さあ、今回もダラダラと続編ですョ。
「解放軍とのふれあい」も3回目となりましたね(笑)。
まだ、どこからも「待った!」はかかってませんから続けますね(笑)。
人民解放軍に会いに行こうじゃないかと、まんまと「八卦雑誌=野次馬、のぞき見雑誌」の『壱周刊』の「わな」にかかったかのように、特集された場所へ出かけて行く決心をしたのですが、実はそこは、返還前には英国軍が確か駐留していたはずで、ただ単に「兵隊さんに会う」という点では、今さらということもないではない。
が、英国兵と人民解放軍とではどういうわけか「ドキドキ感」が違います。何なんでしょうね、あれは。
思い当たる理由はいくつかありますな。
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1)香港市民としては、あの天安門事件で人民に銃口を向け「鎮圧」した解放軍への憎悪や恐怖感からくる「怖いもの見たさ」がある
2)とりあえず、解放軍ってのをこの目で見てみたい
3)うまくゆけば「基地」内部を通り抜けできるかも!
4)仮に通り抜けできなくても、解放軍に追い払われるというスリルを味わえる!
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「その場所」へ向かった人の多くは、3)と4)を期待していたものと思われます。もちろん小生もそれ。
『壱周刊』です。本誌と芸能分冊、グルメ・生活情報分冊など、3分冊くらいの週刊誌です。よく似たものに『東周刊』がありますが、『壱』の方が人気があるみたい
『壱周刊』によれば、この基地のむこうに小さな集落があり、そこの住人は「基地通り抜け」の唯一の路線バスを利用して、町へ出かけているとのこと。
要するに、このバスを利用して基地の向こうの集落へ行こうとすれば、解放軍基地内部を拝見できるんじゃないかと。
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記事はまだまだ続きますが、もう、そこだけ読んだだけで小生はいてもたってもおられません。その先を読まずに現地へと向かったのであります。
現地は、小生が住んでいた香港仔(Aberdeen)から路線バスで30分ほどの赤柱(Stanley)。
4月のイースターホリデーあたりから余裕で海水浴できる香港。小生も深水灣(Deep Water Bay)、淺水灣(Repulse Bay)そして赤柱など、家からバス一本で行けるビーチへしょっちゅう泳ぎに行ってました。
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この日も「とりあえず一泳ぎ」して現地へ。よって、「解放軍探訪」というにはあまりにもふさわしくない「ランニング+短パン+ビーサン」という軽装で向かいます(笑)。
赤柱は南国ムードいっぱいの観光地。地元の海水浴客以外にも、在住の欧米人や外国人観光客向けの小洒落たバーなども多く、底抜けな空気感を味わえる町。
メタボの極致に達した白人のおっさんが日長一日ビールを飲み、減肥=ダイエットなど夢のまた夢みたいな白人のおばはんがピザやパスタを食べ歩く町。
そんなノー天気な町の先に解放軍の基地があるなんて、恐らくあのときにあの町を訪れていた外国人観光客はまず知らなかったでしょう。
赤柱は、かくのごとき小洒落た町でありまする
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赤柱から基地向こうの集落へ向かうバスに乗り換えます。
今は無き、オンボロ車で悪名を轟かせた「中華バス」です。もちろん、非冷房車です。窓全開で森の中を上へ下へ右へ左へ車体をガンガン揺さぶりながら突っ走ります。
懐かしい中華バス。10数年前までこんなオンボロが普通に走ってました。アタシもこれで通勤してました
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この時点で、客は1階席も2階席も2割程度は乗っていたでしょうか。途中に、近くの離島への船乗り場があったり、BBQサイトがあるためでしょう。それぞれの最寄りのバス停で客は全部降りてしまい、ついに車内は小生一人。当然のように2階席の最前列に陣取ります。
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10分弱で前方に基地の入口らしい門が見えてきました。
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いよいよ「解放軍基地潜入」です!
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別に解放軍をナメてたわけじゃないですが、この時点で「拿捕される」とか「本土へ送還されて思想改造される」とかという不安はありませんでしたね。腹が据わったというか、単なるアホというか…。
こんな人が出迎えてくれるかも?
っていう期待も少しは抱いてましたよ(笑)
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さあ、Leslieyoshiの運命やいかに!?
「「
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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