【最後の夏に】高校野球地区予選*旧ブログ

母校・羽曳野高校(通称・はび高)があれよのうちに南大阪地区予選で16強に食い込んだ。
近年にない快進撃だ。と言うか、初めてじゃないだろうか。

あした(21日)、同じ公立校の阿倍野高校に勝てば、当たり前だが8強。
なんだかワクワクする。
そう、
「もしや甲子園?」
そんなことになりゃ、この夏のすべてを犠牲にしてでも応援に駆けつけたい。

我が母校は、府立高校の統廃合により、今年度をもって、近隣の府立西浦高校と統合される。
大阪府立羽曳野高校としては、文字通り、この夏が最後の「甲子園」への挑戦となる。
それゆえに後輩諸君、気合が入っているんだろう。
このまま勝ち続けて、最後の夏に栄冠を勝ち取ってほしいなぁ。

統合後は幸いにも、はび高の校舎を使うことになるのだが、一方の西浦高OB・OGの気持ちを思うと。。。
ボクは、はび高9期生。
まだどこかに「新設校」の気風が残っていて、なんていうか、天真爛漫というか、のどかというか、、、ま、とにかく気楽な3年間を過ごした。ぼよよ~んとした3年間。
教師に張り倒されたこともあったけど、そういうこともありますわな、育ち盛り、いたずら盛り、反抗期真っ只中の高校3年間だもの。そういえば、1回も前向いて授業受けたことのない国語教師もいたなぁ。。。後で弟の担任になってはったけど。ま、そういうのもアリなところも、母校のよいところ。

教育実習でもお世話になった。
ときの校長先生が
「体罰はいけません!が、皆さんも腹に据えかねるってこともあるでしょう、そういうときはコツンとやりなはれ」
と。そういう校風が残っているのがうれしかった。

見渡せば一面、ブドウ畑。
春には鶯の声を聞き、夏にはセミの声。近くの川へ竹ざおかついで行って「川幅跳び」なんて体育の授業。秋には落ち葉を踏みしめ、冬には雪も積もる。市内から1時間近くかけて通学していたボクにはまるで別世界。毎日が遠足の日々。そりゃそうだ、小学校の遠足に行くような場所だったんだから。
そんな、およそ「大阪離れ」した高校での3年間。
ぼや~っとした人間に形成されたのも多分この期間だろう。その後の進路、就職などもこの3年間の友から受けた刺激が大いに影響していると思う。
きっと、いい高校生活だったんだろうなぁ。。。そういうことにしておこう(笑)。

二上(ふたかみ)の 山ふところに
石川の流れは尽きず。。。

この校歌が甲子園に流れるチャンスは、この夏しかない。
「最後の夏」に、海の向こうから思いを馳せる今日この頃。

ちゅーかよぉ、これ見てる同窓生、お前ら皆して、応援行ったれやぁ!


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