＜吉野の象徴、金峰山寺蔵王堂。クライマックスの舞台「河連法眼館」はすごそこに…　(平成28年9月4日　筆者撮影＞ いしいしんじを書籍で読むのは多分初めて。ウェブでは、国立文楽劇場の「文楽かんげき日誌」で何度か読んだことが…

＜初日にはこのように満開だった劇場前の桜は、千秋楽にはすっかり散って若葉が芽吹いていた＞ さて、まずは襲名披露狂言『和田合戦女舞鶴』が上演される第二部から振り返っていこう。 従来であれば襲名披露は第一部で、ということだっ…

豊竹呂太夫が祖父の名跡を継ぎ、第11代の豊竹若太夫を襲名する披露公演が始まった。初日の4月6日、文楽劇場前の桜はちょうど満開を迎え、襲名を祝福するかの如く咲き誇る。 若太夫という名跡について、ここであーだのこーだのと、そ…

＜文楽劇場前の冬枯れの桜。次の4月公演では満開となっているだろう。四季はめぐる、そしてめぐるごとに年をとってゆく…(笑)＞ 喝采と屠蘇に顔赤らむ初芝居　Leslieyoshi 駄作で幕開けです(笑)。失礼いたしました(笑…

はい、やってまいました。2年連続の遅刻です…。 去年は開演時刻を間違え、今年はあろうことか寝坊してしまい…。もうねぇ、完全にたるんでますわ。こんな自分が情けない、ほんまに…。まあ悔やんでいても仕方ない。開演20分前の12…

夏休み公演第3部は例によって＜サマーレイトショー＞。18時30分開演では、全然「レイト」じゃないんですけど(笑)。何度も言ってるが、この時間帯、なかなか労働者には難しい時間帯。できれば19時開演くらいにはならないものか。…

「夏休み公演」第2部は、4月公演に引き続き、『妹背山婦女庭訓』の後半。今回は「井戸替」に始まり、「入鹿誅伐」まで一気に上演。「井戸替」はあんまりやってくれないし、「入鹿誅伐」に至っては、文楽劇場では初の上演だというから、…

＜先週の「鑑賞教室」の時よりも、さらに暑さが増してきた。暑い日は冷房完備の文楽劇場で過ごしましょう！＞ 実は、本公演よりも楽しみなのがこの「若手会」。何と言っても、木戸銭がお安い。これはとても大事(笑)。若手が大役を語る…