄を経由して私鉄同士の相互乗り入れが東京には非常に多く、そのジャンクションのひとつである押上という駅に興味があったし、大学生時分には平安文学専攻だったので、在原業平卿にちなむ「言問橋」やら「業平橋」にもひかれるものがあり、何度か足を運んだことがありますが、普通の街で、なぁ~~んだ、と思ったものでした。
だがしかし、さすがに駅の地上は雰囲気が変わってますね、あたりまえですが。
さらには、世界中からおのぼりさんがやって来て、「口開けて、あほみたいな顔して、カメラ持って上見てる」わけですから(笑)。
懐かしい広東語もちらほら聞こえて、さすが香港人、こういうのは見逃さないなと、微笑ましい限りです。
上ばっかり見てるとさすがに首が疲れます
上海の「東方明珠」(467.9m)もずいぶん高かったし、高さでは相当劣るけど「マカオタワー」(338m)も展望台のぐるりを命綱つけて「空中散歩」(223m)できるというアトラクションで、高さを満喫できましたが、果たして、ここはどんな感覚を味わうことができるんでしょうかね…。
上海の東方明珠(2008年夏撮影)
マカオタワーの「空中散歩」を楽しむLeslieyoshiさん
これでもかと命綱を握りしめ、へっぴり腰なのが可愛らしい(2004年秋)
今回は、とりあえずは「見た」と言うだけのことですが、正真正銘の「おのぼり」としてタワーにもいずれは上ってみたいですね。なにせ、高いところへ登るのが好きな奴なんで…。
お天気も良く、きれいな写真が撮れてよかったです。
にしても、iPhone4Sでここまでの写真撮れるんだから、カメラ持ち歩かないわな…。
カメラ小僧としては、なんともなぁってところです
帰りは東武で浅草まで戻って、さっさと帰阪いたしました。
で、東武伊勢崎線も「東武スカイツリーライン」なんて名称になってて、これまた微笑ましい。
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名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
『伊勢物語』第九段「東下り」より
と、強引に締めくくってみたりする(笑)。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。