【2021立法会選挙ー3】2021年完善選舉制度草案発表

香港特区政府は4月13日、選挙制度改善のための「2021年完善選舉制度(綜合修訂)條例草案=選挙制度(総合修訂)条例草案」を発表した。

草案ではまず、3つの選挙についてのタイムテーブルが明らかになった。

1)選挙委員会選挙 — 9月19日
2)立法会議員選挙 — 12月19日
3)行政長官選挙 — 2022年3月27日

我々一般市民が1票を投じることができる12月19日の立法会選挙は、既出の通り、直接選挙枠の選挙区が従来の5区から10区となる。小生は在住中は「香港島區」だったんだが、今回の制度改革で「港島西」となる。これ、単に香港島を東西に割るだけじゃなく、なんと「中西區+港島南區+離島區」というから、ちょいとびっくりだ。どうも人口を平均化した結果こうなったらしいんだが、なんか馴染まないね…。

by “香港電台”

さらに詳しい地図を『明報』が掲載していたので、下記に拝借した。いや~、さすが『明報』、立派なものを作るなぁ~と感心することしきり(笑)。

ちゃんと選挙区ごとの人口も書いてる。人数の平均化というよりも、区議会議席数、要は「町会」の数の平均化という感じがする。しかし「港島西區」、こんなに人口少なかったのかな?ま、確かに「海ばっかり」という印象はあるけど(笑)。

違法、不正行為として「これだけは方々よう言うときますよ!」ってのも盛り込まれている。

1)いかなる者も選挙期間に公の活動で他人に投票ボイコット、白票または廃票投票を扇動した場合は、違法行為とみなす。
2)いかなる者も他人の投票するのを故意に妨げたり阻止した場合は、不正行為とみなす。

まあ、言われんでも、普通はこういうことはしないんだが、民主派や民主派の皮をかぶった反中乱港分子は、平気でやりかねないから、わざわざこういうことまで明文化せねばならない。こんだけ言うても、やらかす奴はゾロゾロ出てくると思うな。旗振り役になりそうな奴は、現時点では牢屋にいてるか、海外に逃亡してるけど、まだまだ小悪党がおるからね(笑)。

我々一般有権者は、まずは「選挙人登記」をして、投票に行く意思表示から始めることになる。民主派の出方次第では、最低の登記者数、最低の投票率になりそうな感じがするが、さてさて12月19日までにどんな動きがあるやら…。


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