【Go! Go! HAWKS 2019 3】vsバファローズ15回戦

「あ、今日は七夕かぁ」と思いつつ、気が付けば、早やこのカードも15回戦。令和元年のシーズンも、半分が過ぎ去り、いよいよここから「優勝」の二文字が頭の中にちらつき始める。

この三連戦、一戦、二戦が神戸だったので欠席。三戦目にしてようやく参戦(洒落ちゃいますよww)。

なんせ我が軍は、パ・セ交流戦最終カードとなったジャイアンツ戦三回戦から、勝ち星を連ね、前日で9連勝にまで伸ばしているところ。この日勝てば、工藤君就任以来、初の10連勝である。サクッといっときなはれと、屋根付き大阪球場へ。

しかし、長年応援しているチームながら、不思議なチームである。なんで貯金が二けたあるのか?? 故障離脱者続出である、とにかく今季は。普通のチームなら、とっくの昔にギブアップ宣言していてもおかしくない状況だ。実際、柳田が早々に離脱した時点で「もう、今季はどーでもええわ」と思っていたのだが、この順位である。何がそんなに強いねん? というところだ。こうして球場でナマ観戦しても、テレビで観ていても「いやー、ホークスは強いねー!」と思うような試合は極めて少ない。なのに、だ…。

解説者諸氏は口を揃えて「層の厚さ」がどーしたこーしたと言うが、人数がおればいいってわけじゃないしね。まあ、しいて言えば、「個々の能力の高さ」なんやろうけど…。見ていて「能力高いなぁー」って感心する選手が多いとも、特に感じないのだ、これが。

いやー、ホンマ不思議だ。

最近はどこの球場も、試合前に色んなパフォーマンスで盛り上げる。別にそんなんいらんねんけどなぁ…。で、この日は我が母校・関西大学の「漢舞」というダンスパフォーマンスチームの演技が披露された。この日の屋根付き大阪球場は、珍しく「大入り満員」だったので、後輩諸君もやりがいがあったろう。普段のガラガラの中では、かわいそうやもんな(笑)。ま、一生懸命にタダ券ばらまきはったおかげで満員御礼や。

貯金が二けたあるのは、パ・セ交流戦で堂々の優勝できたことも大きな要因だけど、工藤監督君の「運」「ツキ」もあるわな。かなり不可思議な采配して、ファンのみならず、テレビ、ラジオの実況アナや解説者を戸惑わせることが多いけど(笑)。不可思議と言えば、この三連戦、デスパイネが左翼守備についてるのよ。これはどういうアレなわけ? まあ、一々そんなことファンに説明する義務もないし、プロの監督さんのすることに、いちゃもんはつけまへんけどね。ようわからんわ。

15回戦(ホークス1131分)勝:近藤(340S)セーブ:ディクソン(105S)負: 嘉弥真 (021S)
観衆:32,781

今季も我が軍はバファローズがお得意さんで、敵軍ファンは「ホンマにホークスに勝てる日は来るんやろか」と嘆く。さらに、バファローズはここに至るまで、交流戦期間を除き、日曜日には勝てていない。となれば、この日も我が軍は楽勝でまた貯金を一つ増やせるゼ!ってところだが、まあ、世の中そんな甘くはなかったな。

我が方の先発は松本。苦しい先発陣の中にあって、松本がここにきてそこそこの投球をしているのは、これも工藤監督君の「運、ツキ」なのか、はたまた、松本自身の成長の証なのか、どっちかはわからんけど、小生の好きな投球スタイルなので、せいぜい頑張ってくれたまえ。

一方の敵軍先発は、西がFAでタイガースに移ったことによる人的補償で獲得した竹安。これは、結構、いい投手を獲得したなと思っていたが、この日も2失点の好投。結局、竹安から2点しか取れなかったことが、後々響いてしまう。上手いことあしらわれていたね、2点目から先は。

打線もええのか悪いのか、ようわからん。柳田不在にもかかわらず、チーム本塁打数は群を抜いている。一方で、チーム得点数が反比例して少ない。要はバランスが悪い。適時打での得点がうまく取れていないということで、こういのは見ていて非常にストレスがたまる。

初回こそ、牧原の安打、内川の適時二塁打であっという間に先制したが、その後は走者が出ても、走塁ミスなどチグハグな攻撃が目立ち、いつの間にか竹安のペースになっていた、という展開。終盤まで2-0でリードしていたが、なぜか「負け」を予感してしまうような流れになっていた。

「今日も楽勝や!」と、盛り上がったラッキーセブンの応援だったが…

で、8回裏。それまで2安打1四球に抑えていた松本が、二死2、3塁のピンチを招き、降板。対左打者で嘉弥真がマウンドに上がるも、左打者の福田に適時打浴びて同点に。「何しに出てきはったん、あんた?」ってところだ(笑)。さらに満塁のピンチに三番手・椎野、マレーロに走者一掃の適時二塁打打たれて逆転される。これはもうねぇ、投手交代の機微を一つ間違えたのかな、ってところやね。松本は十分に役目を果たしたのだから、回の頭からあっさり二番手に交代させる方がよかったのかな、あるいは、四球出した時点で交代とか…。ま、後の祭りですわな。

しかし、椎野は背ぇ高いねぇ~。そればっかり見てたわ(笑)。長身のわりに、なんか下半身が細いね。しっかり四股踏んで、稽古重ねなはれ! そしたらきっと凄みのある投手になれるよ!

今日もベルトをしっかり見せてる吉田正尚。オールスター観ていても、吉田みたいにきちんとベルト見せてる選手はおらんかったね。吉田にはこのスタイルを貫き通してもらいたい!

それにしても、バファローズ、見事な「野球はツーアウトから」で大逆転勝利。こういうのできるのに、なんで最下位独走やねん(笑)。

最終回は、配置転換のディクソンがシャシャッと締めて、あっさりゲームセット。不調の増井に代えて、このところクローザーに新境地を見出しているディクソン。元々、苦手やから、逆転は無理ですわな(笑)。「これが増井やったら、再逆転あったのに!」と思った御同輩も多かったと察するが、だから増井は外されているワケでして…(笑)。

ま、負けるときはこんなもんよ。

(令和元年七夕 屋根付き大阪球場)



 


コメントを残す