【Go! Go! HAWKS 2025ー1】vsライオンズ10回戦

<いまひとつピンとこないね、「ソフトバンクホークス誕生20周年」と言われても…。まあ小生にしたら「生きてるうちに応援する球団が2度も身売りされるなんて、なかなか経験できるもんじゃない」ってところでね>


ということでだ。

年に一度の大阪での主催試合。去年に引き続き参上した。元々は、行くつもりはしてなかったんだが、某筋から切符の融通か利くとの知らせが舞い込み、ならばと。

今季最初の野球見物。、これが今季の最初で最後やったりしてww

ダイエーが行き詰まり、譲渡先となったのが、孫正義率いるソフトバンク。正直「大丈夫かな~」と思ったもんだ。ただまあ、資金は潤沢そうだし、孫氏の熱意も伝わってきたし、「最低でも10年は面倒見たってな」というところだった。「ホークス」の球団名はそのまま継続してくれるというは、やっぱりうれしかったし、安心したね。

それから20年。その周年を記念して大阪での主催試合。なんとよう、「南海電気鉄道株式会社」が堂々とメーンスポンサーに名ぁを連ねとるよぉ。事前に球団ニュースや南海からのリリースで知ってはいたが、実際にこうして見ると感慨深いものがあるね。南海の創業140周年とのコラボということで実現したとのこと。お土産品は、南海電鉄の社名とハリーホークが並ぶ特製団扇。南海ファンの心をくすぐるやん。これだから「野球は南海、電車も南海」をやめられないんよ(笑)。

南海の配布物。南海としてはよう頑張った! 団扇はこれからの季節にうれしいが、全然涼しないんよ、これがww

昨年の大阪主催試合は「白のキセキ2024」。和田毅が大エースの貫禄でゴールデンイーグルスをねじ伏せ、山川が圧巻の2打席連続本塁打を放ち、12-0で圧勝した。その和田も実にきれいな身の引き方で、現役生活を終えた。そして今年は、「福岡ソフトバンクホークス」となって25周年。記念ユニフォーム着用での主催試合。もちろん、我々見物衆にも全員配布される(ビジター席除く)。

ちょいと出動時間が遅くなってしまった上、「タカポイント」が結構貯まっていたので、品物と引き換えなんぞをしてから席に着いたら、すでに試合前の歌舞音曲もたけなわ。で、よう見ると南海、ソフトバンク、ダイエーの球団旗が並んでるではないか!いっやー、気の利いたことしてくれはるねぇ。

さらにズームしてみる。できれば南海はこのデザインの前の旧球団旗が見たいなぁ…。権利とか色々あるのかもしれんけど…

上記の写真だけではわからないと思うが、この日は上層スタンド。例の某筋の切符の関係ですけど、お金積めばもっとええ席で観られたわけだが、まあ当方も財布の中身の関係もありますので…(笑)。

後ろはズラッと少年野球団。これがじっとしてへん。騒がしいのはええとしても、出入りが激しい。その都度、ソフトだのドリンク類などを入手してくる。頼むからおっちゃんの背中にソフトこぼしたり、ケチャップ落としたりせんといてや(笑)。試合よりもそっちが気になって気になって…(笑)。とまあ、それが気になるほど試合は楽勝もの。「モイネロの攻撃」とはよう言うたもんやなぁ、と。

10回戦(5勝5敗)

勝:モイネロ(4勝0敗0S) 敗:菅井(3勝2敗0S)
本塁打L>中村剛3号ソロ(7回・モイネロ) H>野村3号2ラン(8回・田村)
観衆:34,044人

ライオンズはダントツのどべただった昨季とは打って変わって、今季はなかなか調子がよろしい。優勝とまではいかないと思うけど、CS進出は十分望めるんじゃないかというここまでの戦いぶり。打線を引っ張るのがこの日も1番に入った西川。けっこうなイケメン(笑)。堺市立金岡南中学校出身という超地元。世が世であれば、南海ホークスに入団してたかもね(笑)。打って走って、先頭打者としてしっかり役目を果たしている。その好調西川、全力プレーの滝澤、大型新人・渡部聖をささっと三者凡退に退ける我らがモイネロ。

ということで、1回裏、我が軍は栗原の適時打であっさり先制。栗原も開幕出遅れた上に、本来の打撃ができていないが、ぼちぼち打ち始めたかな? 周東を欠く今、この日は1番に入った野村、2番の佐藤直の連続四球がよかったね。敵方先発の菅井は若手有望株。そう遠くない将来にはライオンズの主戦級投手になっているのは間違いない。育成から這い上がった逸材。その立ち上がりを攻めたことで、試合の流れは我が軍に来たかな。

その後は、相変わらずの「モイネロの攻撃」が続き、菅井も立ち直って本来の投球となり、無得点が続く。まあ、両軍とも適当に走者が出るので、後ろの少年たちもそれほどダレてなかったけどね(笑)。

↓↓↓「パテレさんの作成したモイネロの超安定ピッチングをどうぞ!

6回裏、ようやく次の1点が我が軍に!柳町が一死1、2塁で交代した羽田から中前へ適時打。柳町も、いっつも開幕ファームスタートで気の毒なんだが、腐らず、一軍招集かかったらすぐさま結果を出せるのが偉いもんやなぁ、と思う。

試合が動き出した、とでも言うべきか、7回表には敵軍主砲、おかわりこと中村剛也が左翼上層スタンドへ目の覚めるような豪快な一発を放つ。ライオンズ戦をナマ観戦する機会がほとんどない中で、おかわりの本塁打を見たのは、これが初めてかもしれない。そしてもしかしたら、最後かもしれない。彼も小生も若くはないので…。ええもん見させてもらいました!

1点差となって「ちょいと雲行き怪しいぞ」と思っていたら…。7回裏は佐藤直樹、山川の適時打で4-1に点差を広げる。近藤が抜け、今宮、柳田、正木と中心選手が続々とケガで抜ける中、上述の柳町に加え、佐藤直樹、野村勇もよく頑張っている。チャンスをモノにしてくれ!

8回表は松本裕樹がマウンドに。安心と安定そして信頼の投球でライオンズの反撃を許さず。8回裏はの我らがイサミちゃんがバックスクリーンへ豪快に運んで、2点追加。ダメ押しのダメ押し。ね、今宮が抜けた穴を埋めるのが、ずっとベンチウォーマーになってたイサミちゃんで、ここまで期待以上の結果を残しているのが実に頼もしいじゃないかえ。

最終回は、これまた絶不調守護神、オスナの代わりを務める杉山が、1安打に抑えて試合終了。めでたく「ソフトバンクホークス誕生20周年」の大阪開催を勝利した。

勝ったで!

ヒーローインタビューが始まる。モイネロと豪快な2点本塁打を放って、勝利を確実なものとしたイサミちゃ~ん。後ろの少年野球団が、この日一番の盛り上がりを見せる(笑)。とにかく「モイネロー、モイネロー」とうるさいことこの上なし。お前ら、そないにモイネロが好きなんか?? 通訳のお兄さんの声も、モイネロ自身の声も、さらにはインタビュアーの声も、この子らの「モイネロー!」連呼にかき消されてしまうのである。そういうとき、ホークスTVは便利である。ちゃんとインタビューをYouTube上げてくれる。パテレさん、インタビューはYouTubeにあげてくれないの。

この日は「ミナサマ~」の日本語挨拶がなかった(笑)。しかしこのご時世に試合時間2時間48分は優秀過ぎる!さっさと帰れるww

後ろの少年たち、散々モイネロー!って叫んでたのに、イサミちゃんの番になると、お言葉なしww。はは~ん、お前ら我らがイサミちゃんのこと知らんねんなw。どや、図星やろww!

それにしてもや。こういう少年野球チームはなんでわざわざユニフォーム着て観に来るんやろね。これ、我々が子供のころからそう。球場七不思議の一つやね…。ってあと六不思議は何やねんって聞かれても「さて…」と言うしかないんやけどね(笑)。

インタビューの間に、試合後の歌舞音曲の準備が着々と進んでいた。「鷹の祭典」、去年からは「鷹祭(たかさい)」と違って、さっさと終わってよかった。10時過ぎには家にたどり着いてた(笑)。

インプレーの画像や映像をSNS等に上げることについて、NPBがごちゃごちゃ言うてるので、ひとまずそれは自粛して、せいぜいパテレさんの映像使わせてもらいます。これもええのかどうかわからんけどね(笑)。

開幕三連敗とつまづき、主力が続々と抜けて、一時は最下位、借金7と絶望的な事態になったけど、まあこれから徐々に勝ち星重ねていくでしょ。大きな連勝はいらないので、カード勝ち越しの積み重ねで、よろしくひとつ。

(令和7年5月13日 大阪夜間)

こういう本を読むと、江本もえらい年寄りになったんやなて、思いますな。小生の少年時代、南海のエースだった江本のファンだったんですがね(笑)。

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