「全港紅衛兵」状態の中で、一人で「Free Tibet!」を叫んだとして英雄視されている、香港大学女子大生、陳巧文小姐。
ネット上で、私生活の写真が暴露されて…。
いくつか前のエントリーで書きましたが、
「そのうち週刊誌で写真がどば~っと掲載されるでせう」。
って言ってるうちに、早くも数誌で写真が掲載されてます。
民主派の心のよりどころ『蘋果日報』が発行する『Face』でも大特集。
すでに彼女の話題は「娯楽・芸能」部門になってるし、少なくとも『蘋果日報』は彼女を擁護するんだと思っていたら、住まいや彼氏、生い立ちなど、あらゆるプライバシーを暴露しましたね。このへん、小生がいつも中国人(含香港人)に思うこと、
「それ、スジ通ってへんがな!」
ですよ。
さらに「暴露」の半分近くは彼女が取材に応じている…。
で。
事の真相はわかりませんが、
学業の傍らにモデルをやり、以前はWEB J(昔で言うDJ、今じゃ、ネットラジオでおしゃべりする人??)で人気もあったという彼女。
「Free Tibet!」の叫びの裏には、
「名前と顔を売りたい!」
という目論見もあったんじゃないか…。
そんなことを思わせる週刊誌の書きようでした。
としたら、これこそチベットへの侮辱ですな。
「Free Tibet!」のヘソ出しルックは世界中の注目を浴び…
で、聖火リレー翌日にはキャンパス内で雑誌のグラビア撮影。
雪山獅子旗も泣いてるんちゃいますか…。
「愛国」から「売名」まで、いろいろ思惑あるんでしょうね、沿道での各種パフォーマンスには…。
———————————————————————————————
COMMENT:
AUTHOR: ひかり
DATE: 05/07/2008 23:41:34
うむむむ…
iZa!に限らず、日本のネットでは同情・擁護の対象だった彼女にこんな事が…
いや、週刊誌ネタを全部信じる訳じゃないですが…
打算が有ったならば悲しいですねぇ…
—–
COMMENT:
AUTHOR: suzutsuki0227
DATE: 05/07/2008 23:50:56
香港はまだ香港と、見切った彼女のリスク管理勝ちだったのですか。
それぞれが、それぞれの思惑に基づいて動いているのだと思いますが、実際に血を流して死んでいった人々がいる事を忘れてはいけませんね。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 05/08/2008 02:55:21
To ひかりさん
まあ、胡散臭いですよ。
あのいでたち、あの表情。。。計算ずくめって言われりゃ、そうかもと思えます。たしかに週刊誌、それも若者向けの三流週刊誌ですからなんともいえませんが。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 05/08/2008 03:02:00
To suzutsuki0227さん
>香港はまだ香港と、見切った彼女のリスク管理勝ちだったのですか。
小学校からアメリカ留学していたというから、そういう考えがあっての行動だったとしたら、ずいぶんなめたまねをしやがったな、ってところですが、果たして真相は…。
>実際に血を流して死んでいった人々がいる事を忘れてはいけませんね。
そこんとこを香港人はまったく感じていないようでした。
天安門事件ではあれだけ熱くなったのに、チベットなど少数民族問題は、百姓一揆程度の認識です。
—–
COMMENT:
AUTHOR: ゆうぞう
DATE: 05/09/2008 01:27:22
小生的には漢民族とは、自分の利益にかなり忠実な民族だという認識が
あります。異論のある方も多いと思いますが、歴史的にもそうなんだ
と思わずにいられません。少なくともね。まあ、彼女もチベット族じゃ
ないとすれば、そうなんでしょ。しかし、翌日にグラビア撮影はないわな。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 05/09/2008 02:09:04
To ゆうぞうさん
>小生的には漢民族とは、自分の利益にかなり忠実な民族だという認識が
>あります。
だと思います。そういう意味でも、香港中が赤い旗を振ったんでしょう。
情勢が変われば、逆にブーイングが起きるわけです。
>しかし、翌日にグラビア撮影はないわな。
ないわな、ほんまに。それも雪山獅子旗を小道具に使うとは…
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。