<「もっと映画を観ろ!」と、このお方に蹴り飛ばされるくらい、今年は本数が少なかった。ごめんなさい…。(今年2月4日、香港文化博物館 筆者撮影)>
今年観た映画の総覧。
毎年同じ言い訳をしているが、3月の「大阪アジアン映画祭」でそれなりの本数を見て以降は、どうしても足が遠のいてしまう。で、ワーワーと言っているうちに大みそかである(笑)。その間、上映日程のタイミングがどうしても合わなかったり、「しまった!これ見逃した!」って作品があったりと、相も変わらずである(笑)。結局、「大阪アジアン映画祭」以外で観たのは、1月の『一秒拳王(邦:ワンセカンドチャンピオン)』と11月の『毒舌大狀(邦:毒舌弁護人~正義への戦い~)』のみ。「何してんねん?」ってハナシだわな。
来年、ってか、明日からは、しっかり情報をキャッチして、旧作はさておき、華語片の新作はもれなく観るぜ! ←言うだけはタダやけど(笑)。
【1】ワンセカンドチャンピオン
(港=一秒拳王/英=One Second Champion)
2021年 香港 言語:広東語、標準中国語
原作・監督:趙善恆(チウ・シンハン)
プロデューサー:文佩卿(マン・
出演:周國賢(エディ・チョウ)、查朗·桑提納托古(チャーノン・サンティナトーンクン)、趙善恆、林明禎(リン・ミンチェン)、熊倬樂(ホン・チェッロッ)、盧海鵬(ロー・ホイパン)、袁富華(ベン・ユエン)、黃又南(ウォン・ヤウナム)、蔡瀚億(ベビージョン・チョイ)、黃溢濠(ウォン・ヤットホウ)、周祉君(アーロン・チョウ)、岑珈其(カーキ・サム)、張松枝(デオン・チョン) 評価★★★★ (1月4日 シネマート心斎橋) *のむこれ6
【2】世界
(英=Sekai)
2023年 日本
言語:日本語
監督:塚田万理奈
出演:涌井秋、玉井夕海、山本剛史、池田良
評価★★★
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【3】できちゃった?!
(台=有了?!/英=Daddy-To-Be)
2022年 台湾 言語:標準中国語、台湾語
監督:潘客印(パン・カーイン)
出演:曾皓澤(ツェン・ハオザー)、嚴藝文(イェン・イーウン)、游珈瑄(ヨウ・ジャーシュアン)、鄭有傑(チェン・ヨウチェ)
評価★★★★★
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【4】騒動
(英=Hurdang)
2022年 インド
言語:ヒンディー語
監督:アロック・クマール・ドゥヴィヴェーディー
出演:ラジェシュ・タイラング、ソーナル・ジャー、ウディット・アローラ、アハサース・チャンナー、アシュトーシュ・ソーハン
評価★★★☆
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【5】燕は南に飛ぶ
(中=燕南飛/英=Swallow Flying to the South)
2022年
米国、カナダ、中国
言語:標準中国語
監督:林墨池(リン・モーチ)
評価★★★☆
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【6】海の彼方 それから
(台=海的彼端:其後/英=After Winter, the Tamaki Family…)
2023年 日本、台湾 言語:日本語
監督:黃胤毓(黄インイク)
出演:玉木玉代、玉木慎吾、玉木茂治、登野城美奈子、玉木美枝子
評価★★★☆
(3月11日 大阪中之島美術館)
*大阪アジアン映画祭
【7】Shall We Love You?
(英=Shall We Love You?)
2022年 日本
言語:日本語
監督:田中晴菜
出演:森川錦、今城沙耶、西田奈未
評価★★
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【8】甘露
(英=Kanro)
2023年 日本
言語:日本語
監督:田中晴菜
出演:岡慶悟、田中一平
評価★☆
(3月11日 大阪中之島美術館) *大阪アジアン映画祭
【9】白日青春
(港=白日青春/英=The Sunny Side of the Street)
2022年 香港、シンガポール
言語:広東語、ウルドゥー語
監督、脚本:劉國瑞(ラウ・コックルイ)
プロデューサー:Vinod Sekhar、曾麗芬(ウイニー・ツァン)、鄭保瑞(ソイ・チェン)、任硯聰(ピーター・ヤム)
撮影監督:梁銘佳(レオン・ミンカイ)
出演:黃秋生(アンソニー・ウォン)、林諾(サハル・ザマン)、周國賢(エンディ・チョウ)、潘文星(インダージート・シン) 、喬加雲 (キランジート・ギル)
評価★★★ (3月12日 シネ・リーブル梅田) *大阪アジアン映画祭
【10】流水落花
(港=流水落花/英=Lost Love)
2022年 香港 言語:広東語
監督:賈勝楓(カー・シンフォン)
脚本:羅金翡(ロー・キムフェイ)、賈勝楓
プロデューサー:李嘉慧(キャサリン・リー)
音楽:江逸天(オリバー・コン) 美術:蔡慧妍(チョイ・ワイイン)
撮影監督:司徒一雷(シト・ヤッロイ)
出演:鄭秀文(サミー・チェン)、陸駿光(アラン・ロク)、談善言(ヘドウィグ・タム)、黃梓樂(シーン・ウォン)、李昀蔚(ナナ・リー)、吳祉嶠(フィービィー・ン)、趙啓嵐(マット・チウ)、曾睿彤(マヤ・ツァン)、徐嘉謙(チョイ・カーヒン)、劉朝健(ゴードン・ラウ)、黃梓軒(ウォン・チーヒン)、谷祖琳(ジョー・コク)、黃慧君(アファ・ウォン)、梁雍婷(レイチェル・リョン)
評価★★★☆ (3月16日 ABCホール) *大阪アジアン映画祭
【11】本日公休
(台=本日公休/英=Day Off) 2023年 台湾
言語:閩南語、標準中国語
監督、脚本:傅天余( フー・ティエンユー)
プロデューサー:吳念真(ウー・ニェンチェン)、吳明憲(デニス・ウー)
音楽:鍾興民(Baby-C) 撮影監督:張誌騰(ツァン・ツーテン)
出演:陸小芬(ルー・シャオフェン)、傅孟柏(フー・モンボー)、陳庭妮(アニー・チェン)、施名帥(シー・ミンシュアイ)、方志友(ファン・ジーヨウ)、陳柏霖(チェン・ボーリン)、林柏宏(オースティン・リン)、胡智強(フー・ジチャン)、千千(チェンチェン)、阿翰(アハン)
評価★★★★ (3月17日 ABCホール) *大阪アジアン映画祭
【12】黒の教育
(台=黑的教育/英=Bad Education) 2022年 台湾
言語:標準中国語
監督、脚本:柯震東(クー・チェンドン)
プロデューサー:柯耀宗(クー・ヤオチョン)、盧維君(ルー・ウェイチュン)、九把刀、趙德胤(ミディ・ジー)
音楽:王建威(ウォン・キンワイ)
撮影監督:陳大璞(チェン・タープ)
編集:解孟儒(シエ・モンジュ)、李蕙(リー・ホウェイ)
出演:蔡凡熙(ケント・ツァイ)、朱軒洋(ベラント・チュウ)、宋柏緯(エディソン・ソン)、戴立忍(レオン・ダイ)、黃信堯(ホアン・シンヤオ)、春風(ダニエル・ホン)、張寗(ニン・チャン)、鄭志偉(チェン・ジーウェイ)、王自強(ジョニー・ワン)、劉主平(リウ・ジューピン)、大飛(フェイ・ウー)
評価★★★★★ (3月18日 ABCホール) *大阪アジアン映画祭
【13】窄路微塵(きょうろみじん)
(港=窄路微塵/英=The Narrow Road) 2022年 香港
言語:広東語
監督:林森(ラム・サム)
脚本:鍾柱鋒(フィーン・チョン)
プロデューサー:文佩卿(マン・プイヒン)
音楽:黃衍仁(ウォン・ヒンヤン)
撮影監督:張宇翰(流星)
出演:張繼聰(ルイス・チョン)、袁澧林(アンジェラ・ユン)、區嘉雯(パトラ・アウ)、朱栢康(ジュー・パクホン)、朱栢謙(チュ・パクヒン)、董安娜(アンナ・トン) 評価★★★ (3月18日 梅田ブルク7) *大阪アジアン映画祭
【14】香港ファミリー
(港=過時·過節/英=Hong Kong Family) 2022 香港
言語:広東語
監督:曾慶宏(エリック・ツァン・ヒンウェン)
脚本:楊兩全(ヨン・リョンチュン)、呂筱華(ロウ・シウワー)、曾慶宏
プロデューサー:莊麗真(パトリック・チェン)、陳淑賢(スーザン・チャン)
音楽:蔡德才(ジェイソン・チョイ)
撮影監督:黃錫強(レオ・ウォン)
出演:毛舜筠(テレサ・モウ)、謝君豪(ツェー・クワンホウ)、呂爵安(イーダン・ルイ)、談善言(ヘドウィグ・タム)、袁澧林(アンジェラ・ユン)、盧瀚霆(アンソン・ロー)、馮素波(アリス・フォン)、周志輝(チャウ・チーファイ)、黃寶漳(ミクソン・ウォン)、陸詩韻(シャロン・ロク)、梁健平(サム・リョン)、馮挺然(フォン・ティンラン)、黃梓樂(シーン・ウォン)、梁祖堯(ジョーイ・レオン)、張達倫(マックス・チョン)
評価★★★☆ (3月19日 ABCホール) *大阪アジアン映画祭
【15】四十四にして死屍死す
(港=死屍死時四十四/英=Over My Dead Body)
2023年 香港 言語:広東語
監督:何爵天(ホー・チェクティン)
脚本:江皓昕(コン・ホーヤン)、錢小蕙(アンディ・チン)
プロデューサー:錢小蕙
撮影監督:梁祐暢(リョン・ヤウチョン)
出演:毛舜筠(テレサ・モー)、鄭中基(ドナルド・チェン)、黃又南(ウォン・ヤウナム)、余香凝(ジェニファー・ユー)、呂爵安(イーダン・ルイ)、楊偉倫(ヨン・ワイルン)、劉江(ラウ・コン)、黃文慧(ボニー・ウォン)、柳應廷(ジャー・ラウ)、陳漢娜(ハンナ・チャン)、李尚正(リー・ションチン)、張滿源(ケネス・チュン)、胡麗英(ウー・ライイン)、劉映汝(ラウ・インユエ)、麥沛東(マク・プイ)、陳詠燊(サニー・チャン)、潘恆生(プーン・ハン)、莊韻澄(セリナ・チョン)、鄧麗英(アミー・タン)、蔡曉童(クリスティ・チョイ)、程人富(チン・ヤンフー)、關浩傑(ジェフリー・クワン)、朱柏熹(マイケル・チュウ)、姚澤汶(イウ・チャックマン)
評価★★★★★ (3月19日 梅田ブルク7) *大阪アジアン映画祭
【16】毒舌弁護人~正義への戦い~
(港=毒舌大狀/中=毒舌律師/英題=A Guilty Conscience)
2023年 香港 言語:広東語
監督:吳煒倫(ジャック・ン)
脚本:吳煒倫、林偉文(テリー・ラム)
プロデューサー:江志強(ビル・コン)、何韻明(アイビー・ホー)
撮影監督:潘耀明(アンソニー・プン)
出演:黃子華(ウォン・ジーワー)、謝君豪(ツェー・クワンホウ)、王丹妮(ルイーズ・ウォン)、廖子妤(フィッシュ・リウ)、王敏德(マイケル・ウォン)、何啟華(ディー・ホー)、楊偲泳(レンシ・ヨン)、栢天男(アダム・パク)、林保怡(ボウイ・ラム)、谷德昭(ヴィンセント・コク)
評価:★★★☆ (11月1日 シネマート心斎橋)
16本は少ないね。少なすぎるね…。自分で見返してみても寂しすぎるわ…。同時に、世の配給会社さんに言いたい。「もっと華語片を!」と。頼みますわ、そこ。4Kリマスタリングのリバイバル上映もええけど、やっぱ旬の作品をやってほしいわな…。
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在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。